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なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど

nanka inma ga koishichattandesukedo

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表題作なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど

会社の部下で恋人 渡瀬透真 27歳
上司で研究室室長 美和孝博 38歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

美和の同期・橋詰に恋してしまったオヤジ妖精。
しかし、美和を橋詰に接触させたくない渡瀬は、オヤジの恋の橋渡しに大反対で…。

(出版社より)

作品情報

作品名
なんか、淫魔が恋しちゃったんですけど
著者
松雪奈々 
イラスト
高城たくみ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
なんか、淫魔に憑かれちゃったんですけど
発売日
ISBN
9784576121246
3.7

(44)

(12)

萌々

(13)

(15)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
160
評価数
44
平均
3.7 / 5
神率
27.3%

レビュー投稿数10

変わらずの面白さ!!

今回も面白かったです淫魔に~シリーズ!
1巻が面白くてもシリーズ通して面白いのってなかなか珍しいと思うんですが、これは変わらず面白い!そんな3巻でした。

ストーリーが単調じゃなく、一転、二転、三転四転…するのが楽しいですね。次々と変わる状況に面白いなーと楽しんでるうち、あっという間に読み終わります。

ただ、Hは1巻目が一番エロかったかな・・・?(松雪さんの全作品通して)もうちょい濃いのをまた読んでみたいです。

1

淫魔再び!

波乱はまだ続きそうだな(笑)が雑感な読後です。
相変わらず面白かった。
結局今さら読んでいる訳ですが、淫魔サマサマwww
楽しませて頂きました。
というか、「性交」が口癖で、極上のオスなら誰でもカモンな淫魔が、
よもや禁欲まで!?がビックリな今回ですが、火の粉は相変わらず。
ドタバタが面白い1冊でした。
贅沢を言えば、次回は、橋詰とオヤジのハジメテが読めたら嬉しいなと
思わなくもないのですが、ガッツリエロ慣れした二人だから微妙なのかしら。

また、今回は、攻がまさかのインポに!?
なお話でした。
よりエロスを期待していただけに悲しみを隠しきれずな
読み進めでしたが、必死な攻に問答(ノ∀`)
お幸せそうで良かった良かった。
愛も深まり万々歳。
このくらいライトで可笑しい作品も貴重なので
次回を楽しみにしたいと思いますw

1

恋するオヤジ(三郎)が可愛い(笑)

ついに精的フェアリーも3巻ですね。
安定をこして前回よりさらに上回るおもしろさです。
ついにあの精子を餌とする妖怪が恋しちゃってまたもや二人のカップルが
命の危機に(笑)

前回箱根でオヤジとバイバイしたと思ったら突然美和の家に美青年(オヤジ)が不法侵入。
大嫌いな妖怪が現れた上に「橋詰に恋をした」と橋渡しを要求するおっさんに
渡瀬ブチきれです。
矛先が美和に向いてしまい大切な恋人が不満におもっているのを解消してあげられない中で
橋詰とオヤジを仲をとりもつために週末に会うことに・・・・。
渡瀬のヤキモチ可愛いー。美和はちょい甲斐性なしだな・・・・。

橋詰に操を勝手に誓った三郎はまたもや美和にとりつくのですが
渡瀬がインポになってしまって命の危機に(笑)いやワラじゃないんですけどね
二人の絆が試されるお話です。
本当に美和が渡瀬以外としちゃうのかハラハラドキドキ。ちょっとみたい・・・・。
前々回が、三郎のせいで橋詰とHしちゃってるのでどうなるんだろう・・・
橋詰と三郎のが読めるのか??!!とかかなり妄想してしまいました。

エンドは自分的にまたこれ続くだろ!!続け!!と願っております。

1

オヤジに恋人っ!?

やっぱり、この作家さんは、しばらくは淫魔から離れられないと思えるくらいに
とても楽しい作品を作り上げてくれましたね。
シリーズ3作目、1作目でチビで髭面オヤジにうっかり萌えてしまった私ですが、
今回も更にうっかり萌え萌えさせて頂きました(笑)
出来ればこの作品で延々と続編などを出して頂いて、しょぼい爺むさいオヤジ妖精を
これでもかっ!てくらい極めて欲しいですね。

今回は、オヤジが何やら恋をした、なんて展開から大きく話が進んでいきます。
そしてそのお相手は・・・受け様の初めての男になってしまった女癖の悪い、
友人である橋詰なんです、そう言えば1作目から橋詰の精気が最高とほざいてましたね。
でも橋詰に紹介して欲しいとオヤジに頼まれて、やっかいごとが減るかもなんて
下心もあり、友人を紹介しようと決めますが、攻め様が再び橋詰に会う事に攻め様は
かなり気が気じゃ無いし、恋する男の微妙な感情を持て余して独り悶々します。
でもそんな恋する男の気持ちなんて気が付かないガサツ系の受け様はホント罪ですよ。

