狂気の執着愛。ついに文庫化!

あの日、校舎の階段で (文庫)

anohi kousha no kaidan de

あの日、校舎の階段で (文庫)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神52
  • 萌×213
  • 萌5
  • 中立4
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
13
得点
331
評価数
79
平均
4.3 / 5
神率
65.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラ文庫
発売日
価格
¥714(税抜)  ¥771(税込)
ISBN
9784778115265

あらすじ

高校時代、親友だった笠井亨と遠藤圭祐。遠藤がゲイの友人を不登校に追い込んだことで仲違いした二人だが、同窓会で十年ぶりに再会し、また付き合いが始まる。だが笠井は偶然、遠藤が自分をずっと好きだったことを知ってしまった。友達でいいと言う遠藤を切り捨てられず一度は受け入れた笠井は、しかし自分に向けられる執着と欲望に耐えきれず、遠藤の前から姿を消すが――。衝撃作、ノベルス未収録作と書下ろしを加え文庫化!

表題作あの日、校舎の階段で (文庫)

遠藤圭介 28歳
笠井亨 28歳

その他の収録作品

  • アクアリウム
  • プラネタリウム
  • 週末は甘い病気
  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数13

理想の作品に出会った

攻め→→→→→受けのあまりにも一途な片思いにキュンキュンしまくり、切なさに泣きまくりでした。

一途で健気で、ノンケ受けに執着しているゲイ攻め。設定からしてどストライクだったんですが、期待以上でした。ノンケ受けがすぐにほだされないのもとても良い。こんなBLが読みたかった!

遠藤(攻め)の一途すぎる気持ちにとても感動しました。愛が重たすぎるけど、それが最高ですね。
ヤンデレというとなんだかわざとらしかったり、内容が薄いものもありますが、この作品は全くそんなことはなく、リアルでディープで大満足です。攻めが受けのことを好きすぎて病んでいます。

執着攻め、受け溺愛攻めが好きならぜひ読んでほしいです。

2

執着攻めの頂点

この小説で執着攻め萌えに目覚めました。
この作品を読んで佐田さんの既刊全巻集めたくらいです。
私の中で、執着攻めの受けに対する執着度合いが高ければ高いほど美味しく、受けはただ言いなりになるんじゃなくて攻めと対等、もしくは攻めを尻に敷くくらいが好ましいのですが、その点この作品は私の好みど真ん中でした。
それに加え佐田さんの文章が私にすごく合ってるんですよねー。
淡々とした文章に感じなくもないのですが、その中に遠藤(攻)のドロドロとした執着が感じられてゾクゾクしましたw
遠藤(攻)から逃げて引っ越した笠井(受)の前に遠藤が再び現れた時は、笠井には悪いですが「よし来た!!」と思いましたw

ただ、受けが攻めを受け入れる過程は唐突に感じなくもなかったかなぁ…と言う感じです。
が、それを補って余りある萌えを頂きました。
きっと執着攻めの中にはもっとヤバい人達がいると思いますが、遠藤に出会った衝撃が凄すぎて、私の中で執着攻めの頂点はもうずっと遠藤です。
濡場はわりとあっさりめの文章です。
色々書きましたが、好みの分かれる作品であることは間違いないです。
話は甘くないですし、受けの気持ちは分かりづらいところがありますし、遠藤は笠井のことを手に入れる為なら手段を問わない上に使用済みパンツの匂いを嗅いで気合いを入れる変態です。
ですが、心を奪われる人がいるのも間違いないと思います。
あーーーー佐田さん新刊出してくれないかなあ…

4

着地点が良い

新書版を持っていたのですが、文庫版の書き下ろしが読みたくて購入しました。新書版にはない二人の甘い甘い関係が垣間見れるので買って良かったと思いました。ストーカーからの恋愛関係はなかなか難しいと思いますが、一途な執着愛と考えればそれも有りかなぁと思ってしまうBL脳ってすごい変換力を秘めていると我ながら天晴と感じました。攻め様をそこまで引きつける魅力を受け様には読んでいて感じることはできませんでしたが、そういうことろがまた良いんです。誰も気づかいな本人すら気づいていない魅力を見つける攻め様が良い!

