大ヒット「一途な夜」の続編が登場!

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表題作不埒な夜

赤羽根将吾,元ライバルながら現在は提携しているゴム会社の社長 
夏目泰斗,ゴム化学会社研究開発部の研究員 

その他の収録作品

  • 幸福な朝

あらすじ

恋愛に奥手な研究オタクの泰斗は、甘いマスクとセクシーな色気の社長・将吾と恋人同士。でも自分に自信が持てない泰斗は、研究の一環で作ることになったラブドール(高級性人形)を将吾そっくりに作り、人形にばかり本音を言うようになってしまう。急によそよそしくなった泰斗の態度に、超恋愛体質で嫉妬深い将吾の怒りが爆発! 浮気していると誤解された泰斗は、淫らすぎる愛撫で泣いて許しを乞うまで喘がされてしまい!?

(出版社より)

作品情報

作品名
不埒な夜
著者
砂床あい 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
一途な夜
発売日
ISBN
9784048862653
3.7

(39)

(9)

萌々

(15)

(13)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
144
評価数
39
平均
3.7 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数6

こんなにしょーもない理由の誤解と嫉妬を初めて読んだ(笑)

「一途な夜」でくっついた後の、将吾と泰斗の物語。泰斗は相変わらず、ウブで照れ屋で可愛い! 将吾は恋愛には慣れてそうなのに、受けにすっかりメロメロで余裕なさげで、これまた可愛い。
ふたりともキャラが立っていて魅力的で、ニヤニヤしながらあっと言う間に読み終わってしまった。

将吾に腕枕をされて朝まで眠るのが大好きなのに、将吾の秘書から「腕の痺れで翌日の業務に支障が出るため控えるように…」などと言われてしまった泰斗。
お泊りを拒絶しなければならなくなり、そのせいでふたりはちょっと気まずくなる。
そこへ来て、将吾は海外出張が増えたために、ますます一緒に過ごす時間が減ってしまう。
そんな中、泰斗が開発することになったのは、新素材の、人肌のぬくもりを持ったラブドール。しかも社長である、将吾をモデルに試作品を製作することになって。

大好きな将吾が不在の時でも、ドールのショーゴがいれば寂しくないのでは、と不埒な考えもちょっとあって、研究に熱が入ってしまう泰斗。
自宅に迎え入れたあかつきには、将吾の匂いのついた下着を履かせ、将吾の匂いのパウダーをはたいてお手入れしたり…でも大切な恋人がそんな風にコソコソしていたら、当然将吾はあやしむわけで…。

終盤の喧嘩シーンは、ふたりとも緊張感があって真剣なんだけど、ラブドールのショーゴに本気で嫉妬する将吾に、どうしても笑ってしまうw
将吾の言い分も勿論わかるけど、浮気相手としちゃ、普通に女の子のドールとか、全然自分とは違う男の顔のドールの方が、絶対嫌だと思うんだけどなあ。
しかもドールを見て、「泰斗がタチに目覚めたんじゃないか」と、真っ先に尻穴の有無を確認するとか、心配するのそこなんかい!みたいなw
いやあ、もう笑った。ほんと、なんてしょーもない喧嘩なの。でも愛ゆえの、こんなヤキモチやらすれ違いやらは大好物で、ひたすら楽しかった~。

SS「幸福な朝」は攻め視点。これまた笑う。
ハイスペックな攻め様が、実は寂しがり屋で乙女…っていうギャップには激萌え。泰斗が帰った後は寂しくて、恋しさを募らせた挙げ句にしてたという行動が、アホ可愛いというかなんというか。いや、ただの変態なのかな? 家政婦さんも大変だなあ。
とにかく味のあるいい攻めで、ますます好きになってしまった。
砂床あい先生は今までシリアスものばかり読んでいたけど、コメディもいいね。

1

嬉しいまさかの続編!

1作目が、とても好きだったので、
その続編、非常に楽しみにしていました。

1作目でくっついた2人のお話なので、
恋愛が成就した上のいちゃいちゃ話が苦手な方には
イマイチかもしれませんが、私は、とても面白かったです。

受は、研究一筋、奥手ゲイなので、初めての彼である攻のことが
好きでたまりません。でも、理系研究員ということで??ちょっと
斜め上を行く考え方をしちゃうから、ストーリーが面白く進んでいきます。

攻に腕枕をしてもらうのが大好きで、抱き合って眠るのが好きなのですが、
攻が長期海外出張があるということから、
寂しさのあまり、仕事である研究に没頭します。

その研究、、、1作目はコンドームだったのですが、
今回は、ラブドールを作ることだったんです。
攻そっくりのラブドールを作ることに熱中して、
寂しさを紛らわせようとするわけです。

そして、読んでいて、何が面白いかって、
社長という立場であり、カッコいい攻が、恋愛気質ということ!

ラブラブ話ですが、ラブドールが出てきたり、
恋愛気質な攻視点の短編が入っており、楽しめます!!

5

ドタバタ度アップ!

