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千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって。責任を取ってもらうぞ
もーーーーリアルにお腹を抱え、声を出して大笑い!!電車の中とかで読んでなくて良かった…
あほエロが素晴らしいです。もう、大好きだよ!!!!本当好きです、この作品。
まず攻め様のお名前から爆笑。ただ読んでるだけでも笑えたんですが、面白すぎて夜中に一人ブツブツ口に出してみたんです。
”オヤジンナポッポレーノフェロモンダプンプンキンニクモムッキムキーダキファーフ”って。
そうしたらより笑えてきて、なんか自己紹介のページだけで笑いのエンドレスループに巻き込まれ…
(ちなみに後半、壺から子供姿の精が出てくるのですが、この子の名前も爆笑ものなのでご覚悟ください…!)
さらに、「俺のぶっといズッキーニ」「千年分たまりにたまった俺の熱いポタージュだ」「俺の灼熱の秘宝をたっぷり味わわせてやる」とか、
もう笑えて笑えて仕方ない卑猥なセリフのオンパレード。あーー、元気出る(๑ノ∀˂)w
水族館でナマコを握っての一言も、笑いすぎて胸筋がおかしくなりそうでした〜
そんなただの粗野なエロオヤジかっていうキファーフなんですが、お互い気持ちを告白した後のエッチでは、魔法で電気を消して次々にキャンドルを出して灯し、
淡いベールの布でベッドを取り囲み…と、ロマンチックな演出をするんですよ!!…いや、これもオヤジくさいか。。笑
また受けの匡(たすく)の天然でのほほん、無欲な感じもすごく良くて。
ランプを擦るたびに、何故か攻めの股間をこすってしまう才能!ꉂ(๑˃▽˂๑)
毎度ランプから出てくる時は股間を膨らませてる攻めとか、もう想像すると笑いしか湧いてこないですね…幸せな気持ちです、ありがとうございます笑
そしてそんな笑いに満ち満ちたキャラの出てくるこちらのストーリーなんですが、これがシリアスで切なさのあるお話なんです。。
キファーフが千年前に守りきれず死なせてしまった王子の遺品である首飾りを、匡も一緒に探すことになるのですが。
そこに中東情勢(政府軍と反政府軍が内乱状態)や千年前の真実などが絡み、キファーフがランプに閉じ込められることになった真相が分かった時には、胸がきゅーっとなりました。
拷問やロケットランチャーでの攻撃など、アクション映画さながらの描写もあり、ハッピーエンドを信じながらも「どうなるの!?」とハラハラ。
攻めの卑猥さに隠されている(?)んですが笑、胸にグッとくる愛の物語なんですよね…
いやあ、笑えて泣けて感動できる、素敵な物語を読ませていただきました✨
はー、これからまた攻めの名前をブツブツ呟いて笑おう(*´艸`)
答えて姐さんでおすすめして頂いた作品です。
中原先生流のアラブもの、ランプの精、オヤジ。
これだけで気になって仕方がないのですが「千年ぶりに俺の大砲の火種に点火しやがって」の煽り文でもうだめでした。
これは絶対に面白いぞ!読まなくては!という気持ちに。
いやもう最高に面白くて笑いました。
「ないないないのない尽くし」「草食系を通り越して植物そのもの」なんて、ここまでボロクソな言われようの主人公の紹介は初めて見ました(笑)
匡は昼行灯と呼ばれてしまうほどにどんくさいけれど、悪意や欲とは縁遠い慎ましく穏やかな性格でとても優しい人間なんですよね。
終始どこかぼんやりとした雰囲気がなんだか可愛いです。
そんな彼が自分を投げ打ってまでキファーフを想う姿が強く凛々しくて、始めのぼんやりさからの成長を感じてじんわり来ました…
一方のランプの精・キファーフ。
フルネームがものすごく長くて、1文字ずつ読んだ瞬間に爆笑。センスが天才。
立石先生の素晴らしい挿絵を見ると、褐色肌に精悍な顔立ちでワイルドなセクシーさが溢れ出るかなりの男前だと言うのに、中身はとんでもないスケベ親父!
身体の一部分に関しては圧倒的な語彙力の高さを感じる下ネタ発言を匡に繰り返しては迫る残念なダンディです。
ぐいぐい迫るのに抱き方はとても優しくて丁寧。
何かしようとする度に匡にランプを擦られ、雄叫びをあげながらランプに吸い込まれていくシーンに何度も笑いました(笑)
しかしながらスケベなだけではなくて、何気ない行動や言動に優しさや思いやり、そして匡を大きく包み込む男らしさを感じるのがずるいところですね。
ううん、良いオヤジ!