2

ストーカーで変態、でもときめく

攻めの執着が凄い、とちるちるのトピのどこかで見て気になっていた作品です。佐田先生の本は既に二冊読んでいましたし、麻生ミツ晃先生の表紙も素敵で躊躇せずに買いましたが、これほどとは思いませんでした。この攻め、遠藤圭祐は本物です。本物のストーカーで変態。
表題作「あの日、校舎の会談で」はもうサスペンスといっていいでしょう。主人公で受けの笠井亨と十年ぶりに再会した遠藤圭祐。二人は十年間疎遠になっていたもののこの日を境に再び友情が戻り、笠井の悪夢は始まるのです。ここでの遠藤は本当にヤバイ、笠井が好きで好きで執着しまくっていろいろやってしまう。笠井は遠藤の執着愛にとうとう胃をやられて吐血、入院まで追い詰められます。
最悪のこの時を境にして二人の関係が徐々に変わっていくわけですが、笠井の気持ちの変化には感情移入できるものがありました。ラストの遠藤は正に粘り勝ち、「笠井を大事にしてやれよー」と一言言ってやりたいですね。
二話目「アクアリウム」。何とか恋人になった遠藤と笠井のそれからの話で、遠藤視点。
笠井がいなくなってしまうことを考えると、どうしても軽く変になってしまう遠藤です。そして、ここまで読んでいると不覚にも遠藤がいい男にみえてきて、ときめきました。
三話目の「プラネタリウム」はダブルベッドをどーしても買いたい遠藤と、ベッドを運ばれたときのことを考えて悶々とする繊細な笠井のお話。
ラスト、「週末は甘い病気」は最初の二人が嘘に思えるくらいに安定した関係になりました。笠井の履いたパンツのにおいを嗅ぐ遠藤はやっぱりド変態だとは思うけど、この二人はきっと大丈夫。
まとめの感想として、こういう執着ものならいいなあという感じでした。

3

BLだけどちゃんと小説を読みたい方へおすすめです

攻めがストーカー→カオナシ→犬に変化します。
受けはボロボロになります。

重たい内容ですが軽快な文章で物語に引き込まれます。文章力が高くて描写もリアルなので受けに感情移入して読まれる方にはキツいようです。

佐田先生がこの設定からどうやってハッピーエンドにするのかも読みどころのひとつかと思いました。
攻め×受け×著者を上から眺めるようにして読みました。

名作です。

1

怖すぎるんだけど怖いもの見たさで続き読んじゃう

とてつもない執着攻ものですが、このレベルは突き抜けすぎてて衝撃でした。
初読み作家さんでしたが、この腹の底から気持ち悪い、最早恐怖と言えるような執着を書ききってるのに驚きです。

理解不能で気持ち悪い、言葉の通じない相手、しかもそのストーカーっぷりたるや、受が警察に相談することを本気で悩むレベル。
受は受でごく普通の性癖をもってたはずが、親友として付き合ってた相手がどんどん豹変し、監禁強姦のような力業、あげく脅迫までされて憎しみに変わる。
一体どんな風に決着つけるんだろ? というくらい深みに嵌りすぎて、ボタンが掛け違いすぎてどうしようもない展開だったのに気がつけば……。
この受の攻を受け入れていく過程が秀逸でした。
私も勿論、この攻の異常さは怖気が立つくらい気持ち悪いと思ったんですが、気がつけば……(笑)
なにこのマジック。

そんな縋るみたいな目をしたって知らないからな!

とか思って通り過ぎても、背後で「くぅぅん……」と泣かれてしまったら引き返してしまう、みたいな何とも言えない気持ち。
攻の身勝手っぷりに腹が立って仕方ないのに、不思議と目が離せません。
地団駄踏んで駄々こねて、ごね勝ちといえばそうなのかもしれないですけど、受の葛藤も非常に上手に書かれていて、凄い。
またイラストが麻生さんで、非常にマッチしてるんだこれが。

何冊かこの作家さんの作品は積ん読しているので、次が楽しみです。

3

偏執的ストーカーに絆され…?

怖い話でした。
高校時代に好きだった笠井に告白したことが許せなくて、告白した相手を『ホモ』といじめて不登校にまでした遠藤。及川がかわいそうで、即座に嫌いになってしまった。
そんな遠藤も実は笠井が好きだったんだと10年たっての告白、そして病的なストーカーに。
あまりの執着ぶりに、一度だけだかれてやるから忘れろとは思い切ったことを…
当然、一度だけなどどいう約束は反故にされる。暴力的な行為の強要やストーキングに写真で脅迫とあらゆる脅しに読んでいて気持ちが悪いだけで少しも面白くなかった。
これだけのことをされとうとう胃に孔まで開けるほど苦しんでいたのに、あっさり許してあっという間に同棲し恋人に…
ただの偏執的で一方的な愛情の押し付けで迷惑なだけだと思うのに、これのどこに愛が感じられたのか全くわかりません。
同情と諦めと身を守るための誤魔化しにしかみえなかった。
その後の短編でも独占欲と支配欲で縛られ閉口している笠井が哀れでした。
笠井パパ'Sの馴れ初めとか過去編が気になりました。

2

怖いもの見たさ…

この作品ほどみなさまのレビューに助けられた作品はございません!
怖い、痛いとおっしゃいつつ、みなさま高評価!
ほんとに?なんでこんなに神率高いの??
と、ビクビク読んでみました…。
別に重いの嫌いじゃないし、執着ものもどっちかっていうと好きだけど…これ…半端ないですよね??
し、し、しんじゃうよ((((;゚Д゚)))))))
ここまでやったらダメでしょ!

