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表題作熱情ドルチェミスト

エンツォ・アルビノーニ/アルビノーニジャパン代表
秋元道/ケータリングメインデリ「マーレ」シェフ  

同時収録作品微熱ドルチェミスト

津村匡和/道とマーレを共同経営するパティシエ
西春実/アルビノーニジャパン社長秘書

あらすじ

ケータリングがメインのデリ『マーレ』のシェフ・秋本道は、出張先のホームパーティーの会場で、2年前にささやかな出会いをしたイタリア人のエンツォと再会する。道に再び逢いたくて一族が経営する高級ブランドの支社長として日本に来たというエンツォに、情熱的に口説かれるまま酒に酔わされ抱かれてしまう道だったが、共同経営者である親友との仲を誤解されてしまい……!?

(出版社より)

作品情報

作品名
熱情ドルチェミスト
著者
藍生有 
イラスト
六芦かえで 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
ISBN
9784861345036
3.1

(9)

(0)

萌々

(3)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
26
評価数
9
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

タイトル通り甘いお話です。

こういう甘いお話好きなので大変楽しめました。
将来はレストランを持ちたいと共同経営者の友人とデリバリーやテイクアウトの店を経営する道。
出張パーティの時に偶然にも出会ったエンツォは、実は2年前に空港でほんの少しばかり接触した人物でした。
故意ではなく、偶然の再会なお話です。

流され受けが嫌いな方には、ちょっと「流され過ぎ」と感じる所もあるかもしれない。
でも、このお話はエンツォの怒涛の求愛とそれに流され戸惑いながらも受け入れて行くという道のお話なのです。
しかし、道が自分は「流されてる。それはよく分ってるんだけど・・・」と流され自覚があるのが、ただ諾々と流されてる感を薄めています。
自覚があるのとないのとでは大違いだし、常に道の頭に中にはこのままエンツォとの体の関係を続けるのはどこか違う、止めないとという考えがある。

ただエンツォの怒涛の求愛にいいようにされてるだけだと、面白みも半減しちゃうってもんですが。
自覚アリ、だからでも流れに抵抗してみたりもする。
でもエンツォからの力が強くって道は流されっぱなし。
本当に、エンツォの求愛はやんわりと(何せ言葉が丁寧語)して優しく、荒々しい部分が無いのに妙に押しが強いのです!
私はこの部分にも大変萌えました。
丁寧に優しく、抵抗の余地を与えているようで、追い込んで逃げ場を潰していく。
アクマで甘く迫る!

また、道が大雑把で粗忽な所などもキャラとして可愛いすぎなくて良かったです。
共同経営者がいるものの、自分達で店を作り経営し仕事をしているという、それなりに失敗もあるようだけど・・・自立した男だと感じれる部分も良かった。

道とエンツォの出会いについて、あらすじにもありますが本当に『ささやかな出会い』なのです。
たったそれだけの接触でここまで想い恋焦がれるのか?というのは首を傾げるところですが、それでもエンツォにとっては大切なことだったのでしょう。
家柄からくる敷かれたレールの上を走る人生から、自分の敷いたレールの上を走るきっかけをくれた道。
2年間探して、出会えたのは運命!ですよね。

そして、エンツォの秘書であり、道の共同経営者である友人のお話も絡められており、本編終了の短編にてこの二人のお話もチラと読めます。
元義兄弟の恋の行方は?
この二人のお話もじっくり読んでみたいなー!

3

熱情ドルチェミスト

こういうキザな攻め、大好きです。

だいたい攻めが外国人だと砂漠もの以外は、キザで強引な気がする。外国人の攻めは、なんとなくキザなセリフを言っても、キザな行動をとっても許されるような気がする。そんなところが好き。

このお話は道がエンツォに流されるところから始まって、男同士で、ほとんど初対面の相手に流されてしまって、戸惑う道は可愛かったし、匡和と道の関係を誤解して、嫉妬してしまうエンツォも微笑ましい感じがした。

すごく短かったけど、匡和と春海のカップルも第一歩を踏み出せたみたいで良かった。

1

外国人攻めのキザさ(*ノдノ)テレッ

いや~表紙やタイトルからの想像を裏切らない甘~いお話でした。
なんなんでしょうね?
外国人男性がどんだけキザな言動しても何か許容できるっていうか…外国人男性だからそういうもんだよね?っていう思考回路は。
エンツォも御多分にもれず「ふわぁぁぁぁ!!!」ってなるような言動で攻めに攻めまくってましたw
でも外国人男性だから何となくそういうもんだよね?って思ってしまう私がいますwww

それにしてもエンツォと道の出会いって本当に些細な事なんですよね。
それなのに「天使ー!!!」な勢いのトキメキが発動するって…それまでのエンツォの周りって…。
やっぱ見た目良し・将来性良しってなるとその地位にホイホイされてくる人が多かったのかしら?

とにかく甘~いお話でした。
藍生さんだけど、激しい行為はなく。

個人的には脇カップルが気になってなりませんでしたね。
道の共同経営者である津村 匡和(パティシエ)×西 春海(エンツォの秘書)の2人。
SS載っていたけど、もっとじっくりと読みたかったな。

1

イラストの力って偉大・・・

失礼ながらこの先生の双子ものがどうにも苦手だったのですが
六芦先生たどりで、藍生先生と気付かず購入。
同じような時期に双子ものをお書きになられているのですが、挿絵の力?
双子ものとまったく印象が違うように感じました。
攻めさんの設定が情熱イタリアーノだけど、それだけでこんなにあまあま印象に書けるなんて
作家さんってすごいなあ・・・
このイタリアーノ、ほんと超Going My Way。押せ押せ。
受けさんは天然、あんまり考えてないやろ とつい突っ込みいれたくなるタイプ。
押せ押せラブ攻撃をゆっくりながら受け入れちゃうってお話ですが、(心情面だけ。体は早い・・・)
お話自体はそんなにひねりない、読みやすいものではと思います。可も不可もなく。
六芦先生の挿絵で ★追加 で 萌。といった印象です。
注意>お料理が超おいしそうなので、ちょっとおなかすきますぜ。

0

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