「一途な夜」の続編です。
前編でくっついた後なのであまあま~にはなっているのですが、やはりここは天然な泰斗のせいで
なぜかすれ違ってしまう二人にクスッとさせてもらいました。

泰斗の開発した新素材により、ラブドールを製作する事に。
女性型と男性型を作るのですが、運良く(?)男性型のモデルは将吾に!!
ラブドールなショーゴに腕枕してもらう気まんまんです。
…というか四谷先輩も訝しんでましたけど、あんなに詳細な将吾データを持っていくだなんて
周りに疑ってくれといわんばかりの行動ですよ……ほんとうに泰斗はうっかりさんです。
試作品ショーゴの使用感を試すために、本物の将吾を蔑ろにする本末転倒っぷり。
泰斗が天然過ぎて将吾がかわいそうになってきます。

そうそう。
ショーゴと将吾とのHシーンより、最初の方のスイーツHの方に気になるものが。
ミントってありなんでしょうかっ!?あんなの初めて見たような気がします。

「幸福な朝」は将吾視点のお話です。
砂床先生限定本「Sweet Heart」でもそうだったんですが、将吾視点になるとどうもコミカル度がアップします。
なんておいしい攻めなんでしょう。

3

表紙が3Pっぽいと思ったら実は・・・

『不埒な夜』の続編!万歳。よくぞ続編をだしてくれましたっ。作者様もちょっと前の作品で
内容所かキャラの名前まで忘れていたという・・・無事に完成できてほんと良かった。
表紙だけみたら私の苦手な3Pものか!?とスルーしてしまう所でしたが1人?は攻様そっくりな
ドールでしたww
両思いになってからも素直に蜜月状態に陥らないこのカプが~また笑わせていただきました。
BLでもちょっと変り種のコメディーぽいのは疲れているときにすんなり読めて癒されます。
先が読めないお話はイイですわ~
こんなに一生懸命攻様のラブドールを研究して作ってしまう受様は2度と出てこないのでは?
また、自分そっくりなドールにまで妬きまくる攻様が・・・ぷぷ
同時収録の『幸福な朝』は攻様視点が書かれていますが個人的に受視点より攻視点の方が好きなのでとっても面白かった。特にこの攻様は顔の割りに乙女な所があるので心境が垣間見えて
楽しかったです。
何度も言うが、あのマンションのセキュリティー管理には疑問がある。
って台詞がツボでしたwww自分で受様にだまって管理人に鍵開けてもらって侵入してんのに。
攻様が受様の髪の毛をティッシュの上に保管して隣に寝かして一緒に寝たこともあるとか。
変態通り越して可愛い乙女ですよ。社長。
娯楽を求める方にはぴったりの作品だと思います。

2

嫉妬の相手は自分?

既刊「一途な夜」の続編は新素材のラブドール作成、前作の身体を張った実験で
運命の恋人を手に入れて幸せいっぱいの二人なんですが、受け様の口下手ぶりは
あまり改善されていません。
今回もお互いが好きすぎて相手を思えばこそですれ違ってしまうことになります。
表紙を見た時には変則3Pなのか?なんて不埒な事を考えてしまった(笑)
でも蓋を開けたら・・・やっぱり独占欲で例え人形と言えど嫉妬対象になるんです。
愛されてますねぇ~なんてニヤ付きながら読んでしまいます。

今回のトラブルの発端は腕枕なんですよねぇ、受け様が長年の念願が叶って
攻め様に添い寝してもらいながら腕枕をしてもらうんですが・・・
攻め様の秘書に仕事に支障が出るからと禁止されちゃう。
う~ん愛していても腕の痺れはいかんともしがたいですからね(笑)
そして受け様は攻め様に負担をかけていたんだと思い、腕枕&添い寝を遠慮し
口下手故に、秘書に言われたからなんて言えないから挙動不審状態で部屋から飛び出す。

逃げられた攻め様にしたらいったいなんなんだ?って感じですよね。
かなり溺愛してる受け様に逃げられたんですから攻め様のダメージも分かります。
そしてそんな時期に、攻め様の仕事が忙しくなり、長期海外出張になります。
二人とも相手にかなりべったりだから遠距離恋愛に不向きなんですよ。

受け様は寂しさも手伝ってドール制作に没頭して行くのですが、
出来上がったドールに添い寝してもらいながら攻め様に言えなかった思いを打ち明ける
でも、やっぱり物言わぬ人形ではなくて攻め様に逢いたいと・・・

でも、ドールの試用がある為に、帰国した攻め様と会う事が出来なくて・・・
受け様の焦燥も、そして攻め様は受け様に不自然さを感じて?
受け様の部屋に行って攻め様が見た物とは??そして誤解するんです。
でも今回は受け様も頑張ってます!!
いつもなら何も言えずにすれ違うままになりそうなのですが攻め様の誤解を解くために
かなり必死&強引に・・・・
でも、納得してくれたと思ったら・・・そうです、攻め様は狭量でした!
自分がモデルの人形でも許せなくて嫉妬全開でしたねぇ
それでも甘々な二人が堪能できる続編でしたね。

5

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