• 紙書籍【PR】

表題作雫幻想歌。

あらすじ

多縫キイロは、心に病を持つ人に薬を処方する「薬師」の蛹夏目と町から町への旅生活。2人は、ある事件がきっかけで人がカボチャにしか見えなくなってしまった少女、笠原雫と出会う。生意気な雫に振り回されながらも、どうしても彼女の病を治してあげたくて、キイロはあれやこれやと作戦を考えるが、雫は頑なに心を開こうとせず。
幸せを求めてさまよう大人と子供の物語。薬師処方帖・其ノ二。

作品情報

作品名
雫幻想歌。
著者
朝丘戻 
イラスト
隼優紀 
媒体
小説
出版社
集英社
レーベル
コバルト文庫【非BL】
シリーズ
涙忘恋歌。
発売日
ISBN
9784086004800
4.3

(6)

(4)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
25
評価数
6
平均
4.3 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

独自の世界

今の時点ではBLではないです、ニアホモにも達してない位の2人の関係。

なので普通の小説を読むつもりで読んだ方がいいかも。

なかなかに独特の世界です。
右耳に包帯を巻いた薬師蛹と、彼に共に旅をしているキイロ。

彼らは人間が全てカボチャにしか見えなくなったという少女の治療に当たる事となります。
一種不思議な世界観で、けれど読む側にその違和感を感じさせない。
現代ファンタジーともまた違った、独特の世界です。

話もまとまり方がいいですね、最初から最後までまるで円を描く様にまとまっている。
これがBLかといわれれば、違うんですが面白いですよ。

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP