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表題作猫のためいき。

バイト先の雑貨店店長
31歳,灰原志郎
坂上雅
20歳,大学生のバイト

その他の収録作品

  • 春のなみだ
  • 夏のこえ
  • 秋のかげ
  • 冬のねつ
  • おとこのこねこ始めました。
  • あとがき

あらすじ

雑貨店でアルバイトする坂上雅は、なにかと絡んでくるので嫌っていた店長の灰原志郎から突然「好きです」と告げられた。
嫌悪されることを覚悟しながらも、恋情と欲を抑えられないと泣く志郎が切なかった。
過去の恋にたくさん傷ついてきた志郎は格好いいのに泣き虫で、雅は彼を孤独から守りたいと思い始める。
心をほどきながら、ふたりは少しずつ想いを寄せていくが・・・・・・。

作品情報

作品名
猫のためいき。
著者
朝丘戻 
イラスト
井上ナヲ 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
発売日
ISBN
9784829624821
3.1

(46)

(19)

萌々

(2)

(6)

中立

(7)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
13
得点
128
評価数
46
平均
3.1 / 5
神率
41.3%

レビュー投稿数13

宇宙人の恋愛を読んでいる気分

朝丘さん大好きなんですが、作品によって極端に評価が分かれます。
今回は全然萌えない方でした。
いやいや、読み進めたら凄く萌える展開が待ってるかもしれない!
と言い聞かせるものの、結構読み進めるのが苦痛で、文字を追うのがしんどかったです。4日間で何とか250ページを読破。

一番の原因は攻の志郎。この人の性格にイラっとして感情移入が出来ません。
この辺を受け入れられるかどうかで、評価が決まりそうな気がします。
31歳の社会的地位のある人間の紡ぎ出す言葉が、あまりに異次元すぎてちょっとついていけないです。
まるで宇宙人の言葉を聞かされてるような違和感。
自分だったら間違っても受の雅のように、告白されて好きになったりしないなぁ……と思ってからは流し読み。
この受の雅も雅で、感情移入が出来なくて参ってしまいました。
受の一人称で物語が展開するので、受に感情移入出来ない時点でいろいろとキツイ。
今回は、ちょっと私には合わなかったみたいです。
次回に期待。

挿絵はこの話にぴったりだと思います。
ふわっとしていて、綿菓子のような感じ。

0

未読了ですが・・・

すみません、あと十数ページ残してます。

話のテンポや会話やシチュが、自分に馴染まないままでした。
ここのキャラ達は、電車の中、ニャン語でイチャイチャチュッチュッしているカップル、そういう感じかな・・・
それを見て、友人は「別に気にしない」と言い、自分は「ゲッキモッ」と思う。
許容出来る出来ないは人それぞれでしょう。
それと、日本語のセリフの文字数が多くて大仰なアメリカドラマも頭に浮かんでました。
(何年か前にお笑いのカップルさんが演っていた様な)

好きだったのは、上記のように思えていた攻めの灰原の切ない気持ちが伝わってくる部分でした。
受けがノン気だからと引いて考えてしまう所は、自分も同情出来ましたから。
井上先生のイラストも良かったです。

文章が苦手だなと思っていた作家さんでも、今は気にせず読んでいる作品もいくつかあるので、またいつか再読・読了したいと思いますが。

2日後、再度開いてみました!(早っ!何かもやもやしちゃって^△^;)
おならを何度も請うくだり、長瀬さんへの土下座、縫いぐるみへの執着・・・やっぱり、好きじゃない事・解せない事は変わりません・・・
まだ朝丘先生の何冊か積本の中にあります、次はどうだろう?

2

かわいいふたり

セリフのテンポがいい。とにかく最初から最後までかわいい作品でした。
ちなみになんでも霊のせいにしちゃう(せずにはいられない)コータくんがちょっとツボでした。みんな仲良くて素敵です。

1

素直な大人達の恋

朝丘さんの作品を読むのは初めてでしたが、文章が苦手というか好みじゃないなぁと思いました。
情景の描写はほとんどないし、リズムやテンポもないし、読めないんですよね。うまく。
おかげでかなり読むのに時間がかかってしまいました。

キャラは好きでした。とくに攻めが。
ネガティブで宇宙人で、小便小僧以下wで、弱くて可愛くて、好きなキャラでした。
でも受けがちょっと優しすぎる気もしました。
いくら恩人とはいえ、同性である店長から告白されてほとんど戸惑いもなく、ホイホイと受けますかね?
ちょっとそこが納得いかなかったです…。

人形が欲しくなるお話でした。

1

合わなかった

合わなかったです。
この作品はかなり人を選ぶと思う。
合う人にはすごく魅力的なんだろうけど、合わないととにかく苦痛。私、読むのはたいがい早いほうなんですが、目が文字を上滑りするもんで、途中何度も何度も読み返すはめになりました。
テンポの良さには逆にテンポの悪さを感じてしまいました。会話会話会話じゃなく、情景描写が欲しい。間がないとツライ。
攻めが宇宙人な性格という設定なのでハチャメチャなこと言うのは分かるんだけど、攻め以外の人たちも変なノリツッコミしてることに違和感。
受けもナンダカナァ。繊細なのか男前なのか、一貫性がなくて違和感。
両者とも過去の恋愛にトラウマがあるんだけど、その中身に脱力。
作者さんが好きなものを書いてる作品は大好きなんですが、それはヒシヒシと伝わってくるんですが…なんだろう…作者さんの「私この場面が好きで萌えながら書いてます!」という嬉しい気持ちは伝わってくる。でも、萌えられない私はそれを生ぬるく見守るしかないので非常に居心地が悪くてソワソワしてしまう。
この居心地の悪さがたまらんかった…。
作者はきっちり神の視点にいてほしい、物語への思い入れとは別に、作品に対する距離感は欲しいなと思いました。
あと、この手の「ぬるいいい人」だらけの小説が苦手だというのもある。
後半はひたすら回りくどいノロケ話を聞かされてるようで寒くなっちゃった。口の中にへんな唾がたまりました。

ただこういうのは趣味の問題なので、しょーもないへ理屈はさておき、「私には合わなかった」という一言に尽きるかな。

イラストはかなり好きです。

6

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