ウチの兄貴、すぐマーキングしやがるんです!!!

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表題作猫科男子のしつけ方(通常版)

その他の収録作品

  • ひとりで寝れるもん(描き下ろし)

あらすじ

ウチの兄貴、モデルで異常なほどに俺が好き。
そして、時々……猛獣なんです!!

アメリカから帰国したみちる(♂)がひさびさに同居することになった兄貴・獅王(しおう)は、超人気モデルで、ウザいくらいにみちるが好き。
すぐ抱きつくし、スリスリするし、そして、時々……!!?

右京あやねが男子度99・9%でおくる、
猫科男子との同居ライフ!!
(出版社より)

作品情報

作品名
猫科男子のしつけ方(通常版)
著者
右京あやね 
作画
右京あやね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
SPADEコミックス―スペードコミックス―【非BL】
シリーズ
猫科男子のしつけ方
発売日
ISBN
9784403619847
3.2

(20)

(2)

萌々

(6)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
61
評価数
20
平均
3.2 / 5
神率
10%

レビュー投稿数8

ライオンだった

左京さん自腹企画の小冊子(なんてものではない立派さでしたが)『クロネコにゃんにゃんBOOK』にて、少し顔を出していた獅王が気になり読んでみました。

こちら一応くくりはBLではありませんが、獅王(兄・ライオン男子・モデル)は異常な程みちる(弟・15歳・高校一年生)を猫可愛がり。
愛しちゃっております。

濡れ場にページを割かれないせいかこちらは笑い要素がところどころにぶち込まれておりまして、獅王が勝手に変えた携帯の着メロも目覚ましアラームも笑える!
芸が細かい、あんなの欲しい!

そして獅王たちと同居している二人も猫科人間。
この一人(黒依・占い師)が黒豹なのですけど、『闇の○ープル○イ』思い出して懐かしかったー。
やっぱり黒豹はイイね!
もう一人は虎男子(だと思う)の影虎。
メインの獅王もけっこうちょくちょくライオン顔を見せてくれるので、『クロネコシリーズ』よりも大型獣を見ることができて嬉しいです。
主人公のみちるもきっと猫科人間なのでしょうが、彼は何になるのかな。

2

BLサイトで言うのもなんですが

左京さんの漫画は右京さん名義のモノの方が好きだったり。
中でもBLの猫科シリーズが生まれる大元になっているこの作品はストーリーも面白くてお気に入りです。

【猫科】そのものを題材にした漫画です。
左京さん名義のBLは、ここに出てくる脇役キャラ達がそれぞれ主人公になってラブストーリーを展開している感じですねー。
「ネコ科彼氏のあやし方」の夏目先生なんかはこちらで主要キャラとしてガッツリ活躍しています。
あちらを読んで「夏目先生って一体何者なの?」と気になられた方はこちらを読むとスッキリするかと。(夏目先生が一週間不在にしていた時に代理で来ていたメガネの先生もこちらでは主要キャラです)

~三日月館の住人~
〔みちる〕主人公。高校生。ライオンと人間のMIX。
〔獅王〕みちると半分血の繋がった兄。人気モデル。ライオン。
〔影虎〕エロ漫画家。トラ。
〔黒依〕お偉い様相手の占い師。黒ヒョウ。
〔シロたん〕三日月館に勝手に住み着いてる野良猫。

~その他~
「イケズ彼氏~」の田中は影虎の担当編集でもあります。
「ネコ科彼氏~」の夏目先生はみちるの高校の保険医で、九重はみちるの同級生です。
「クロネコ彼氏~」の賀神は獅王の仕事仲間です。

1巻はこれから始まるお話のプロローグ的な内容で、猫科の生態についてはほんの触りだけが明かされるんですが、その一つが“猫科が怪我した時や、猫化を自分でコントロール出来なくなった時に仲間(猫科)が舐めると治る”というモノ。
黒依さんが獅王や影虎を舐めてあげたり、みちるちゃんが獅王を舐めてあげたりとオイシイです。
和服美人の黒依さんがまたこれ妖艶なんだな(〃▽〃)所作がいちいちエロいんですこの人。しかも見かけにそぐわず超肉食です。

ところで、猫科人間達の猫化後の姿がめちゃくちゃリアルなんですよね。(クロネコシリーズの賀神がヒョウになった姿もリアルでしたが)
ストーリー的にそうである必要があるんですけど、こちらは大型の猫科ばかりなので、猫化されるとビビります。

少女マンガにしては肌色率はやたら高いです。

4

猫科シリーズに益々ハマります!

