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名家の息子(バカ)と世話係の和服美人(ツンデレ)の新婚(! ?)主従ラブ!
タイトル通り、大金持ち親子とそれぞれの世話係の話です。
何をやっているのかは不明ですが、父親は会長職なので田舎によくあるタイプのあらゆる業種を牛耳っている大企業の経営者一族かなと。
前半は大学入学を機に上京して以来、遊びまくっていたせいで家に連れ戻される栄治と、栄治の世話係になった和泉。
自分には可愛げがないのに親父には笑顔を見せる、気になるあいつ…というやつです。
いろいろな行き違いや勘違い、誤解がありつつも、好奇心からの興味で始まった「気になる」が、独占欲を含んだ「気になる」になっていく様子にときめきます。
和泉目線の話はもう切なくて。「この一回を思い出に…」という辺りで、胸が締め付けられ過ぎてぎゅうぎゅうなりますよ。
間に父親と世話係の話が入ります。
若かりし父と世話係の運命的で切ない出会いから、どうしようもない別れ、そして再会と、こちらはときめきポイントよりも切ないポイントが格段に多めです。
描き下ろしまで読んで、やっと一息つけるCPでした。
本編最後はまた息子と世話係の話に戻ります。
東京に戻って、改めて2人暮らしを始めたものの、甘い空気にならない2人。
この最終話で登場する栄治の友人がまあムカつくこと!もっとやってやれ!と思いましたよ。友人が偉いっぽい=俺も偉いと勘違いするやつっていますよね。
おかげさまで丸く収まるので、勘違いヤロウさまさまではありました。
どんな作品でも何かしらツッコミたくなる人種なので、最後に蛇足ツッコミを。
家から大学に通えない田舎と言いつつ、夜遊びもそろそろ終了でお持ち帰りタイムに突入した時間から、その日の夜のうちに到着できる距離。
しかも栄治が大学に行ってから家に戻ってくるまでの間に、和泉が往復できるくらいの距離。通える気がする。
世話係とは?と思い読んでみましたが、
大きな会社?の社長?の次男お話でした。
父が小説家とありますが他にも事業をやってるっぽい……
秘書もいて使用人も数名いるようなお屋敷なのですが、
設定があいまいだったと思います。
放蕩息子は大学生で次男の英治のことで、
あまりの生活の乱れに実家に連れ戻されるところから始まるお話です。
その栄治の世話係が美人の和泉なのですが、
和泉はずっと栄治のことが好きだったようです。
そして、栄治も和泉に惹かれていきーーというありきたりな展開です。
正直、ちょっと面白味に欠ける内容だったかなと思います。
同時収録作は、栄治の父・栄一郎と秘書の玲士のお話。
2人は義兄弟なのですが、
ずっとお互いを好きなまま年を取った2人です。
チャラいイケおじ・栄一郎とツンデレな玲士の組み合わせは、
対照的でおもしろかったです。
どちらかというと、こちらのカップルの方が好きでした。
ストーリーは全体的にサラッとしていますが、
王道なので間違いないという安心感もありました。
電子書籍で読みました。
1年ぶり位に桐祐さんの作品を読んだのですが、私は割と古い作品しか読んだことがなかったので、絵が更に綺麗になったなぁという印象でした。
元々すっきりとした綺麗な絵柄だったんですけど、絵柄が大人っぽくなったな、と(どんだけ古いのしか読んでないんだ?って感じですが…^^;)。
前置きはさておき、この作品に登場するカップルは、受け様がどちらも結構ツンデレさんで、比較的デレの部分が少なめだと思うのですが、それがこの作品には良かったかな~と思います。
どちらも主従関係になるのですが、ご主人様に仕えているという環境が多分にその「ツン」の部分を強く出させるのだろうと思います。
どちらの受け様も長年自分の恋が実らなくても忠実に仕えてきていて、とても健気です。
でも表面にはそれを出さないのがまた意地らしい…。
忠実な主従モノがお好きな方にはお薦めかと思います。
私は結構好きです。絵柄といいストーリーといい少女漫画っぽいかもですね。
表題作は、放蕩の末実家に連れ戻された息子とその世話係のイチャラブストーリーです。バカ息子に惚れてしまったばかりに、恋人となった後も和泉は苦労が絶えなさそう。和泉の年齢って結局出てこなかったけどいくつなんだろ?
息子の話も良かったですが、親父と椎名の話がやっぱり良いですねー。お互い結婚したけど、20年の月日を経て覚悟を決めたんですね。しかも、墓の前で愛を誓うって…。奥様が不憫な気はしますが、まぁBLはファンタジーってことで。
放蕩息子と世話係、その父親と秘書の二組のカップルが一冊で楽しめます。
私は特におじさん好きではないのですが、息子カップルよりも父親のカップルの方が好きでした。
実年齢を想像するとキモッって感じですがお父さんも秘書もカッコいいのです!お父さんはちょっとワイルドで、秘書は黒髪眼鏡という大好物なビジュアルで、その二人が出会った瞬間から一目惚れだし、二人とも結婚してたし。
お父さんがまだ結婚する前にいよいよ結婚が決まったからこれで会うのは最後にしようと言った玲士の背中が小刻みに震えていて…など結構切ないエピソードも盛り込まれているのですが最終的にはハッピーエンドなので喜ばしく読み終えられました。