ボタンを押すと即立ち読みできます!
オレは全部あの人のものだから
とってもビュアでキュンとする二人のお話でした。
小嶋ララ子先生って可愛いタッチで意外と毒があってエロいイメージだったのですが、とても可愛い純愛な二人でした。
なんかぼんやり読んでで菊地くんは大学生で塾講師のバイトしてる設定なのに大学卒業して講師してるんかと勘違いしてた。
生徒であり、大学の友達の元カレって立ち位置の赤星くん高校三年生。
塾講師バイトの大学生と受験生の赤星くんの7、8年間?位のお話。
受験生って大事な時期だから恋愛にうつつ抜かさないように、合格したら初体験ってするんかと思いきやそのタイミングでするんかーい!と思ったし超絶朝チュンだったし。なんか消化不良。
少女漫画誌での連載だったんか?なんて思うくらい清いよ。
赤星くんってば、彼氏である菊地くんと離れてしまっても自分の行きたい学校に進むのが潔い。
京都の医大って京都大学の医学部ですか?想像つかんくらい賢い子なんだな。
しかし、6年間殆ど会えないくらいお互い忙しくてすれ違うってそんな事ある???
作ろうと思えば休みあるでしょうよ。
一巻完結、5話プラス描き下ろしで学生時代から社会人まで描いたら駆け足にもなるわな。6年ほとんど会えないまま最後は一緒に暮らしましたとさに落ち着きます。もうこのまま何もないのかと思ってたら最後酔っ払い赤星くんのおしゃぶりサービスがありました。ちょっと可愛かったんですけど、酔ってて記憶にないって残念すぎる〜。そんな赤星くんの首筋にはたくさんのキスマークがあるのですが、酔っ払って寝ちゃった赤星くんに対しての愛おしさが爆発して菊地くんちゅっちゅしまくったんかな?
シーモアで購入。
白抜き修正
高校生の智沙と大学生で塾講師秀緒との恋。
始まりは友達の恋人。
智沙の一途な思いに秀緒の気持ちが…
智沙が仔犬のようにかまって愛してと普通ならば重すぎるのが、自分の気持ちに真摯に表現しているのだろうと思えて、こちらも応援せずにいられない。
智沙が大学に入ってからの遠距離恋愛の時期はもう少し読みたかったけれど、きっと、秀緒といるために頑張ったんだろうと。もちろん秀緒も。
胸がギュッとなる場面も思わず笑ってしまう場面も、1ページ1ページ大切なものに。大事に読みたい作品です。
一途に想うチサ君をみてひかれていく先生と、相談しているうちに段々先生のことを好きになっていくチサのゆっくりな恋愛ストーリーがなかなか良かった。
BL初心者だった頃に大好きだったララ子さんの作品。
全国模試1位に教えられるって相当頭良くないと無理だよね。そういえば志望校の一つが菊池の通う大学か。高学歴カップル。
この作品、合格するところまでで終わってたらこんなに心に残らなかったかもしれない。合格して遠距離恋愛が続いて、はれて再会するところまで描いているからこそ好きな作品です。再会して攻めの秀緒が泣いてしまうところも、いいバランスの2人だなと思います。
さらに、およそ4年かけてこの続編「パラダイス・ビュー」が出ています。ちょうど商業BL離れしていた頃の発売だったので全然知らなくて、かなり驚きました。しかし積極的にオススメかっていうと、この一冊だけでも満足できるので迷うところがあります。
「君とパレード」
「パラダイス・ビュー 」
さだまさしさんの歌「奇跡〜大きな愛のように〜」がラジオで流れてきて、歌詞を聴いて、思い出したのでまた読み返しました。
歌詞とこのシリーズのテーマに共通するものがあるように、私には感じるので、どちらかを見聞きすると脳内でスイッチが入ってしまう。曲を聴くとこのシリーズを思い出すし、逆にこのシリーズを読むと、さださんの「奇跡」を聴きたくなります。
智沙は、富裕な家に生まれたけど、夫婦仲が悪い両親は義務を果たすだけの物しか子に与えない。情愛を受ける事ができない環境で、我慢をすることだけ学んで育った子。拒絶される事にとても恐怖を抱いている。
智沙が求めた秀緒は、大家族の中で愛情をたっぷり注がれて、愛にいじられながら育った優しい人。当たり前に家族の愛を受けて育ったので、過剰な愛を疎ましく思うくらいの人。だから、智沙の孤独の深さが最初理解できなかった。
二人が出会って、愛を知り、死が二人を別つまでの物語は、何度読んでも感動するところがあるので好きです。
続篇のタイトル、パラダイス・ビュー;paradise エデンの園、天国、 悩みや苦しみのない、楽しい世界
・・二人にとってのパラダイスは、想う人がいる場所、という意味なのでしょう。
想うその人が居れば、そこが魂の故郷ってことなんでしょうね。傍を離れられない魂の片割れ的存在ってことだと思う。