と、思いつつも受けと同じように何故かほだされて、気付けば一気読み!
すごい作品でした〜。

3

病的なまでの一方通行愛??

文庫になる前から実は気になっていまして、
描き下ろしも読めるなんてラッキー!と
意気揚々とゲットしてみました!

読み進めると、“怖い”の意味がわかりました…。
なんかもう、BLじゃなくなってないか!?
(いえ、片想いの男に迫る男だからBLなんですけども;)
こんなストーカー、どうなったってほだされないよ!!!!と
ヒヤヒヤしていたら…。
ああ…やっぱり笠井の胃に穴が空いちゃったじゃないか…(泣)
コーヒーショップ内で吐血した笠井の様子がありありと想像出来て
背筋ぞぞぞ…!!

あれですね、私自身は攻めの執着愛が好きだと思っていたのですが
こういう類はもう“執着=一途な愛”とはまた違う気が……。
「好きなら何してもいいのか?」っていう笠井の疑問、まんまですよ!
相手を思いやれない一方的で病的な想いは…。
そこまで遠藤は笠井しか愛せないんだよ!なのかもしれませんが…。
私には理解できませんでした…すみません!!

胃に穴が開くような容赦の無い事を散々したというのに
思いのほかあっさり引こうとするんだな…とちょっと意外でした、が。
H時の画像は消したって言って
後日、消してないだけでなく、予備までとっておいてたとか!!
「お、お前というヤツは…!」と思いながら、どこかで
「やっぱり遠藤はそうこなくちゃな…」という妙な気持ちにもなりましたw

しかし…洗濯前のパンツのにおいを嗅ぐというのは引いちゃった…;;
あれがTシャツならばわからなくもないのですが、おパンツか!!
そういうものですか??
誰より愛する人のにおいを嗅いで
朝から気合入れられるのが遠藤なんでしょう。という結論づけをしたものの、
やっぱりおパンツは…(こだわってすみません)
ちなみに、後日腐友さんに「別の好きなカプだったら、どう?」と聞かれ
「…そんなに嫌じゃないかも」と思ってしまったあたり、
ただ単に私が遠藤を許せなかっただけという結果がw
だって遠藤こえーんだもん!!(涙)

ようやく想いが実っても相変わらず嫉妬深くて、
飲みの帰り待ち伏せてて高山との会話を立ち聞きしているなんて
笠井はもう死ぬまで離されないんだろうなー…。
そんな永遠の愛が欲しいかどうか…。
出来たらBLではエターナルラブであってほしいのですが
この度は遠慮したい…。
私はもう少し穏やかな愛がいいと思いました;

狂気をはらんだ“むっちゃ執着攻め”をお探しの方には
たまらない作品ではないでしょうか。

最後に。長沼は理解のある友人で、
長沼がいてくれたからこそホッと出来る場面もありました。
どうか幸せになっておくれーw

9

怖い怖い怖い

でも続きが気になって一気に読んじゃう話でした。攻めのストーカーっぷりが酷すぎてもはやBLではない、ホラー小説、犯罪小説・・・これが本当にラブになるのか?と大いに疑問に思いながら読み進めましたが、最終的にはラブラブになり攻めが受けのパンツの匂いを朝から嗅いでいるというギャグ漫画のような展開に変わっていたというミラクル。振り幅大きすぎです(笑)。パンツのくだりはぜひイラストで見たかったですね。ギャグすぎるけど。

結局受けの心が広すぎ、包容力ありすぎって話です。ほだされすぎにもほどがある。もうあの攻めからは逃れられないだろうから、ゲイのパパにカミングアウトする日も近いですね。文庫本だけど、厚みたっぷりで読みごたえもあり、大変お得だと思いました。

受け様は昔、「ホモ夫婦の子供だ」といじめられた経験がトラウマになっていて、人の目が普通以上に気になるとのことなのに、デートで池袋に行くなんて!しかも35番出口はヤバいです。乙女ロード行きの出口です。男前二人のカップルなんていたら腐女子の注目の的にされちゃいます(笑)もしやそこまで計算されてるのかもと思い、神評価に変更させて頂きました。

8

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