包容力男前攻×ツンデレ美人受、商店街で始まる大人のロマンス!

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表題作恋の花ひらくとき

海棠
姉の花屋を繁盛させ商店街の相談役でもある店主
南雲恵
親戚の司法書士事務所を引継いだ司法書士

その他の収録作品

  • ラ・ヴイ・アン・ローズ
  • あとがき

あらすじ

女のような容姿に大きな劣等感を抱く司法書士の恵(けい)は、成就しない恋に疲れはて、上京する。
東京の親類から事務所を譲られたのだ。
しかし、周囲になじめず、苛立ちがつのる毎日が続く。
自分の存在意義を見出せず、孤独感を深めていたとき、恵は思いがけず、隣の花屋・海棠(かいどう)に告白される。
今まで聞いたこともない甘い愛の言葉に戸惑いつつも……?

(出版社より)

作品情報

作品名
恋の花ひらくとき
著者
鳥谷しず 
イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
ISBN
9784403523007
3.3

(40)

(4)

萌々

(12)

(19)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
13
得点
127
評価数
40
平均
3.3 / 5
神率
10%

レビュー投稿数13

こりゃえろい。。

Hの時の表現がすごい好みだったので神にしちゃいました。これから作者さん買いしちゃいそうです!爽やか青年のくっついた後のびっくり変態ぷりがよかったですwねちっこいあまあまエロがお好きな方におすすめ!ストーリーも軽く読める感じでよかったです。

2

コンプレックスで雁字搦めの受けさまなんです。

親戚の司法書士事務所を継いだ受け様と隣で花屋を営む攻め様とのラブストーリー
受け様は絶世の美貌の持ち主なんですが子供の頃にオカマと言われたことがきっかけで
自分の容姿にコンプレックスを抱えていて、他人の視線が全て悪意や蔑みだと
思い込んでるメガティブさなんです。
そして追い打ちをかける様に嗜好までもゲイで、好きだった相手からはセフレ扱い。
そして極めつけが弁護士に対するコンプレックスなんですよ~
どれだけネガティブ思考なんだろう?って思うくらいな受け様
その全てが複合的に起因して誰に対しても疑心暗鬼で常にストレスを抱えている感じ
外見が綺麗だから他人に与える印象が冷たくなりすぎて嫌味な感じにまでなってる。
でも、それは自分を守るための壁みたいなもんなんですよね。
意地っ張りで捻くれてるけど、ホントは誰かに愛されたい寂しがり屋でもあるんです。

恋人だと思っていた相手に裏切られ、全てから逃げる様に大阪から東京で心機一転
事務所を受け継いだのですがそこは商店街の中で人の目が気になる受け様にとっては
居心地が悪い場所、挙句隣のビルの花屋の店主はお節介過ぎて親切の押し売りみたいで
受け様はウンザリとしてしまう。
花屋の攻め様に対してかなり辛辣に対応しているのですが、何故か攻め様は毎回
受け様の事務所に花を持って現れるんです。
いつも食事に誘われたりしている受け様ですが毎回断り続けていて・・・・
そんな時に受け様が性欲処理みたいな扱いを受けていた元カレが突然やって来て
受け様をあざけりながら犯そうとするのですが現場に攻め様が現われ救われる。
そして攻め様に告白され、流されるようにお試しで1か月付き合う事に・・・

攻め様と付き合うにつれて受け様が可愛くなってくるんです、商店街の人や
事務所の従業員とも少しずつ馴染んでいく受け様
攻め様から自分の容姿の素晴らしさを言われ、次第に外見のコンプレックスが
薄れていく受け様なんです。

間もなくお試し期間も終わり、攻め様からの告白の返事をする日が近くなって来た時
受け様はいつの間にか自分も攻め様に心を奪われている事に気が付くのですが
そんな時に攻め様が間もなく結婚すると聞き及び、挙句攻め様が花屋の前に裁判官を
していた事実まで知り、受け様は攻め様に騙されていたと・・・

