• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作石黒和臣氏の良心的な仕事ぶり

石黒和臣(KME社長・ジョベール次期当主)28歳
平山千聖(犬・秘書)24歳

その他の収録作品

  • 石黒家のクリスマス。
  • あとがき

あらすじ

経済界と裏社会に絶大な力を持つフランスの名門侯爵家の血を引き、
その後継者となった鬼畜なゲイの石黒和臣。
純朴な新人社員だった平山千聖をフランスへともに連れていき、
完璧で従順な「仔犬」に調教する。
そんな千聖の愛らしさから、嗜好を同じくするヨーロッパ社交界の
紳士淑女に、「日本犬」が評判に。
新たな日本犬の「仕入れ」のため、千聖と日本へ向かう和臣だが…!?

作品情報

作品名
石黒和臣氏の良心的な仕事ぶり
著者
吉田珠姫 
イラスト
のやま雪 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
天にとどく樹
発売日
ISBN
9784592872528
3.6

(5)

(1)

萌々

(1)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数2

お兄さん犬になった千聖くん、いい仕事してますねぇ~v

ジュベール家跡継ぎのお披露目の、裏の顔の愛犬パーティーで日本犬をプレゼントすることになった石黒夫妻、今回はそれぞれの愛犬を伴い日本へ狩り(?)に出かけますw
日本での石黒氏の老犬・社長の三田村と、鼻の効く元同僚の雷光を犬に加えて、そして何より石黒氏の愛犬・千聖君の良く効く鼻で犬を見事、二匹捕獲することに性交(成功w)いたしました!

このお話、犬犬犬と、出てまいりますが決してSMではないのですね。
石黒氏達は、愛犬家なのだと。
そして「馬」や「豚」というものもあり、それを蔑んでいるのです。
あくまでも、愛情なのだと訴えております、石黒氏w
今回のウンチクはそんな犬の優位性。

そして見つけたワンちゃん達は一人は彫刻に激しく性欲を抱く有名彫刻家の息子・寿と、
自らの性癖を隠す余りホモフォビアを装う日舞の宗家の雪之丞。
寿、変態ですぅ~!!
そして雪之丞は超淫乱♪♪
それぞれの、秘めた本性を石黒氏に引き出されて、悦びの涙を流しフランスへと渡ることになるのでしたww

『石黒家のクリスマス』
においては、弟・善臣の恋人ユキが恥ずかしがっていることを察した和臣が、耳元で悪魔のささやきをww
弟・善臣にとっては素晴らしいクリスマスプレゼントになることでしょうww

さて、次のフランスではパーティーはどうなることやら、ワクワクです♪

1

読んでて調教されるなんてw

今回は千聖の新たな能力が発揮されます。
読んだ後表紙を見てなるほどなぁ、と納得しました。
千聖のお仕事の結果が表されているんですね。

千聖の他にも新たな犬が出てくるのですが、やっぱりみなさん変態です。
この作品に出てくる人はみんなキャラが濃いですね。
いちばんまとも?なのが和臣氏の奥さんかもしれません。

それにしても今回は和臣氏の行動に引きませんでしたw
むしろ 愛がある〜♪ と思ってしまったのですが
私もだんだん和臣氏に調教されてきたのかもしれませんw
他の攻め様が同じ行動を取ったら間違いなく引きます!引くどころか嫌いになるんじゃないかなぁ。
いえ、だからといって和臣氏が好きというわけではないのですが・・・。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP