オンユアマーク

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オンユアマーク
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%
著者
 
イラスト
 
媒体
小冊子
出版社
新書館
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
Dear+の公式サイト

あらすじ

Dear+の公式サイトで無料で読める、「雪よ林檎の香のごとく」の番外編。
http://www.shinshokan.com/comic/debut/080701d_onyourmark_fm/book30.html
体育祭を目前にして忙しく活動する志緒を微笑ましく見つめていた桂は、
ある日、志緒に恋しているひとりの少女の存在に気づく…

表題作オンユアマーク

桂英治 高校国語教師
結城志緒 高校2年生

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レビュー投稿数1

光に満ちた、…

数ある『林檎』の番外編の中でも、とりわけ好きな一編。

時間は付き合い始めて暫く経ち、志緒は高校に二年生になっている。
体育祭を前にした学校の情景、その中での志雄が桂の視点で描かれている。

生き生きと描かれる高校生達の描写の中、志緒が鮮やかに浮き上がる。
それは、志緒の持つ得難い個性の故もあるし、何よりも桂が見ているから。

そんな中、背筋の伸びた少女・山辺さんが志緒に恋していることに桂は気がつく。
今は少女の気持ちにすら気がついていない志緒だけれど、
もしかしたら彼女を選ぶのではないか?と恐れ、
嫉妬して、その時に自分は志緒のような潔い態度であれるのか?と自問する桂。
キスにさえ構えてしまうような10代の相手に、みっともなく狼狽えて、
せめて別れ際にみっともなくあるまいと、あれこれ心の準備をする桂が愛おしい。

少女の造形がまた素晴らしい。
一つ一つの仕草や振る舞いから、彼女が志緒くんを好きになった必然がよく分かる。

自分の気持ちを持て余しながら、桂が疲れ果てて帰った家で、待っていた志緒は…

告白を断ったという志緒に対し、桂は「後悔するか続きもしれない」と言う。
そんな事絶対にない!と全力で否定して欲しい、自分の不安を拭って欲しいと思う
ずるくて弱い大人に対し、志緒の答えが痺れる。ああ、これが彼の輝きだ。
その輝きに何度も魅せられる桂は、自分を生き直させてくれた志緒に感謝し、
自分も彼に相応しい者になろうと誓うのだ。


4

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