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個性的な3組のCPのお話が収録されているバラエティーパックでした。
一番好きだったのはやはりタイトルになってる先輩後輩の”今日も月が綺麗”。同棲中の2人の日常の些細な行き違いに不安をおぼえる受に対して、ベテラン社会人・先輩のアドバイスがいちいち的確すぎて、いい脇キャラも印象的でした。なかなかお互いの仕事やその状況に対する理解がおよばなくて、、というところでしたが、おおよそ受がめんどくさい件でしたw。攻(先輩)は、仕事の愚痴は言わない、家出したら心配して迎えにきてくれる!しかも顔がいい、、理想のダーリンだと思うんですよね。高校時代の憧れをずっと引きずっていて勝手に理想像を作り上げていた受が、”たった一つ年上なだけの 俺と同じただの男なんだ”という悟りを開けるまで、のてんやわんや。ひたすら楽しかったです。”TNKに飽きた”と言われた攻がとった行動に感涙できます…。(スイート)
”明日も空は青い”も先輩後輩なんですが、こっちの先輩はなかなかのクズで、後輩が下僕のように先輩に振り回されていると思いきや、、、戦略だったんかい?!という顛末。が、先輩が受になった経緯が気になるので、前日譚がほしいな!と思いました。(ビター)
”瓢箪から駒”…これは兄弟→友人→恋人?という、ピリッと大人なユーモアの効いた掌編でした。どっちがどっち論争で寸止めなのがちょっと残念。2L問題の絵面が気になってます。(スパイシー)
オムニバス3本。
どのcpも、それぞれ特色があっておもしろかったです。
「今日も月が綺麗」
付き合って数年、同棲し始めた2人。
いちゃいちゃ日常が見られるのかしらん…と思ったら、盛大な痴話喧嘩ww
瑛太がすぐに怒って泣いて…うざ…と思ったけどw 先輩がかっこよかった。
いくら好きで、一緒に暮らしていても言葉にしないとわからない、てことはあるよね、なお話。2人ともまだ若いし。
瑛太がノー先輩ノーライフだし、先輩の謝り方がいいし、仲直り、その後のくだりが萌えで見せ場で萌えでした〜。
「明日も空は青い」
こちらは先輩(小山内)が泣いて謝って、溝口を好きだと自覚したところがよかった。
小山内が反省して、素直で誠実になればお似合いの2人だと思います。
溝口ナイスキャラ。
「瓢箪から駒が出る」
ノンケの2人が妙な出会いをして意気投合して、付き合い始めるまで、その都度、言葉で意志を確認しながら進めるところがおもしろかったです。
3作品収録の短編集、全部大好きでした!
表題作の二人が特に最高~。切ない恋を実らせた告白からの超現実的な同棲シーン。おならで始まる斬新さwあの素敵だった先輩がこんなことに…っ!って衝撃なんだけど、それがものすごくキュンと刺さる感じでした。恋の先にある二人のお話をじっくり見せてもらえる…ってときめくw
受けの皆川は正直ウジウジウザっ子タイプで本来なら苦手なんですが、真剣に怒ってるのにセリフがいちいち笑いを誘うから憎めないw(ち○こにはもう飽きたて!爆笑…w)それにとっても素直だし、すぐに反省できる良い大人w
攻めの先輩は、余裕っぽく見せてるけど結構単純で可愛いところもあって、キュンでした!ふらっと流されて浮気しそうなとこあるなーと思って見てたら、ちゃんと自分で自覚してたみたいで、ちゃんと言ってくれた二人のぶつかり合いシーンはすごく良かったです。
その後のえちシーンで先輩が落としてくれた爆弾も良かったw皆川愛されてるー!
冒頭告白シーンのカッコイイ先輩はどこにもいなくなっちゃったけど、より愛しい先輩が現実として隣に在る実感が伝わってきて、萌え泣きそうでしたw
2作目は後輩をいいように使ってた先輩が、とあることで後輩を怒らせ、見放されるお話。流れとしてはベタなんですが、この後輩君がわりとイイ性格してまして。ニヤって笑う表情の中に切なさもあったりして、とても良かったです。えちシーンのセリフで笑ったw
3作目は冷静に考えるとおかしくない?って会話が延々繰り広げられる、攻め×攻めバトル?広尾が謎の説得力を持つ話術で言いくるめていく過程が面白いですw二人とも女の趣味悪すぎだし、ズギュンとクルポイントも今のどこで!?ってなる感じだけど、妙~に上手くいきそうな気がしましたw
やっぱり木下先生の漫画は疲れた時の癒しにぴったりです!表題作は何度も読み返すと思います。
木下けい子先生の作品は多分初レビューです。書いてないだけで沢山持ってます。10年商業BL沼にいて、避けて歩く方が難しい。
この1冊、会社員詰め合わせでダメな人詰め合わせ!
性格悪い登場人物は大好きなんですけど、こういうタイプは苦手なんだよな〜って人が揃い踏み。仕事についてウダウダ言う男も、貯金の習慣なく人の家を渡り歩く男も…男って書いたけどそれが女であろうともロクなもんじゃない。六またで浮気する女も出てきます笑
これで話の味付けが好きなら良いけれど、そこまでハマりきれなかったのも事実。木下先生の作品て自分の中で、シーズン出場し続けるレギュラーだけど、目立った成績は残さない7番ライトぐらいのイメージでして。レギュラーの時点で十分すごいんですよ勿論!
いろいろな作品は、数有れど。やっぱり、木下けい子先生のお話はいーなぁ~!
短編集ですが、短いながらどの作品を読んでも洒落ている。
私、にやつきながら読んじゃうタイプなんでスマホ外読みはマスク必須です。
こちらは、リーマンの恋が3CP❤️
どれも、リーマンが魅力的。
きっと気に入るCPがいるはずですよ!
【今日も月が綺麗】
先輩後輩の同棲CPです。
仁木先輩はひとつ年上で営業職リーマン。瑛太はデザイナーです。
瑛太の押しで付き合って、同棲してなんですが、好きなのは自分だけみたいになって日和がちな瑛太。だけど、ちゃんと2人に愛があるのを確認出来たので良かった!
仁木先輩がかなり、瑛太ラブだったのだな。
【明日も、空は青い】
こちらも先輩後輩。
いや~こちらの先輩、小山内はクズ。後輩の溝口が自分を好きと知りながらパシリにもセフレにも使っていました。
だけど、溝口の方が一枚上手。実は、調子に乗りがちな小山内の性格を把握して、お仕置きしてました。
ぐずぐずに甘やかされて、時にお仕置き。これは、小山内が溝口から離れられないなぁ…と感心しました❤️
【瓢箪から駒が出る】
同じヤリマンな彼女とそれぞれ付き合っていた広尾と神田。
何故か、別れた彼女繋がりで仲良くなっていく話。
お互いに居心地良くて、性的にもイけるぜ!みたいなノリで抜きっこしちゃう…
広尾は巨根らしいです!受け攻めは、とりあえず保留ですが、せっかく良いモノを持っている広尾が攻めでよろしいかと思います。
さっくり読めるけど、味がある。木下けい子先生はすごいなぁと再確認しました。