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Kindle unlimitedで読みました。
この本は「みひつのこい」「願いましては!」「眼鏡着用ノススメ」と3作収録されています。主題は「みひつのこい」ですが、個人的には「願いましては!」の方が好みでしたね。「みひつのこい」は法学部や弁護士に焦点が当てられているためトピックも重めで、ラブや糖度を求める私にはちょっと物足りなかったです。一方で「願いましては!」は甘甘なので読みやすかったです。攻が受を(ポルノとかではなく愛情表現の一つとして)撮影するシチュエーションが好きなので、カメラマン×銀行員という設定がおいしかったのかも。
ただ、重い話なら「みひつのこい」、ラブ重視なら「願いましては!」、眼鏡フェチなら「眼鏡着用ノススメ」と選べるので、1冊のクオリティとしては非常に高いと感じました。
先生の初単行本なんですね。
短編3本。どのお話もすんなりするする引き込まれて読めて萌えもあり、デビュー作からお話の作り方がいいなと思いました。
絵も唇ぽってり、かっこいい攻め、色っぽい受け…先生の特徴がありながら初々しい感じがしました(偉そうにすみません)
表題作は、未必の故意、法律用語だったんですね。
こちらは話の展開、セリフが若いなぁと思ってしまいました。すみません。
「願いましては!」が好きでした。
幼なじみのモモと良貴が両片思いからの両思いで、良貴が自由奔放なモモを思って泣いちゃうのがかわいかったです。
ウノハナ先生、初読みです。
表題作『みひつのこい』他短編2作品です。
『みひつのこい』
弁護士を目指す城守と遠藤。
城守は天才の上男女問わず噂の絶えない男。
遠藤はそんな城守にペースをくずされつつも
気になって目が離せないでいる。
あるとき、知り合いから城守がなぜ弁護士を目指しているか
本当の理由を知らされる。
お互いに惹かれあっていることを自覚しながらも
今自分がやらなくてはならないことに追われながら
つい心にもないことを言って相手を傷つけてしまったり。
『相手を傷つけるかもしれないと意識しながら
別にそうなっても構わないと想い及んでしまう行為』・・・【未必の故意】
文章にするとむずかしくなりますが
要するに、誰かを好きになってしまうこと・・かな
すごく冷静に物事を考えていたり、妙に大人に見えるときがあっても
やっぱりそこは若い男×男・・・(^_^.)
最終的にはイイ感じに気持ちも体も重なったようです。
『願いましては』『恋愛写真』
幼馴染の銀行リーマンとがさつなカメラマンの話です。
資格を取ることに生きがいを感じている銀行マンの堤。
海外で写真撮影の仕事をする桃井とは小学生からの付き合い。
ある日桃井から、しばらく治安の悪い場所での仕事になり
もしかしてもう会えないかもしれないからと
昔からの想いを告白される。本当は堤も気づいていた。
そして餞別・・・と理由をつけて体を重ねてしまう。
次の日桃井はアフリカへ旅立ち・・・
本当は自分も桃井のことが好きだった。
桃井を待っている間の堤乙女だね~可愛い♪
半年の間、桃井の安否を心配するあまり試験にも落ちる始末。
桃井の帰国後、半年間の想いを素直に伝える堤はカッコよかった。
短いけど、心の葛藤や揺れる気持ちが素直に表現されていて
読みやすく、入り込みやすい作品でした。
『眼鏡着用ノススメ』
普段眼鏡がないとまったくと言っていいほど見えない武藤。
恋人の大樹とは付き合いだして4年。
この大樹が飛行機で行く出張を心配するというもの。
自分の知らないところで何かあったら・・・と心配するのは可愛いけど
ちょっと飛躍しすぎ・・(笑)
Hのあと、眼鏡を隠しちゃうという子供じみたまねをする大樹に
あきれて怒りながらも、結局メロメロですよ、というお話です。
『ハイブリッド・スターダスト』や雑誌『Fig』の読切を読んで以来、私の中でウノハナさんがキてます♪
(おせーよというツッコミはご容赦下さいませ)
シンプルながら情報量は適度にある描き込み、
スマートながら男らしい骨ばった体つきがすごくいいな~と思います☆
でも、どちらかというと今の絵の方が好きです。
今と、本書や『みひつのこい』とで、そんなに絵が変わってる感じはないですが
今の方がやや線が太く男っぽく自分好みかな~と。
(最近読んだのがオヤジとかボクサーだったので、単なる設定の問題かもしれませんがw)
◆願いましては!/恋愛写真
海外を飛び回るカメラマン×銀行員の幼なじみCP
常識とか意地でがんじがらめになりがちな受を
攻が大らかに包み込んでる感じが良かったです。
◆眼鏡着用のススメ
これは可愛いお話でした。
そっけない眼鏡受が恋人にちゃん付けで呼ばれてるところに萌えv
関係ないけど、ウノハナさんは白髪受スキーなんでしょうか。
今のところ、読んだ作品すべて白髪受ですv
◆みひつのこい(全3話)
弁護士をめざす大学生(秀才×天才)の野心やロジック重視な会話などにリアリティを感じました。こういう大学生って結構いると思います。
最後までベタベタにならない、そっけないくらいの関係性が
男同士というかインテリ同士だな~って感じで、そのブレなさが素敵でした☆
表紙の無愛想具合が気に入りました
肩の具合がかなり気になったり
イラストはフィットしませんでした
表題となっている作品ではなく
最初にかかれている作品
・願いましては!
が気に入りました
同じ学校に通ったことはないが小学生以来のつきあい
知り合ったきっかけはそろばん塾
この設定だけえ十分良かったです
攻めが桃井という苗字であだ名がモモ
いかついのにモモ
これだけでどれだけプラス要素だったかしれません
好きだった気持ちの辛さではなくこれから
二人で一緒にいきていく
楽しさを感じられる作品でした