BLの作品を買うつもりだったのに、
いつもの早とちりをしてしまい(笑)
『猫科』と見ただけで、あ〜今注目されてるのだ!…とあまり考えずに買って帰ったら、
あら⁉︎あら⁉︎…BLじゃない!
と…間違って買ったのです(笑)
そのまま本棚にしまわれていたんで
すけど、
このあと『クロネコ』を読んでハマり、新作の『甘え方』でこの作品の登場人物がチラッとリンクしていると知ったので読んでみました。
そしたら面白くてこの作品もハマってしまったわけです!

絵柄はいつもの綺麗な感じというよりは、可愛い印象の方が強かったです。
コメディ色が強いんですけど、少しシリアスな展開もあり、全体のバランスも良く、読みやすくてスラスラっと読めてしまいました。

ブラコンな兄・獅王と兄に溺愛される弟・みちる。
そして、みちるが兄と住むことになる三日月館のメンバー。
年中締め切りに追われている漫画家 • 影虎と、和服の似合う占い師 • 黒依。
凄く個性的で、皆、猫科男子だったんです(笑)

10年ぶりに日本へやってきたみちるは半分血の繋がった兄と暮らすことに。
兄とは5歳の時以来の再会。
当時はいつも助けてくれる優しい兄が好きで、また一緒に暮らせるのかと思うと、緊張と嬉しさでワクワクしていたのに…
再会した兄は、上半身素っ裸にファーコート、皮パンにサングラス、
そして真っ赤な薔薇の花束姿。
しかも何かとかまってくる兄。
イメージが違い過ぎて、段々ウンザリしてくるみちるはツンツンしてしまいます。
でもやっぱり兄は優しくて、困ったり、危ない目に合いそうになると、怪我をしてまで1番に駆けつけて助けてくれて…。

みちるはツンツンしてるけど、優しくて可愛いし、獅王も弟大好きヘタレ兄だけど、段々可哀想な姿が微笑ましくて、無性に可愛くて見えてきます。
名前の通りライオンに変化するんですけど、結構ゾクゾクっとしました。

黒豹の黒依と虎の影虎も胡散臭い感じがいい。
2人の関係が怪しく見えてきて気になってしまいました(笑)

BLではないのでエロはないし、キス一つないんですけど萌ます。
可愛いみちるに、ヘタレカッコいい獅王。
脇キャラが私的にツボなんですけど、
和服姿と変化姿が凄く色っぽい黒依と、ヒゲダンディな影虎。
この2人はまだ謎めいていて気になる存在でした。
1巻の終わり方も非常続きが気になります!

現在4巻まで出ていて、右京先生の他のシリーズの登場人物もちょこちょこリンクしているみたいなので、より楽しむ為に、猫科シリーズ揃えて続きも楽しみたいと思います。

2

左京さんの猫科本をより楽しめる♪

「クロネコ彼氏の甘え方」に付いていたペーパー(共演者は見た。)に、
コチラの本の獅王というキャラが載っていまして、興味がわいて手を出してみました☆

少し前の自分なら、BLじゃないなら読まなくていいやーだったのですが、
最近ちょっと心が荒んでいまして、
(ヤって気持ちよくなれりゃ、それだけでいいのかよ!と思うことが…多かったり…)
それもあってコチラの本、なかなか楽しめました♪
ヤるヤらないナシに相手がとっても大事って、いいなぁと。


血のつながりが半分だけある兄弟が、10年ぶりに再会して一緒に暮らすお話です。
芸能人の兄→高校生の弟への溺愛ぶりがものすごく、
それに対して弟はツンで、物語のベースはコミカルです♪
(巻を重ねると、だんだんシリアス面が多くなっていきます)
兄はライオンの猫科人間、
弟は普通の人間で、兄と再会しライオン化した兄に助けてもらって初めて、
猫科人間の存在と、兄と父親がそうであることを知ります。

猫科人間については左京さんの本にもたくさんでてきますが、
その生態やナゾについてはコチラの「猫科男子」シリーズの本の方が、
詳しく描かれていると感じました。
あ、でもまだ1巻は猫科についてというより、登場人物についてが主かな。

兄弟と一緒に同居するふたりの猫科の男も、
ワイルドオヤジ風の漫画家と、和服美人の占い師とで、なかなかキャラが立っていて、
そのやり取りとかツッコミ具合とかが楽しいです♪
(わたしには、この脇ふたりがデキているようにしか見えませんがw)

肌の露出もそれなりに多かったですよ~
猫化した後は真っ裸だし、兄弟一緒の入浴シーンやら、
弟は部屋着だけど兄はパンツ一枚で抱き合って寝たりとか~。
あ、兄がはいている、変な柄のトランスが種類豊富で楽しいですw、遊び心がステキ!

