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神に近い、おまけの神!
とにかく萌え萌え!
怒ると豹変し何でもできるワンコ×だらしない子持ちの魔性オヤジ受け!
まあ、とりこ先生の挿絵では、全然37才には見えないよね
偶然拾った男が、まさか絡んでくるとは。
溜まってるのもあって、勢いでやってしまった。
翌日の朝姿が消えた男が、二日後自分の前に現れた。
迷惑をかけてしまってお詫びに、なんでもしますって、目の前にいる礼儀正しい男は、あの夜の男とはまったく違うような気がする。
断られても諦めず、何でもできるワンコにずっと口説かれて、抵抗があっても川崎はだんだん惹かれてしまった。
だが、ある事件に巻き込まれ、自分を救った田村の姿を見ると、「こいつはいったい何者だ」と思わず疑ってしまった。
田村の正体は、まさかの麻薬取締官。偶然知り合った川崎が受けた委託は麻薬に関し、それで川崎を利用してその事件を解決しようとする。
真実を知った川崎はショックを受けつつ、一人息子を救うために必死になった。
田村のおかげで、息子を救い出した。が、自分をかばって傷を負った田村を一人敵の陣に置いてにはいかない。そう思った川崎はまた車をまわして、田村を連れ出した。
事件が終わった後、田村は姿を消した。携帯も繋がらない、彼の同僚に聞いてもあいつの連絡先も教えてくれない。
あいつのいない元の生活に戻った半年後のある日、部屋でくつろいでる川崎の前に、田村が現れた。仕事の都合で連絡が取れなくて、やっと時間を取って川崎の元に戻った。
本当に、「遅かったぞ」!
ハッピーエンドはなにより!
でも、もう少し二人がいちゃいちゃするシーンが読みたいです!
この作品がドラマ化されると絶対面白そう!期待するぞ!
ただ書留を配達に来た郵便配達人ですらケダモノにさせてしまう、37才バツイチ子供ありの魔性のおっさん、川崎。
探偵業をしている川崎は、ある夜事務所ビルの下で拾った酔っぱらいを、ついうっかりつまみ食いしてしまう。
この男、セックスの相性は抜群だったが、単なる行きずりと思っていたら、再度現れ、「惚れた」とつきまとい始めて…。
川崎、
実にいいです。
四十路近いのに、だらしなく寝癖のついた髪や、めくった袖から覗く細い手首に透ける青い静脈までが、隠微なフェロモンをダダ漏らす。
だらしのないしゃべり方も、そそる。
そんな川崎が、男女構わず喰われまくっていた人生を、息子を得たことで、清く生きていこうとして、ちゃんとお弁当作ったり、幼稚園の送り迎えしたり、半分寝ているようなやる気のなさでも、仕事はけっこうキッチリやっていたり。
ちゃんと大人で、でもビッチ。
もう、この川崎みたいなキャラクターに出会えただけで、この作品「神」です。
お話の展開も、ハラハラドキドキな事件と、ワンコが尽くしまくるほのぼの生活と、そしてめくるめくセックス。
大満足です。
作者買い。
おじさん受けで、わんこ攻め。
私生活はダメダメなのに仕事は出来る探偵さんと、
リストラサラリーマンの筈なのに、謎に強いわんこ。
ちょっとした謎とハラハラする立ち回りなどもありで、
飽きさせずに最後まで読ませてくれるのは流石です。
しかし、ちょっと後味の悪い……というか、
そこはやめとこうよ!という伏線が。
なんか悪い予感がしたんですよね……
キャラクターがなかなか魅力的だった分そこがちょっと残念。
でもわんこ好きにはたまらない攻めですv
そのへん私の好みで評価は「萌×2」!
2012年発売の「濡れ男」を先に読んでいまして
(中原さんの小説で、この本と同じく梨とりこさんが挿絵)、
そちらに出てくるふたりと、だぶって見えてしまって、
なんだかイマイチ気持ちが高まらずに読み終わってしまいました・・・
受けが色白で妙に色気があることと、時々言葉の語尾を伸ばすところ、
部屋が汚くちょっとだらしない所くらいしか似てないのですが、
挿絵の力って大きいですね・・・。
いや、単に自分がイメージ分けができないのがよくないのです、すみません。
この本の受けと、梨とりこさんの挿絵はとっても合っていたと思いますし、
色々とだらしなくても、息子をとても愛する父親の一面なんかとても好きでした。
イケメンで頼りになる世話焼きワンコ × ちょっとダメな色気のあるおっさん
ふたりがとってもお似合いに見えただけに、
攻めとはセックスの相性がよく、人間性にも惹かれているのに、
息子のことを思うと男の恋人を持つなんて・・・と、
好きな気持ちを認めるのを躊躇して素直になれない受けに、ちょっとヤキモキ!
分からなくもないのですが、
今まで散々色々やって奥さんにも逃げられたんだから、
息子もなついてるんだし、いいじゃん別に!と思ってしまって~。
なので結局最後、
父親だということを忘れて、また攻めに抱かれてくっつくってのは・・・う~ん。
要は好きの気持ちが勝ったってことなんだろうけど、
息子のことを思ったら・・・という思いはちゃんと処理できたのかな?
そこんとこを最後にもっとハッキリ示してくれると、
こっちもスッキリよかったね~と思えて嬉しかったのになぁ~~。
攻めも受けもキャラは好きだし、話も全然悪くなくて面白かったのに、
ちょっと色々もやぁ~としてしまう・・・勿体ないなぁ自分。
色々書きましたが中立にするほどでは全然ないんです、萌で☆
※フェアの小冊子に載っている番外編を読むと、
受けの攻めへの本気度と、ふたりが幸せなのを確認できて嬉しかったです♪
仕事は出来るが子持ちでダルダルな魔性(ここ重要)の探偵・川崎がある日拾った酔っ払い・田村に押し倒されちゃって・・・
前半は、川崎に惚れ込んだ田村(リストラサラリーマン)が、ストーカーのように付きまとい、どうにか気に入られようと頑張るお話が中心です。
性格も外見も、仕事ぶりすら申し分無い田村が、なぜリストラにあい次の仕事先がなかなか見つからないのかは後々分かってくるのですが、とにかく前半は、大型忠犬田村に、だめだだめだと思いながらもどんどん惹かれていってしまう“良き父”であろうとする川崎の懊悩が楽しめます。
そんな反面、仕事で失踪者の捜索に関わるお話も平行して語られます。
後半は主にそちらの話が中心で、命に関わるほどの事件に巻き込まれていくのですが・・・
田村の二面性にクラクラし、川崎が自分の気持ちに蓋をして父親であろうとするところに感動し、ただのヘタレワンコ×ツンデレオヤジではないお話が読めました。
それにしても、そんなところに伏兵が・・・だったので、なんだか悲しくもなりました。