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表題作恋愛モジュール

藤森凌,新規採用のSE
島垣哲平,30歳,ソフトウェア会社のプログラマー

その他の収録作品

  • 恋愛ノード
  • あとがき

あらすじ

非社交的でPCオタクな島垣がリーダーになったプロジェクト・チームに新しく入ったSEは王子様みたいなイケメンで・・・プログラム修正不能の恋!?
(出版社より)

作品情報

作品名
恋愛モジュール
著者
栗城偲 
イラスト
RURU 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403522727
2.8

(27)

(2)

萌々

(5)

(11)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
8
得点
68
評価数
27
平均
2.8 / 5
神率
7.4%

レビュー投稿数8

モジュール

なんといいますか、時折エロシーンで攻が使う言葉が卑猥すぎてちょっとトキメイタwwwちょっ

お話としては、恋愛経験のない年上の童貞くんが
新しくやってきた年下の王子様に恋に落ちる。
そんな、王道っちゃ王道。わりと初心者に優しいテイストなお話。
栗城先生の作品のイメージってこんな感じだよな(私の中での)と思いながら読ませていただいた作品でした。

世話焼きで、甘やかし放題の攻と~なバランスもすごくよかった。
可愛い可愛いがいっぱい詰まった(つω`*)んふv

個人的に、受を甘やかし放題の攻とか好きです。
世話焼きまくりが可愛いとおもう。

0

『IT業界ラブ』だそうですが・・・

『萌』ですが、『中立』に近いかな。『お仕事BL』としては、私がダメだと思う典型のような作品でした。

もともと『お仕事ガッツリ』が好みではないんですよ。私は『BL』が読みたいのであって、ダラダラとした仕事描写が目当てじゃありませんから。
確かに、『これでもか!』と仕事描写が詰め込まれていても、面白いと思える(気に入る)作品もあります(そこが力量なのかもしれませんが)。
でもこの作品には、ラブを押しのけてまで仕事描写を詰め込む必然性が感じられませんでした。

何より、仕事描写を細か過ぎるくらいに組み込んでいるわりには、畑違いの人間に対する説明が絶対的に足りないですね。とにかく不親切です。それならもう通り一遍で流した方がいっそマシだったんじゃないかと思いました(どうせわからないなら、少ない方がまだいい)。

これ、なぜ島垣(受)を30にしたのか、そこからしてどうも微妙でした。年齢そのものがどうこうではなく、どう見ても(作中描写もイラストも)島垣が30には見えなかったので、それならわざわざ30にする必要ないんじゃないの?と思ったんですよ。

それに、藤森(攻)と島垣が『大人(成人で社会人)の男同志』という感じがしなかったですね。なんというか幼稚さが目について、まるで学生の恋愛のようで、それとくどくどしいお仕事描写がアンバランスで、余計に作品として噛み合わないと感じたのかもしれません。

ただ、他の(私が合わないと思った)栗城さんの作品に比べれば、仕事関係が多過ぎて余計だと思いましたが、ストーリーや雰囲気はこちらの方がまだしもよかったです。
あくまでも比較すれば、であって、この作品がすごく好きなわけではありません。

1

さらさらと読みやすい

小さなIT会社のお話です。
他の作家さんのものに比べればお仕事BLというほどではないのですが、舞台はほぼ社内なのでその色は濃いと感じられる方もいらっしゃるかなあ。


受けはプログラミングが好きなため今の職についた、島垣。
歳の離れた兄に世話を焼かれて育ったせいで、人間関係を築くことが大の苦手です。

攻めの藤森は中途採用で島垣の下につくこととなった、SE。
性格は島垣とはまったく真逆で、人懐こく王子様のような容姿を持ち世話焼き。


真面目で一人で黙々と仕事をしたい島垣と、大雑把でマイペースな仕事をする藤森。
性質の相容れないふたりのラブストーリーです。
くっつくまでと、つきあい始めてからとに話は分かれています。

最初、かなり藤森に苦手意識を持っていた島垣が、あまりにあっさりと恋に落ちるのが若干不自然。
藤森も世話焼きとはいえ……
そして、えっちの最中も『ガキさん』てのはちょっと色気がない(笑
もっと他の名字の方が良かったのでは?と思ってしまいました。

業界用語は多いですが、ある程度説明もあるので大丈夫でした。
ただ、『対面』のことを『トイメン』とわさわざルビがふられているのがちょっと違和感。
『タイメン』でも良い気がしました。
これも業界用語というものなのでしょうか?
ただたんに『正面に座っている』という意味での対面という言葉ならば状況の説明ですし、凝る必要なかったのでは。
可愛いお話なのに、かえってそこが嫌味に感じられました。

栗城さんの作品はホワホワしているものが多いので好きですし、個人的に王子様ちっくな攻めは大好きなので読みましたが、どうかな、藤森は外見こそキラキラ王子ですが中身や話し方はイマドキです。
あまり王子様攻めと思わないで読まれた方が良いかも。
わたしのように王子様攻めを期待して読むと、出だしから肩透かしですよ(苦笑

1

私は好きです★ネタばれ★


挿絵はさすが美麗絵師のRURUさん★
めちゃめちゃかわいいですww

文章もそこまで、ひどくなかったし、比較的読みやすいと思います。
ただ、ちょっと難点と言えば
①キャラが不安定
②受けが30歳の童貞。←妖精にはなってませんww
③なんか、よくわからない用語が多い。

ことですかねぇ。
でも、基本かわいい話でしたよww
なんか、会話自体がもうノロケみたいな。

Hはそんなきつくないので私はよかったと思います。

きっと、好き嫌いは別れると思います。

0

なんか足りない。

決して面白くなかったわけでもないんですが………なんか、ちょっと…みたいな(何ソレ)
なんかいろいろ足りない感じがしたんですよね。

まずはその大部分を占めるのであろうが専門用語に対する解説。
作中で仕事してるBLって数あれど、専門職的職業でここまで説明されないまま細かく仕事について書かれてるものって珍しいんじゃないだろうかと思えるくらいわからないものが多い。
わからないまま、わからないものが積み重なっていくので仕事部分に関してはかなりわからない。
そして、その手のギョーカイ的ギャグのようなセリフもそういうわけでわからない。
もう少し説明があってもよかったのになーとか。
もしくはもう少し仕事面をライトにしてくれれば…。

恋愛自体はなんかかわいいというか微笑ましいというか。
大の大人の恋愛じゃないよね、というのが感想かな。
絵のイメージとかもあって全体的に幼い感じ。
ま、受の方は童貞だったわけで経験値不足も多いにその要因とはなってると思うんだけども。
なんか互いに足りない感じがしたんですよね。
うー、残念。

2

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