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表題作うちの王子いりませんか

立花亮平
酒屋の息子・高校2年生
岩崎悠
箱入り金持ち息子の高校2年生

その他の収録作品

  • 番外編「王子が来ました」

あらすじ

箱入り息子の天然坊ちゃま・
岩崎悠(いわさきはるか)は
社会勉強のために公立高校へ転入!
そこで知り合ったのは、硬派で友情に厚い男・
立花亮平(たちばなりょうへい)。
「カッコイイ! 友達になりたい!!」
そう思っていたはずなのに、憧れる気持ちが
いつしか恋心に変わっていって…!?
ロイヤル王子の初心で甘い恋の行方は!?
(出版社より)

作品情報

作品名
うちの王子いりませんか
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199604737
4

(92)

(36)

萌々

(29)

(21)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
22
得点
362
評価数
92
平均
4 / 5
神率
39.1%

レビュー投稿数22

学ラン姿の王子様♪

最近、私の中でものすごーく火が点いている木下けい子さん。
たくさんある中から数冊買い求め、ちょこちょこ読んだ中でも、コレ……コレ大好きっっ!!
木下さんの描く学ラン姿男子がとてつもなく新鮮に感じて、思わず神評価にしてしまいました♪


病弱で学校に通った事がなかった御曹司・悠(はるか)と、商店街の酒屋の苦労人息子・亮平のお話。
何もかもが初めてな悠は、転校初日に会った亮平に憧れを抱きます。
商店街仲間の幼馴染・優(女子)や雄太(男子)を介して亮平とも仲良くなるにつれ、初めての感情を抱き――と進んでいきます。

もうもう、とにかく可愛くて仕方ないっ。
悠は箱入り息子として育てられたんだなぁと感じられる、随所随所の言葉遣いや物の言い分がとても新鮮。
現代の子らにしてみたら「はぁ?」な事でも、彼にとっては初めてな事だらけで楽しくて嬉しくて仕方ないんですよね♪
同じクラスの優が悠を気に掛けてあげて、二人の会話で特に好きなのが、
「どっか別の星から来たんじゃないの」
という、今時珍しいヤツだねという意味を込めた優の言葉に、悠が返した台詞。
「ふふふ、星?素敵なことを言うね」
……この王子様……可愛過ぎます……(笑)
ちょっと小馬鹿にされてる、なんて受け取らず、『星から来た』という部分を掻い摘んで答えるんですもの、思わずきゅんとしちゃいました。

初めての感情に戸惑いつつ、それが何なのか、「僕だって本で読んだから知っています」。
自覚しちゃったんですよ、「多分これは恋です」って。

ただほわほわしているだけじゃなく、芯があるロイヤル系天然王子。
ここからが頑張りどころ!な訳です。


途中で高校の保健医として赴任してきた男・高坂が悠の見守り役だったり(眼鏡男性!素敵!)、思わずバスの中で「好きです」なんて告白して訂正してみたり、たくさんの出来事が彼を取り巻く。
そして、学校の大イベントである文化祭の準備の楽しさ、当日の高揚感。後夜祭、一緒に見た夜空。
悠のきらきらした気持ちが、両手から溢れるくらい伝わって来るんです。
純粋で透明感のある子を見ていると、本当に心が洗われる気がするー……

真っ直ぐな心の「僕は君が好きです」は、相手の心を打たない訳がないですよね。
亮平にとっては先を越された台詞ですが、悠が言ってこその告白だよなぁとホクホクしつつ、二人が土手で手を繋ぐ可愛いシーンにニマニマしちゃいました♪


最後は、描き下ろし「王子が来ました」。亮平宅にご飯のお呼ばれで遊びに行きます。
エプロン姿の亮平に悶えがおさまらない私が居ましたが(笑)、何より亮平の弟・妹合わせて4人が中々いい味出してる!
末っ子・まおに放った亮平の一言に、割と引いてるキョーダイ3人(笑)
ラブラブなのは許してあげてね、ちびちゃんたち。