最終的には攻め様と擦れ違い気味になる受け様の、命をかけた攻め様への思いを
結果的に知らしめることになり、再びラブラブになるのですが、オヤジまでラブ!
それも、カエルの王子様みたいな展開で、人間の姿をした美麗な姿ではないオヤジのままで
橋詰と相愛カップルになる展開はオカシイのに感動すると言うか、橋詰の神経の太さに
感激してしまうと言う、妙な感じを抱いてしまう。

そして今回もやっぱり気になるのが受け様の同僚でもある、マッドサイエンスト篠澤。
人迷惑な実験で今回もお騒がせしているし、受け様の命を知らぬこととはいえ、
脅かす事になるのですが、オヤジに対する執着は何やら恋に近いのではと・・・
オヤジには実は同じ感じの仲間がいるようなので、篠澤と別のミニオヤジとの恋って
展開ものも読んで見たいなんて思いましたね。
だって、かなり今回頑張っていて、オヤジ欲しさに徹夜して、でも回復したオヤジに
魔法で記憶を消されてしまう、あまりにも不憫で攻め様がオヤジのぬいぐるみを
お礼代わりにあげるんだけど、その様子が不覚にも萌えました(笑)

オヤジの橋詰のラブラブな展開も読んで見たいし、オヤジの他に最低でも4人は
オヤジ妖精がいる事が判明したので、それも気になるので見てみたい。
あれこれ想像を掻き立ててくれる作品で楽しませてもらいました。

3

オヤジ妖精ピンチ!

以前こちらでオススメ頂いた小説の、シリーズ最新刊です。
すっかりこの「淫魔」シリーズを気に入ってしまいました。

お付き合いが始まって3ヶ月の美和と渡瀬。
淫魔と言うオヤジ妖精も去ってやれやれ、と落ち着き始めた頃、またしても見覚えのあるあの美青年(=淫魔の真の姿)が目の前に!
なんで!?どうして!?と叫びたい気持ちで居ると、何とその淫魔、美和の同期の橋詰に「恋」してしまっていたのだと言う。
又会いたい、恋人になりたい、と懇願する淫魔に情が湧き、橋詰と会わせてやろうと決めるが、渡瀬は腑に落ちない。
何故なら、美和が淫魔に憑かれていた初めの頃、橋詰に無理やり抱かれた経緯があるから。
「橋詰は友達だ」という美和、「貴方は警戒心が無さ過ぎる」という渡瀬。
2人の間に徐々に溝が出来、追い打ちを掛けるように起きた出来事が、溝どころか美和の生命すら危ぶませ――と進んでいきます。


前作より淫魔の新たな気持ちが表面に出ていて面白かった!
そもそも、淫魔という言葉がタイトルに出ているのにしょっちゅうそのオヤジ妖精の存在を読み進める内に忘れていた私(笑)
でも今回はそんな事もなく、あらゆるところで淫魔が活躍していました。

しかも、初めての恋に戸惑う淫魔!
好きな人を目の前にして何も話せないとか、普通に可愛くて参りました(笑)
それでも仲を深めたいから、他の人間との性交は絶つのじゃ!とか言っちゃって、結構なスピードですぐ弱まって、結果美和に憑くというダメっぷり。
美和のオヤジセクシーさダダ漏れとか正直笑えてしまうんですが、それに魅了されちゃう男共にもっと笑える。

美和と渡瀬の溝が出来てしまう所。
あすこは良かったなーと思います。
ずっと美和に対して思っていた事、自分がようやく彼を手に入れた事で新たに生まれた悩みや思い。そういう物が渡瀬の中で燻っていて。
逆に、渡瀬と付き合う事で自分の感情がまだこんなに動くのかと思っていた美和は、渡瀬に色々言われる事でショックを受ける。
「うるせえなテメェ!」と内心物凄く腹が立つんだけれど、渡瀬以外の男に抱かれるしか生きる術が見いだせないと思い外に出てみると、自分の中の渡瀬がどれほど大きい存在だったのかを思い知る事になる。
下の名前で呼ばれると嬉しいよな。
好きって思われる事って凄いよな。
『自分はこうだから』という考えに託けて終わっていた事柄だって、しっかりそれを渡瀬にしてやれば、彼はもっと喜んでくれていたかもしれない。
そういう、「恋する事」「相手を想う事」が美和の中に芽生え、それで気持ちがいっぱいになるというのは良かったなーと。
何か、美和と渡瀬がより一層、ちゃんと思い合える恋人同士になれたなぁと思えて嬉しくなりました。

最後のあの終わりと見ると…続きそうな感じ?それともこの3作目で終了?
美和は渡瀬とくっついたし、淫魔も橋詰とイイ仲になれたし、ネタ的には新たなる淫魔(彼含め5人居るらしい)の登場?位しかないのかなーとか思ってしまいますが、新たに出たら又絶対買ってしまうと思います(笑)

最後に。
橋詰とオヤジ妖精の姿で出会った淫魔。
そのオヤジ姿の淫魔を掴まえてキスするシーンに、冷ややかな目で見る美和と渡瀬。
そんなイラストページについ笑ってしまった。
冷ややか過ぎるでしょ、美和も渡瀬も(笑)

2

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