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まぁ、恋に落ちる時ってそんなものかも知れないけど、人との関係を閉ざしている一とそれをどうにかしようとする達緒。
友達になろうってとこから始めるんですが、元々なんでもそつなくこなせる一は感情の起伏もない。だけど、達緒とはちょっとドキドキしちゃう。
そこはいいんだけど、達緒が一に惹かれたきっかけというか、何かが足りずに萌え切れない〜。一側は、まぁ初めて自分に興味をぶつけてきた相手な訳で、理解できるんだけど。その辺りがもう少し丁寧に書かれてたら没入出来たかも。
なんにせよ、多分話数が足りなかったんだろうなと思う。
二巻なので、次に萌えポイントあるかもな、と期待しておきます。
で、エロがないってことでおまけの短編が付いてますが、まぁこれはなーという感じ。
安藤が羽賀と友だちになりたいと、ぐいぐい行くなぁ、そんな気持ちを説明するの照れへんのかね、と思ったら、恥ずかしいことも結構言うタイプとあり、なるほどと。
しかし、急ですなw
展開はそうなるだろうとは思っていたけど、羽賀への気持ちを突然自覚して、すぐちゅうしちゃうと。
いきなりのちゅうは私の中のBL三大あるあるなので、まあ、もういいんですけどw
(ちなみにあと二つは、寝顔にちゅう、酔ったor発熱からのちょめちょめ)
で、それだけならまだしも、羽賀が驚いて安藤の手を振り切って帰ろうとしているのに、追い打ちでデコちゅうしますかねw
ノンケさんで突然なのに、ぐいぐいしつこいのすごいメンタルだなとビックリ!
羽賀はまんまでわかりやすい。
初めて参加した飲み会で、安藤が自分の話さなかったと拗ねてふとんにもぐったのはかわいかった。
そりゃ安藤も庇護欲…子どもみたいでかわいいと思っちゃうのはわかった。
あと、お前って笑わねぇなぁ〜と顔のマッサージされる羽賀の無表情ながらむに〜となっている顔がかわいい。ウザイと言いながら、内心「あ きもちいい」と思ったとこに萌え〜。
そいで、安藤にちゅうされて家を出た後、ドキドキ動揺していたのも良い。
羽賀にしたら、こんなに動揺したのは初めてかもね。
でもこの時点ではまだ友だちとしての安藤が心地よかったから、律儀にDVDのことを考えたり
「俺の世界が変わるかもしれないのに」
と思っていたのが、人間味出てきていいなと思ったのでした。
次巻では、別の意味で世界が変わっちゃうんだろうけどw
「アンタなんか大嫌いだ」
がまた子どもみたいでかわいい。
初めて仲良くなれそうだったのにね。羽賀の気持ちが伝わってくる。
安藤が攻めかなぁ、だったらいいなぁ、と薄々思っていたら、まさかのあとがきでネタバレww
ま、思った通りでよかったですけども。
先生が編集部に7連泊して、割と本気でここに住みたいとあとがきに書かれていたの笑いましたw
◆さよなら、愛しのマイフレンド(表題作)
人と馴れ合うことが苦手というより、そもそも馴れ合いたいなどと思ったことがないという態度の羽賀が、ゆっくり安藤に絆されていくのは可愛かったです。あなたと話したいから着いてきた、と言われたら、普通に友達としても嬉しいですよね。ただ、安藤の台詞や言い回しがリアルさに欠けるかなと思ったシーンもあり。安藤だけでなく、女性モデル達の会話やわがままな発言なんかも、今時こんな言い方する人いないでしょ、と若干安直に感じたので、そういう物語の脇の部分にも気を使ってくれたらなと思いました。別に凝る必要はなくて、変に誇張しないで欲しいだけなんです。そういうところで萎えてしまっては勿体ないですよね。
◆鬼束先生のお気に入り
こちらはテンポも良くて、クールな教師と不良の生徒という組み合わせが存分に楽しめる作品でした。桃矢の詰めが絶妙に甘いところ、鬼束の淡々とした態度を崩さないのに内心で桃矢を可愛いと思っているところが最高でした。プレイも、まさかの薄い本の濡れ場読み上げという、ありそうでなかった導入。弱みを握るつもりが、鬼束のいいように丸め込まれてしまう桃矢が可愛かったです。
きゅんきゅんします!
たっちゃんがオトコマエすぎてほんと素敵
一の素直じゃないところを丸ごと受け入れる包容力がカッコイイ
あれは、惚れるでしょ〜‼︎
一が作ってる壁を、もろともしないたっちゃんの愛情が感じられる作品
エンゾウ先生の描かれる男性の切ない表情が、彼らの心情を物語っていてほんとにきゅんきゅんします
捨て猫を飼いならす感じに近いのか、読んでいるとたっちゃんの優しさと一のツンデレにやられっぱなしです
早くくっつけと思いながらも、もっと自然にいちゃいちゃしててほしいなと思う2人です
とっても短いお話しなので、1巻2巻と分けずに纏められた筈…だと思います。
タレ目で半目。だけどイケメン。エンゾウ先生の描くこういうタイプは色気がありますよね、いつも。感情の薄いハジメは自分を取り巻く全てが面倒くさい、と思っていて。そんなハジメを構いたくて、友達宣言をして、構って構って構いまくるうちに達緒はそれを恋だと自覚してしまう。最初は自分にだけ懐くハジメが可愛いと思っていただけなのに…。けど、恋の始まりっていつもそうだよね。友達で居られることの居心地の良さを知ってしまったハジメは戸惑いを隠せず…。といったところで次巻へ。えええー⁈
と、こんなにも短いクセにさらに短いお話し付き。表題作とは無関係の「鬼束先生のお気に入り」。何かと絡んで来る鬼束先生がうっとおしくて、先生の弱点を探ってやろうとした桃矢くんは数学準備室で、まさかのBL本発見⁈ 先生の恥ずかしい秘密見っけ!と喜んだ桃矢はついウッカリ音読してしまう。『僕の体ジンジンして来ちゃって…』先生に恥ずかしい思いをさせようとした筈が、まさかの自分が恥ずかしいことをされるハメに⁈…そして、ハメられてしまいます。アホの子です。先生が黒髪・メガネ・スーツで軽く鬼畜です。