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激しすぎて…。
終始喚いているような登場人物が苦手な方にはかなり厳しいです。
出会いは大学の先輩と後輩。
6年経った今は同じ会社で別部署の社員。
人当たりの良いイケメンの姫子に対して、唯一噛み付く渋井。
それには過去のあることが関係していて…。
という始まり。
過去の出来事が、想像よりもだいぶ軽めでした。
てっきり最後までされてしまったのかと。
渋井のキャラがどうにも好きになれませんでした。
もともとツンデレ/ツンツンは苦手なのですが、その中でも常に叫んでる/怒鳴ってる人物はどうもだめで。
ずーーーっと怒鳴ってます。
周囲の人たちによく疎まれないなっていうレベルで怒鳴ってて不快。
さらにそこにオーバーで乱暴な動作も加わって、壁や机やいろんなところをバンバンやるものだから、いやほんと、そういうの無理…としか思えず。
落ち着いて話ができるような状態じゃない場面ばかりで…。
しかも読み進めてみたら両片思い。
渋井の様子から、「友人だと思ってたのに裏切られた」っていうところにショックを受けてるのかと思っていたのに、終盤に急に「最初から好きだった」。まじか。
終盤で突然明かされる渋井の本心に、「お、おう…」としか言えず。
だったらどうしてあそこまでキスされたことに怒ったの?っていう。
主人公が苦手なタイプだと、萌えるのはなかなか難しいですね。
それ以前に、この頃の菊屋さんの作画は顔の目の下辺りまでトーンが貼ってあって、それがすごくシリアス/ホラーに見えてしまう効果があって。
そのせいで余計に「過去の出来事」が「れ、れ、れ、れ、れ◯ぷ!?」っていうくらい深刻なものに思えてしまって、真実を知ったときに「あ、それだけ?」って思ってしまったんだよなあ。無念です。
菊屋先生の作品は読み始めたばかりです。
今作は2冊目に読んだ作品です。
いや~!!!良かったです!!!
設定もお話も、楽しく萌えることができました!!
学生時代からの攻め様からの執着愛。
学生時代から6年・・・という設定が既に嬉しくて、更には特に大きな事件や辛いことが起こるわけでもなく・・・というのが、とても読みやすくて私には良かったです。
受け様を手に入れるために、密かに受け様の恋愛まで邪魔していた攻め様ですが、無事に両想いになった後のHシーンがこれまたとても良いです!
両想いになってからの2人のお話もそこそこのボリュームで載っているので、攻め様のある意味鬼畜系な攻めと、意地っ張りで初心で真面目な受け様の素敵な受け具合も楽しむことができます。
カバー裏にもおまけ漫画有です。
渋井は、大学時代の後輩で、今は会社の後輩姫子に追いかけられています。
イケメンで誰からも人気のある姫子なのに、なぜか追いかけるのは渋井だけなのです。
渋井はどこにでもいる普通の人なのに、「どこがそんなにいいのかな?」とずっと思っていました(笑)
イケメンオーラのせいで、周囲が特別視してしまうなか、渋井だけが接してくれたことが彼にはよかったというのです。
姫子の長い片思い、姫子から渋井への年下責めなどいろいろな要素が詰まった一冊です。
丸ごと一冊全部がひとつのストーリー。
ものすご~く王道だけど、面白かったです。
王道な分安心して読めるというか。
何年も何年も片思いしている攻めが、当然受けの性格をよ~~~く知っていて、
うまく操っているところがとっても楽しいw
操っているからと言って腹黒・・・かというと本気の腹黒ではなく
愛ある腹黒ってとこかな。
受けの天然っぷりはとってもかわいく、そして
2人のラブラブっぷりはすっごくほんわか気分になれました^^
誰もが憧れる王子様のような男と、ふつーでへーぼんな男。
もう、一目会ったその日から、最初からお互い恋に落ちて、心の底ではらぶらぶーだったのに、男同士って思いこみのせいで、ちょっとからまっちゃった恋の事情。
これって、男同士だからこそ、からまっちゃう。
そんな感じが、とってもBLで、
分かりやすくBLらしくて、恋愛の駆け引きも、セックスも、ちょうどいいさじ加減。
絵柄も、生々しすぎず、かわい過ぎず、ちょうどいい。
かわいくて、安心して楽しめるお話でした。