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表題作天にとどく樹(4) ゆく道のすべてに

石黒善臣(ギタリスト)
柴田幸彦(ドラマー)

その他の収録作品

  • 太陽(THE SUN)
  • 花になりたい
  • Jealovsy
  • ゆく道のすべてに
  • 前へ――
  • わたし祈ってます―河本信哉・愛の献身
  • あとがき(吉田珠姫)
  • あとがき(のやま雪)
  • 太陽(THE SUN)
  • 花になりたい
  • Jealovsy
  • ゆく道のすべてに
  • 前へ――
  • わたし祈ってます―河本信哉・愛の献身
  • あとがき(吉田珠姫)
  • あとがき(のやま雪)

あらすじ

善臣と心も身体もつながりあい、幸彦はとても幸せな気分でいた。何のとりえも無い自分を、「GNOSIS」のドラマーとしてみんなが認めてくれ、何より善臣が自分のことを好きだと言ってくれる。しかし、いざ善臣に「ずっと一緒にいて。俺と結婚して」と言われると、俺なんかでいいのかと思ったり、うれしかったり、色んな気持ちがぐるぐるしてしまって――。どうしたらいいのか分からなくなり答えが出せない幸彦に…。
―――――天にとどく樹シリーズ4
出版社より

作品情報

作品名
天にとどく樹(4) ゆく道のすべてに
著者
吉田珠姫 
イラスト
のやま雪 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
天にとどく樹
発売日
ISBN
9784877249229
4.3

(3)

(2)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

ようやく結婚式までたどり着きました・・・。

ここでも善臣と幸彦交互に話が丁寧に綴られていきます。

善臣の幸彦に対する不器用な程の溢れる思い。
好きだ、大切にしたい、怖がらせたくない、ゆきを傷つけるものから守りたい、ゆきの思いを叶えてあげたい。
胸の中に溢あむれているけど、同じくらい暗い思いも抱え悩む善臣。

幸彦も善臣のことが大好きで、だからこそ自分のせいで善臣に負担をかけさせたくないし、本当に彼にとって一番いい形になるようにしてあげたい。

お互いがお互いのことを強く思うがゆえに、すれ違い嫉妬する心が新たな展開を生む。
お互いこれだけ思い合っているのに何故に安定しないんだと、じりじりする話が一人称ならではの見せ方で、痛いほどに効果的に伝わってくる。

んもー!ボーヤの河本が最後笑わせてくれて、ますますお得な一冊になってます。

1

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