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表題作若旦那の恋は憂鬱

本間啓顕,ルポライター
櫻井香流,旅館の若旦那

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「一夜だけで終わらせるなんてありえねーって」
老舗旅館「花洛」の若旦那・香流は、東京から来たルポライターの本間と、酔っぱらって一晩を共にしてしまった! 若い身空で旅館を任された緊張が切れ、誰かに心も身体も預けたかった…だけなのに、本間は旅館にまで押しかけて、香流を口説いてくる。でも、彼はどうやら香流を悩ます花洛の買収話に関わっているようで――?
「昨夜のイイコト、忘れたとは言わせねーぜ」エロオヤジルポライター×清楚で可憐な若旦那の風流ラブ!
(出版社より)

作品情報

作品名
若旦那の恋は憂鬱
著者
梶本潤 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796402088
3.6

(9)

(2)

萌々

(2)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
33
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数5

とにかくきゅんきゅんさせられましたよ!

私も梶本さんは作者買いなのですが、
今まで読んだ中では(と言うほど沢山はまだ読んでいませんが)
1番きゅんきゅんさせられました!

今回は可愛い受けパターンで、
(攻めは大体いつも包容力バリバリのある意味スパダリ)
香流くんがまた健気で頑張っていて可愛い!
本間ではないですが、
全てを一人で抱え込もうとする香流くんを助けてあげたくなります。
そして、そこを完璧に本間がフォローしてくれるという!
気持ちいい!(笑)

二人の出会いなど、私的にはいつもだと、
ちょとねー……と思うパターンなのですが、
何故か今回はすんなり受け入れてしまいました……
なんでだろう?
香流くんがぎりぎりで、必死だったからかなぁ?

兄の悠弦も、悪い人でなくて良かった!
そして、松木となんかあるよね!……と思ったら、
ちゃんと次作がありました!

こういうタイプの受けは、
総じてへなへなになりがちなのですが、
香流くんは私的にはあまりそう感じずに、
好意的な可愛い受けに分類されました!

全体的に温かみがあり、ハッピーエンド至上主義の私が
すっきり気持ちよく、ほんわかと読み終えた一冊でした!
本当にほんわかハッピー気分で気持ちよかったので、
ちょっと甘め評価で「神」を!

1

梶本先生の描くキスシーン好きです

エロい男前に酔った勢いでサクっと喰われちゃったカワイコちゃんのコメディ系?と思いながら読んだら、これが結構切ないお話でした。
カワイコちゃんは、経営の厳しい老舗旅館「花洛」の若旦那・香流(かな)。
香流はちっちゃくて細っこくていかにも頼りなさげだけど、心から「花洛」を愛し信念を持って「若旦那」業をやっているんですね。
そこに、行きずりと思いきやなぜか泊まりに来る例の男前・本間(ルポライター)。
旅館の買収話を持ってくる兄の悠弦(ゆづる)と不動産開発のメガネ男・村瀬も絡んで、「花洛」の危機……。
ぐらつく心に本間の包容力があたたかくて、惹かれていく香流。でも本間はなかなか手の内を明かさないので、読者的にも敵なのか味方なのか見極められず、やきもき。
結局、本間は村瀬の会社の贈賄事件を調べていて不正を暴き、結果的に「花洛」も一段落…香流の恋も実るけど、最後はちょっとバタバタっと終わってしまったかな、という印象でした。
BL的には、切ない涙が似合う香流ちゃんと懐深い大人の男・本間のカップリングのバランスは良いです。

0

何かが足りない。

あと一押し!何かが・・・何かが足りない!

梶本先生のは作者買いで購入しちゃうんですが、今回のは何かが足りなかった。

主人公は旅館の若き主人、へたれわんこ(笑)
攻めは泥酔わんこを食っちゃったルポライター

複雑な経営難をかかえる主人が、強引で自信家のルポライターに支えられながら
旅館をなんとか守っていく・・・結果から言えばそんなお話です。

旅館に尽くしてくれる元ヤ○ザ(おそらく)の過去を持つスタッフの過去や、
ルポライターとのその後等、気になることが沢山!!!

今回は結構せつないストーリー展開を目指されたようで
梶本先生には珍しい展開も多かったのですが、そのためかなんだかキャラ設定が雑い・・
そう感じてしまいました・・・(;´∀`)

主人公は可愛くて、攻め様もいつもどおりの強引攻めになっているのですが
その他のキャラがなんだか弱かった・・・。
スピンオフなど描いてくれるといいなあなんて思ってます。

0

恥じらいとエロスのバランスがいい

梶本先生、ごっちぃ攻めと清純イメージな受けってパターン多そうなんだけど。
どれもこれも、受けがときめいたり、恥らう表情がとてもいい!
ここまで恥じらいを上手に描ける人ってそうそういないんじゃないかなー、と思います。

これ、ストーリー展開的にはベタなんですけど、いちいち困った顔をするカナちゃんに引きずられて読みきってしまうんですねぇ、これが。
こんな表情をばら撒いてる老舗旅館の若旦那、よくも番頭さんに襲われないものだ…。

ちなみに、
梶本先生の描くエロスってウェットでものすごく好きです!
なにがいいって、恥じらう様子がウルトラエロいんですよ…ハァ。
足閉じちゃってエッチ…!またやってくれました!w
普通おマタ全開だったりするでしょ?そうじゃないところがツボなんですよ!
キスもなんか汁気多いし…
コレでは出てこないけど、睾丸の描き方は最強かと!
そういうディテールをきちっと描くゆえに、恥らう表情とのギャップでよけいにエロさが増すんですねぇ~。

0

難なく読める

最近の梶本作品らしい作品でしたね。
この手のオッサンに翻弄される健気系受のパターンがお決まりな感じなので、安定しているといえば安定しているのですが
ここらでもひとつガツンと斬新な展開もほしかったかなと思ってしまった。
もちろん最近の甘めなお話は嫌いじゃない。
むしろ好きなのだが、昔みたいなもっと痛い系、さつばつ系
なによりも、エロエロ系が読みたいよ先生(*ノД`*)・゚・。

お話。
旅館の跡取り息子であるカナちゃん。
経営のこと、もろもろでいろいろ悩みを抱えておりまして
居酒屋で一人やけざけ。頼れる相手がほしかった。
酔った勢いで、その日あった男に身をゆだねてしまう。
もちろん男に抱かれるなんて初めてのこと・・・
それっきり、それっきりのはずだったのに・・?!
な今回なのであります。健気に頑張るカナちゃんは可愛い。
夜の乱れっぷりと、昼間の慎ましやかな態度。
萌えますなwww昼は淑女、夜は娼婦。。だっけかw
一夜かぎりのはずがくどかれ口説かれて、気持ちが動いたらすっと居なくなる。攻・・・どんだけ(笑

展開的には、ベタベタなので難なく読めます。
エロシーンもやっぱり肉感がいいwモザイクというか結合部がちょっと消しすぎちゃうのん!?と思うくらい。
汁+肉な絡みはやっぱりウマでした。

個人的な萌でいうなれば、お兄ちゃんの、予想より弟大好きっぷりが可愛かったのと、番頭さんに思わずキュン。
ある意味、この番頭さん×お兄ちゃんでスピンオフとかどーっすかw
最近なにげにスピンオフ作品っておおいのよな。
番頭さんの過去も気になる。現在の身体がどうなってるのか気になる。
、、、、、、、番頭さんがホモってるところが見たい!←本心
ともあれ、カナちゃん。
ハッピーエンドおめでとうございます♪♪

0

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