木下けい子さんと言えば、切ない大学生だったりリーマンだったり……というイメージが強くあったので、今回のこの高校生同士で片方かなりの王子様っぷり発揮、なんて設定が凄く新鮮に感じました♪
甘目で可愛いお話が読みたい方は、ぜひぜひこちらをオススメします。きらきらしてますよ。

12

王子もの嫌いですが、これは好き

木下けいこさん大好きです
作家買いしてます

王子とつくタイトル王子系統の話は好きじゃないのですが
木下さんが描くならば買わないわけにはいかなかった

木下さんのイラストはいつも同じ顔なのですが
話が違うので
案外平気です

世間知らずで病弱気味な箱入り息子と
めっちゃ男気あふれる男の
ラブストーリーです

ラブという言葉がピッタリです

純真なおぼっちゃまが
可愛くてしかたないです
亮平を見て、かっこいい友達になりたいと
ワクワクしちゃうのですが

まっすぐです。心が綺麗
ご両親もキュートです

迷惑天然ではなく
歓迎天然おぼっちゃまです

木下さんの作品じゃなければ読んでいなかったことでしょう

10

ええ、下さい。

こんなに紳士で王子な男の子、実際に見たことはありませんが、だからこそのフィクション。フィクションだからこそ生きる、素敵なキャラクター設定だと思います。
主人公の悠は病弱で世間知らず、物腰が柔らかく、とても性格の良い男の子です。無菌室のような環境の中で育っただけあって、様々な価値観が一般的な高校生とは大分ずれていますが、亮平やその友人と出会うことで新たな感情を覚えていきます。
初めての出来事にぶつかる度、心から喜んだり、悲しんだりする悠が人間としてとても愛らしい。友人として登場する男女二人も魅力的です。特に女の子が逞しくて可愛い!
悠みたいな男の子、どこかにいないかなあ………いないな!

8

ここには、「全て」詰まっている

これまで一度も学校に通ったことのなかった王子様の悠は、父の指定した公立校に通うことを許されます。そして、そこで王子様はたくさんの「はじめて」に出会うのです。初めてバスに乗り、初めて学校に行き、初めて友達と話し、そして名前で呼んだり呼ばれたりするのです。

 悠の友人である亮平は、スカジャンと小型のバイクが似合う高校生です。その上、亮平は、彼の友人である雄太、優が絡まれているときも助けに行く男気のある奴です。その助け方もごく自然体なのが、また何とも言えません(笑)
 
 亮平のバイクの後ろに乗り、亮平にしがみつく悠が何とも言えず可愛いのです。自分が恋していること言うことにすぐに気づいてしまうのも鋭いのですが、恋をしているからこの後、どんな出来事、進展があるのかという話にならないところも好きです。だって、恋は恋のままで十分に甘い、これだけでも満たされてしまうと思うのです。


 王子様と庶民と言えば、庶民の生活になじめない、あるいは庶民の生活を見下すようなかと思えば、このお話は全く違います。むしろ、悠の素直さがかえって気持ちいいくらいです。

 私の全ての「萌え」が詰まっていて、もう何度も読み返してしまったコミックでした。

8

高校生ってかわいい

この作品!雑誌から買っていてすごく大好きな作品です!
木下けい子先生の作品で私こうゆうカワイイ受けくんが好きみたいです。
Hシーンはないんですけど
なんかこのミスマッチな組み合わせが面白いといかなんとういか
亮平は不良みたいなんですけど、
王子といると二人が初々しく写るといいますか!
亮平の赤面もなんだかかわいいなと思いました。
でもやっぱり王子がかわいくてしかたない。
バスでの突然の告白とか
君とならなんだっていんだとか
亮平のことすごく好きなんだなぁと感じますね。
かきおろしに王子が亮平の家に行くんですけど
これもおもしろい!!
亮平のやきもち(>_<)

6

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