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表題作涙忘恋歌。

あらすじ

多縫キイロ。19歳。住所不定。家族なし。学歴なし。気がついたら蛹夏目という、右目に包帯を巻いた謎の男とともに、町から町への旅生活。蛹は「薬師」で、心に病を持つ人たちに薬を処方するのが仕事。ある田舎町で二人は「文字を忘れた小説家」脇坂紘平と「涙を失った女優」大葉紅葉に出会う。柔らかな笑顔の裏に隠れた、傷だらけの心と心の行方は。
傷心治癒的小説・薬師処方帖、夏の巻。

作品情報

作品名
涙忘恋歌。
著者
朝丘戻 
イラスト
隼優紀 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
シリーズ
涙忘恋歌。
発売日
ISBN
9784086004510
4.4

(7)

(5)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
7
平均
4.4 / 5
神率
71.4%

レビュー投稿数1

BLじゃないけど面白い!

今のところ、BLではないです。
この2人が一緒に旅をして生活をしているのを見て、ホモだとからかわれる程度。

この話には書かれてはいない謎が沢山あります、蛹が何故、右目に包帯を巻いて言るのか。
そして彼は一体何者なのか。
そんな彼と行動を共にするキイロとの関係もそれ程に深く書かれてはいない。

でもこの作品ではそこがいいんですね。
泣けなくなった女優、文字を忘れた小説家。

うーんこれもまた朝丘さんワールドだと思います。
ニアホモでさえない2人ですが、読んでいて魅きこまれるものがありました。
面白いです。

2

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