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表題作天にとどく樹(2) プロメテウスの鎖

石黒直樹(小学生)
高柳忍(大学生)

あらすじ

数々の試練を越えて、無事大学に合格した忍。ギタークラブ・河本先輩の強引なスカウトに負けて入部はしたが…。直樹と忍のピュアでひたむきな恋愛の、その後のあれこれを描く『プロメテウスの鎖』に、バンドマンで直樹の兄・善臣の物語『愚者』を書き下ろし。

作品情報

作品名
天にとどく樹(2) プロメテウスの鎖
著者
吉田珠姫 
イラスト
杉本亜未 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸ノベルズ
シリーズ
天にとどく樹
発売日
ISBN
9784592860846
2

(1)

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萌々

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(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

攻めを小学生に設定する必要あったのかな

『プロメテウスの鎖』
石黒家三男直樹(小学生)×忍
いまいちでした。
やっぱり「小学生攻め」が引っかかる。小学生に設定する必要あったのかな。
倫理がどうこう言いたいんじゃなくて、「小学生と対等に恋愛してる大学生」という構図の不自然さに引いてしまう感じ。コメディな話とかブラックユーモアな話とかトンチキな話ならいいんだけど、ごく普通の恋愛話なんだよね。
だって小学生だよ。このころの年の差ってかなり大きいし、それを真面目に普通に対等な恋愛してる二人として描かれると、違和感ばかりを感じてしまう。
二人のすれ違い方も趣味じゃなかったです。
たまたま誤解する場面を見てしまうor誤解する話を聞いてしまう→誤解された側は積極的に誤解をとこうとしない&誤解した側は話も聞かず逃げる
このパターンでのすれ違いって、イライラするんですよね。言えばいいじゃん!聞けばいいじゃん!
精神を病む描写もナンダカナァでした。言ったら悪いけど、そのぐらいで?甘えすぎって思ってしまう。
小学生が新幹線を使って恋人に会いに行くとか、学校を休んで看病するとか、ときめかないし。受けも無理やりにでも学校に行かせなさいよ。
受けの友人(20歳こえた男)が、「受け(大学一年生)を泣かせるな!」みたいなこと言って小学生攻めを殴ったエピソードとか、意味がワカランです。小学生にこんなこという大人は頭がオカシイです。

『愚者』
石黒家次男義臣(ギタリスト)
弟との恋人である忍くんにずっと片思いしてた次男。
お話としては、こっちのほうが良かったです。切ないとまではいかなかったけど。
バンドのゴタゴタ話が面白かったな。結婚してる親友くんとの信頼関係に萌えました。

しかし石黒家…よくワカラン家族だ…。

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