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「絶対者の恋」下巻。
「アシュラフx東堂和輝」
上巻ラストでアシュラフと隣国シャムスの姫君レイラーとの縁談話が持ち上がった…の続きからです。
和輝は気丈にアシュラフを信じますが、アシュラフと話が合う美しく聡明なレイラーに嫉妬心を抱いてしまう…
まぁしょうがないか〜…と和輝を応援する気になるけど、アシュラフの忠告を軽く見てシャムス石油相のハサンの罠にかかり、4作目の「誘惑者の恋」のように薬を使われて犯されそうに!
もちろんアシュラフが来てくれて助かる。
ここははっきりと既視感。
そしてお仕置きH…ここも読者サービスかなぁと少し冷めた目で読む感覚。
さて、ここからはちょっと感動的な展開がやってきます。
マラークに戻った2人。なぜかアシュラフが女性物の民族衣装を和輝に着せようとします。
なぜなら、男性は入れない後宮に向かうため。後宮に住むアシュラフの母王妃に会うため。
第一王妃は優しく和輝を受け入れます。アシュラフの側で支えてあげて欲しい、と。
こみ上げる涙が抑えられない和輝…ここは読者としてもグッときた。
正直…アシュラフに和輝は釣り合ってないと思う。でもほんとにロマンチックな愛の夢だと思う。
「ロマンティック・デザート」
さて、巻末の短編はラシードx桂一のラブエピソード。
マラークに帰ってから休みなく働くラシード。遂に一泊旅行できる時間が取れた。
アシュラフが所有するオアシスのリゾートホテルでの桂一と2人きりの休日。
美しく厳しい砂漠。壮大な夕日と降るような星空…
『幸せだ。あんたと一緒だから…幸せだ』
ラシードの本心に心打たれました。
実は今作の主役カップルではなく、脇役(「支配者の恋」では主役カップル)のラシード×桂一カップルが大好きでたまらない私、、、(アシュラフ×和輝カップルファンの方,ごめんなさい、、、)
主役カップルのアシュラフは紳士で大人で格好良くて本当に素敵な人だな、、、とは思うのですが、心惹かれるのは、だめな子ラシードの方なんです、、、
それに、桂一が私の受けツボドストライクで、、、
なので、短いながらも本書にラシード×桂一のお話が収録されていてとてもとても嬉しかったですし、表紙もこの2人なので幸せでした。
アラブ兄 × 東堂弟 中心の話になります
アラブ弟 × 東堂兄は後半にでてきて、いたしてくれちゃってますw
攻め様に嫁をと勧めてくるものだから
子供が産めないと受け様はションボリしてしまいます
受け様を狙うと言いますか、攻め様へのあてつけっぽいですが
受け様は狙われ、その悪にw襲われます
と・・・その悪の手下たちに愛撫という暴力を受けます
それが後ろに指まで入れてしまってイク寸前までと酷いありさまです
そして悪に入れられる寸前に、攻め様に助けられて
お仕置きたる愛に溺れます
最後の最後で 受け様が女装して攻め様のお母さんに会いに行くシーンが
とても感動しました!
上巻後半からアシュラフと和輝の話になります。
公務で忙しく国を離れられないラシードに代わりアシュラフが和輝を誘ってシャムスへ赴きます。
シャムスにはアシュラフの妹、マリカが嫁いでいました。
シャムス国王の妹、レイラー、アシュラフの母、と女性の登場が多かったかな?
和輝は相変わらず学習能力なしの跳ねっ返りです。
2度ほど危ない目に遭い、また・・・。
アシュラフの心配は堪えませんね(笑)
王子さま仕様のアシュラフと後宮へ入るためにお姫さま仕様になった和輝。
本当に素敵な挿絵でした。最後に番外編?桂一とラシードの休日も良かった♪