キファーフの口から次々と繰り出されるセクハラ親父な下ネタのバリエーションの多さに笑い、ランプを擦る度になぜかピンポイントでキファーフの股間に直結する場所を擦ってしまう匡の謎のテクニシャンぶりに笑い、そのせいで毎回勃起した状態のまま現れるキファーフに笑い…
と、下ネタとアホエロなコメディ描写の数々に笑いっぱなしで油断をしていると、途中から、あ、あれっ…?ちょっとちょっと…?と、ただのコメディだけで終わらせない読ませる展開が上手いです。
笑いあり、笑いあり、ハラハラあり、感動あり、ハッピーあり!
中原作品ラブコメのこういうところが本当に好き!
引き続き続編も読んでみたいと思います!
冒頭から途中まではコミカルでおっさんの下ネタが寒くて好きなんですが
後半から中だるみ?してしまうのか勢い落ちちゃって
2回ほどトライしたのですが最後まで読めなかったです
(流し読みパラパラでなんとなく結末までは読みました)
最高にセクシーで破廉恥で人外で魔法使いのオヤジ攻めですね!
数年前に読もうとして途中で挫折しましたがやっと最後まで読めました。
昼行灯の匡がランプを擦ると必ずキファーフの股間を擦るのも面白いですね。登場するたびアソコを立ち上がらせて現れる。
キファーフに恋をするもキファーフはまだ王子が好きなのだと心を痛める匡。でもキファーフは匡を愛してくれて。
想いを確かめ合ったら今度は何故かいつも中東系の人物を見かけたり溺れて苦しい夢を見て寝不足になったりサラマが登場したり、まだまだ何か起こりそう。
そしてなんと!某国の人達にキファーフの正体を知られランプの持ち主を強引に移され紛争中の某国に連れ去られ匡とサラマを人質にキファーフを脅されピンチに。
ここで匡の取った行動で新たな展開を見せます。見覚えのある将軍の首飾り、溺れる夢を頻繁に見る理由、キファーフに惹かれ匡だけがランプを磨けた理由など。
匡が王子の生まれ変わりじゃなくても愛してるとキファーフが言った所が良かったです。匡として愛して欲しいので。
でも千年も超えて結ばれる、王子がランプにキファーフを閉じ込めて救うのも、生まれ変わったら今度こそ愛してると伝えたいというのもキュンとしますね。大きな愛です。
キファーフがアソコを表現する言葉が限りなくあるのも下ネタセクハラなのもいいですね。
サラマも千年以上生きてるのにちびっこで可愛らしいです。ランプや壺に入って人の世を渡ってきたのもすごいですね。そして運命の相手の元にたどり着いて。
ちるちるさんの作家インタビューで『破廉恥なランプ』の記事を拝見して面白そうだなと思ったので、とりあえず前作にあたるこちらを読んでみました。内容はすでに書いてくださっているので感想を。
面白かった!
中原さんらしい男の色気満載のオッサン。このおっさん(キファーフ・攻め)が『ランプの精』なのですが、ランプの精らしく常に半裸。ムキムキの肉体美。そしてとどまることのない下ネタ(おやじギャグともいう)。
これだけ連ねちゃうとただの変態のオッサンになってしまうのですが、実は彼は過去に秘めた恋をしていて…。
人外ゆえに人間界では突拍子もないことをしてみたりもするのですが、なかなかに思慮深く思いやりを持ち合わせている人で、何とも憎めない。
対して受けの匡もすんごく可愛い。ちょっと天然ちゃんでのんびり屋さんなのですが、思いやりに溢れたナイスガイで、このどんくささも含めて守ってあげたくなってしまうようなキャラでした。
匡はキファーフに流されるように関係を持ってしまうのですが、その理由もきちんとあるのでストーリーに入り込みやすい。
下ネタ全開のキファーフのセリフ。
キファーフやキファーフを慕うランプの精になりかけ(っていうのがまた面白い)のサラマの本名や彼らの属性。
思わず爆笑しながら読んでしまってギャグ寄りの話なのかと思いきや、キファーフや匡の過去の因縁や二人がお互いを想う気持ちもきちんと描かれていてすごく読みごたえがありました。
『破廉恥なランプ』も買って読んでみようと思います。