あとは、左京さんの本に出てくるキャラがちょこちょこチョイ役で出演していて、
それもいいなーと思いました☆
1巻では、「イケズ彼氏の堕とし方」の攻めの漫画編集者の田中が出てましたよ。
今後は、
「ネコ科彼氏のあやし方」の攻めの先生や、「クロネコ彼氏」の攻めの賀神も出ます。

左京さんの猫科本をより楽しめるし、読むことにしてよかったです♪

4

匂い系大好き!

ラブ以外の愛があるのが好きなんですよ
いきすぎた友情とかいきすぎた家族愛みたいな

大好きだった兄は、美形人気モデルながら、
変なトランクスを履く甘々なブラコンという残念なイケメンに成り果てていて
さらに実はライオン!?という話です

「傷ついたところは嘗めなければいけない」という設定おいしいです
男がドエロよりラッキースケベが好きなように(違うか?)
こういうちょいエロ?の方がキュンときたりしますよね
左京さん名義の『クロネコ彼氏』のがっつりエロも、あれはあれでいいのですが
エロが多い話は(1冊の半分はエロ?)、話がなくなるのが難点ですね

2

素敵なサブキャラ

BLじゃなかったんですね!
古本屋でBLコーナーに置かれていたのでてっきりBLかとwww
確かになんかちょっと違うなあとは思いましたが。

初見のインパクトは、主人公が久しぶりに兄に会いにいくのですが・・・
まー濃いw 兄が濃いwwww
裸に毛皮コートって変態にも程があります(爆)
描き慣れていなさそうなひょろっちい筋肉裸体にちょっと萎えてしまいましたが・・・w
後半に行くに連れて面白かったです^^

実は兄はライオン×人間のネコ科男子。
ライオンってかっこよすぎじゃあないですか!しかもここに出てくる動物はみんなリアルw
なんでそこは譲れないんだ!wって思っちゃうほど動物の描写は忠実です。
同居人の二人もネコ科人間で、
個人的にはクールビューティ黒猫?黒豹?の同居人が素敵☆

何やら一巻だけでは終わらなさそうな本作。
ケモナーなあなた一読してみてはいかがでしょう。

2

しまった・・・

しまった、これBLじゃないですか!?
BL風味なんですね。きっと皆さんは気づいていらっしゃったんだと思うのですが、
私は、勘違いして購入してしまいまして、
ちょこっと残念な気持ちです。
なので、評価については、どう考えるか迷ってしまいます。

久しぶりに会い、同居することになった兄、獅王は
実は、猫科人間だった。というお話。
また、一緒に同居することになった男たちも、実は猫科。
猫科男たちの同居生活を楽しめるという内容です。

弟ラブでべたべたな獅王に対し、弟のみちるは、
結構クール。その対比が面白いですね。

ただ、右京さんの猫の絵ですが、後々の絵の方が個人的に好みです。

3

スキンシップという名のマーキング

血の繋がりが半分の兄弟モノで、再会モノ。
これだけでけっこう美味しい設定かと思われます。
兄から弟へのスキンシップ過多で、登場人物が男ばかりの匂い系な作品です。
個人的には匂い系の『匂い』がする作品かなというイメージです。ふんわり匂う程度のコメディ漫画。

こちらの作品はディアプラスケモミミ特集の号(左京さん名義)にて掲載の漫画が同じ猫科人間設定でした。
あと別シリーズ?で漫画家さんの話もありましたが、こちらも『猫科男子の~』の登場人物・影虎が漫画家設定だったので、関連ありかな?と。

離れ離れになっていた兄弟は再び同じ屋根の下で暮らすことになり、兄・獅王は弟を溺愛していた弟に会えることに歓喜し、弟・みちるは幼い頃の優しく兄を思い描き会える事を楽しみにして。
で、いざ会ってみると幼い頃から今まで抱いていた兄のイメージが大崩壊。

でも、兄の過ぎた行動は全て愛ゆえになんですよ。
全ては弟が好き過ぎての行動で暴走し気味なのですが、みちるからしてみればイメージが崩れた上にうざいぐらいに自分に構ってくる獅王の行動が迷惑で堪らない。
獅王の中ではみちるは幼い頃のままで、離れていた分も可愛がろうってことなのだとはおもうのですが、みちる愛で動く彼の行動は色々と残念で、そこがまたギャップとして良いのですが。
みちるはそんな兄の溢れて止まらない愛を受け止めるのに、戸惑い、迷惑しているようで嫌そうな顔をするのだけど、他のキャラと絡む獅王をみるとちょっと嫉妬もしちゃったりして、素直じゃないんだからーと思ってしまう。
こういう所は美味しいです。

話は終始こんな感じで、構う獅王にうざがるみちる。
そして同じ猫科人間として登場している、美人でミステリアスな占い師の黒依、漫画家でむっさい感じの男前の影虎。
このふたりも大変美味しいですし、まだまだ何か隠されてる事なんかもありそうなので、続きが楽しみです。

3

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