表題作桜の季節

あらすじ

緑間真太郎と高尾和成。
高校を卒業して一年後のif話。高尾視点。

作品情報

作品名
桜の季節
著者
ぐさり(キヅナツキ) 
媒体
漫画(コミック)
サークル
刺傷<サークル>
ジャンル
黒子のバスケ
発売日
5

(1)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

これからもずっと君と桜を…

キヅナツキさん、やっぱり好きだーーーー!!!
と公開告白をしたくなる同人誌です。


「桜、見に行こーよ、来年。」
約束して別れた二人。
高尾にとっては告白の意味を含んでいたのですが、
もう今年は咲いてしまって、緑間の音沙汰は無し。
別々の大学と別々の街。
あれから1年、メールはするしたまに電話で話すし
会えない距離じゃないのに
桜の季節には全てが懐かしくなって
それと共に寂しさもつのる高尾です。

会いたくて話をしたくて
桜も満開のある朝、緑間から電話がかかり
泣いているのを悟られてしまいます。
3年の付き合いだったけれど、
“3年”というだけじゃない濃密な楽しい時間を過ごして
誰より好きだった。

電話の声が直接窓を開けた外から聞こえ
下を見ると緑間が車で来ていて
「計画的犯行なのだよ」と明るく言い放ちます。
きっとちゃんと緑間も高尾を想ってくれていたのでしょう。

キスシーンもエロも無いのですがこの切なさ!!
しかし奥付では
緑間が高尾を抱っこしたまま唇を重ねる姿を見られます。
うぐ…、いいな!このキッス!!!
表記は無いけど緑間×高尾なんだろうな♪

そして更に思わず唸ったのが表紙です!!
高尾が卒業証書の筒を持って笑っています。
桜と赤が美しいんですが
触ると桜の部分がぽこぽこつるつるしてて
(これ専門用語で何て言うんでしょう??無知ですみません;)
ぱっと見はわからないのですが、高尾の涙もそういう仕様に!!!
これ、とても素敵で感動しました!!
つい撫でてしまう…。

綺麗で透明感あふれるキヅナツキさんの作品、
何度も読み返してきゅうきゅうさせていただいてます。
春の暖かな風を感じられるし、
まさに今の季節にぴったりでした。
(こちらの地域ではまだ少し早いのですがw)
やっぱり桜は好きな人と見たいですよね!!

ちなみに、『或る科学の証明』とは別物のお話だと思います。

2

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