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なんだろう言葉にできないぐらい余韻みたいな…静かで何にもない空間の間みたいな言葉に喩えないぐらい人間の感情を上手に絵に落とし込んで描かれている。一つ一つの言葉、文字からも伝わってくるけれど、この作品は一コマ一コマ感情が伝わってくる絵でしたଘ(੭´ ꒫`)੭̸*
『雪村せんせいとケイくん』
ケイくんの雪村せんせいに振り回されている感、悶えている姿が堪らなく可愛かった…目を惹きつけてしまう雪村せんせいの仕草・表情が意地らしい〜♪
『シメコロシノキ』
誠二と暁の関係性とお互いへの依存性が、切なくて脆くて…でもお互いにしか居ないっていう強さが伝わって最後は、ちゃんと言葉にして形にできて良かったです(๑´∀`๑)
どの話にも登場する、北上くん。
彼は火付け担当みたいな感じだけど、彼の恋も言葉に表すことは難しいけど絵を通して伝わる愛情表現…芸術家ならではの表現だと感じた!
とても大好きな作品❤︎
ふとした時に何度でも読みたくなるお話です♡
キヅ先生初読み。
ギヴンはアニメをさらっと見て、原作未読、映画未視聴です。
絵はきれいです。
でもギヴンで感じていた、かっこつけ感がすごかったw
特に表題作。
特に北上w
北上だけでなく雪村もですけど、ポーズの決め方?がめっちゃかっこつけていて、見ているこちらが恥ずかしくなってしまいww
セリフも…北上が雪村のことを話すとことか、雪村がケイについて思うとことか…もなんか若くて…厨二とまではいかないかもだけど…恥ずかしかったw
そもそも北上が雪村にちゅうするのも??だし。
北上と雪村の過去編もキザやなぁと。
シメコロシノキの方が、こっぱすがしさはそこまで感じず読めたけれど、苦手な血縁CPもので、内容もよくある感じで。
かっこつけ感、キザがダメなら、ギヴンもダメかもしんないですねw
表題作だけなら、趣味じゃない、だけど、シメコロシノキがまだ物語として読めたので、中立です。
久々に読んだのですが、記憶していたのと全然違う内容でした。
別の作品と混同してしまっていた。
こういうことがあるから拙いレビューでも残す意味があるのですね。
表題作ともうひとつの中編が半分ずつ収録されています。
「雪村せんせいとケイくん」
27歳、見目麗しい大学講師・雪村と、20歳の大学生・ケイの話です。
若者特有の勢いで雪村の研究室に入り浸り、真っ直ぐに口説いてくるケイに戸惑いつつ、雪村の中で何かが少しずつ変わっていくさまが描かれています。
雪村がなぜそんなにも臆病なのか。描き下ろしの元彼とのエピソードでは若かりし頃の潔い行動力のある雪村が描かれているものの、その間に何があったのか分からないので、別れた理由も今の「研究さえできれば」みたいな状態になったのもはっきりはしません。
元々自分には無頓着なひとではあったようだけれど、感情を押さえ込むようなところは見えなかったので、何かあったんだろうなという匂いを感じるのみです。
ケイくんがバイトする居酒屋に雪村が来たときのケイくんが最高でした。
もうちょっと先を読みたい、というところで終わってしまっているのが残念。
「シメコロシノキ」
資産家の異母兄弟。本妻の子・誠二と妾の子・暁。
再会→回想→そして未来へ、という感じの3話構成になっています。
2話目がすごく良いです。
赤ちゃんが生まれたときに贈ると良いとされる銀の匙に準えて、誠二にとっての暁がどれだけ意味のある存在だったか。この2話だけを単体で読んでも相当こころが揺すぶられると思うくらいでした。
拒絶されたら終わりと思っていた誠二と、拒絶した後に改めて自分を選んでほしいと願っていた暁。「拒絶」が一方にとってはピリオドで、もう一方にとってはスタートラインだったというすれ違いが切ないです。
こちらの作品の方が圧倒的に好きだなあと思いました。
でも単行本のタイトルがこれだったら、ちょっと手に取るのを躊躇いますね、きっと。
作画のせいか、情熱的というより静かに燃える青い炎のような空気感が漂っています。
素敵な作品です。
デビューから絵がとってもお上手と思っていましたが、読み返すとやはりまだ荒削りな。いや、この時点で大変お上手なのですが。
そしてキャラクターは正直キヅナツキ先生の定番というか、似たような性格のキャラが焼き直されているのだなと、既刊全て読んで思う。しかし演出と絵のうまさでガッチリ惹きつけられますね〜。エロが無くても満足させられる。
2次元的イケメン達がずらり。リアルにいたらあまり関わりたくない笑
他の方のレビューにあった「二次創作のよう」っていうのは言い得て妙ですが、それでも商業デビューでこれはすごい。
個人的には、表題作「雪村せんせいとケイくん」よりも同時収録の「シメコロシノキ」が大ヒットしました。
共依存……ってわけではないのでしょうが、お互いがあまりに大切で、だからこそ拗れた関係になってしまっています。(そしてそこに大きな萌えを感じる)
感情のベクトル量が、攻→→→(←←←)受けなのも大勝利だし、クールな見た目の攻めが感情欲望全開なのも花丸です。
また、表題作「雪村せんせいとケイくん」ですが、コミックスラストの作者さんのあとがきページ(あとがきって程でもないんですけど)の見開きでのイラストが最高です。あの見開きは本当に見てほしいんです。
本編があれだけスッキリ綺麗に終わったのに、最後にそれ持ってくるか!という、作者さんのセンスに脱帽です。
リンクスを先に読んでからの作者さん繋がりで購入したのですが、また良作に出会いました。引き続き同作者さんで探険していきたいと思える一作でした。