かなり誤解してすれ違いそうになる二人ですが、攻め様の熱い思いが受け様に届き
ハッピー展開になりますが・・・その後の二人のエロブリは・・・攻め様エロです!
それも言葉攻めのエロオヤジ状態で気さくで大らかで面倒見が良い人から結構な
ケダモノさんに成り下がってるんです(笑)
そして思いを告げる言葉もハンパないです、甘さ全開で運命論者!
度を超すほどのロマンチストでもあってタラシなんじゃないかと疑いを持ってしまう程
メロメロアピールな攻め様でした。
受け様にベタ惚れ状態の甘いラブストーリーが好みの方にはお勧めな1冊かな。

6

ツンツン受

ツンツン美人の司法書士(受)と、
事務所の隣の花屋さん(攻)のお話。

受は超美人なのですが、
生まれた環境などにより、自分を醜いと何故か思っており、
また、弁護士になれなかったことから、
弁護士への劣等感が強くある人です。
そんなネガティブな状況にあったため、
くだらない男にひっかかり傷ついたことで、
心機一転、大阪から東京へ。そして、事務所設立。

ツンツン劣等感のある受に、
商店街の世話役として、何かと世話をしてくる男前な花屋さん。

こういうネガティブ受って、じめじめした気分になってしまいがちですが、
本作は、ネガティブでありながらも、ネガティブだからこそ、
超絶ツンツンだったので、じめじめ気分もあらず、
爽やかに読めました。

ツンデレ美人受とデレデレ男前を読みたい方にお勧め☆

2

最初のお話だけなら神評価

超ロマンチストな攻め×自分に自信のないクールな美人受けって感じの二人が主役の今作。
最初のお話はすごく個人的にヒットしたのですが、次のお話が個人的にうーんって感じでした。
ページ数の割にストーリーにあまり起伏がなく、日常の描写としてもちと物足りない印象。
受けの元恋人関連や攻めの前の仕事に関することなど、最初の話で気になることが沢山あっただけに、そこに触れてくれないかな〜と期待した2編目に少しがっかりしてしまいました。

とは言いつつも、先生の情事の描写は相変わらずエッチで読み応えがあり、攻めに出会ってからの頑なだった受けの変化は読んでて面白く、良い部分も沢山ありましたのでこの評価に。

1

超絶美形受け!

超絶美形なんだけれども、気持ちの悪い女顔のオカマだと自分を卑下し、弁護士になれず司法書士となった(それでも十分ご立派)自分に深いコンプレックスを抱いており、感情表現が下手で人間付き合いも上手くいかない、どうしようもない悪い男を好きになって…そんな負のループに陥っている〈受け〉南雲。

大阪で大手の司法書士法人に勤めていた南雲は、親戚の司法書士が不慮の事故で亡くなったことにより、その事務所を継ぐことになり東京で個人事務所を開業することに…というところからお話は始まります。その事務所のビルの隣に〈攻め〉海棠が経営する花屋さんが
あり、その海棠は商店街の相談役で頼れるいい男。
南雲は超現実主義者で、「お金がなくて相談できない人の話を聞いてあげて」と頼む従業員にも『無償の相談や案件は受けない』と一点張りで従業員ともソリが合わず…
商店街でも孤立してしまう南雲。
しかし攻め・海棠と出会い、最初は心を開けない南雲ですが、海棠に助けられたり好意を
伝えられるたびに海棠に心を開き、人間的にも成長し、いい方向へいい方向へ変わっていく姿、また変わろうと自分自身と向き合っていく南雲の姿が丁寧に描かれていて、そして
なんと言っても海棠の甘い甘い台詞は、ちょっと思わずフッと噴いてしまうほどの甘さで!
それがいい味出しているのですが、この作品ぜひとも音声化をー!!(笑)
あっまあまの海棠の台詞をぜひともいい声で聴いてみたいものです!

帯にも砂原先生の推薦文が載っていますが、目を惹きますね!
『ツン成分多めな先生が、ツンツンからデレデレに!落差にたまらず胸キュンしました』
という砂原先生のコメント。確かに確かに~!
孤立して1人で壁を作りまくっていた南雲が海棠というベストパートナーに出会えて
いい方向へ変わることができて、その海棠も南雲にメロメロ一直線!
あまあまな海棠の数々の台詞は読んでいてもかなり楽しめました。

3

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