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恋愛革命シリーズスピンオフ!!
『恋愛革命』のスピンオフ作品です。
このシリーズでは、わたしの一番は八束(服飾デザイナー)なので、その八束が主役のスピンオフならば良かったのになあと思ったこともあります。
でも、この作品の攻めさんもすごく好みストライクなお方でして、もちろん八束主役も諦めてはおりませんが(苦笑)面白く読めました。
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受けはフラワーショップに勤め、フラワーデザイナーのアシスタントをしている未尋。
小柄で華奢なため、もうすぐ20歳にはとても見えない外見がコンプレックス。
母子家庭で育った未尋でしたが、五ヶ月前に母を亡くしています。
攻めの冬慈は29歳で、フラワーショップの入るテナントビルのオーナーであり、バーも経営するやり手実業家。
無闇やたらにフェロモンを撒き散らす男前で、未尋の師匠・浅香(♂)の学生時代からの親友です。
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冬慈のジは慈悲のジのはずなのに、意地悪するのが生きがいのような悪趣味な性格(苦笑
この曲がり具合がなんとも良いんですよね。
といっても、それも気に入った相手にしか発揮されないようですし、未尋をからかう様はこちらから見ればただの甘々です。
ツンデレ系の意地悪とはまったく違います。(ツンデレは未尋ね)
甘ったるい、本気か冗談かのラインギリギリで翻弄させております。
冬慈のようなデキる系の男は興味のない人間のことは歯牙にもかけなそうで、この二面性が堪りません。
お話のスタート時からもう冬慈は未尋に意地悪なので(からかっているだけなのですが)、どこから惹かれたとか好きになった経緯だとかは書かれていません。
でも、冬慈の甘々さでひじょうに満足な一冊です。
本編の『恋愛革命』は一冊しか読んでいないもので、浅香のビジュアルがまったくと言っていいほどわからないのですよね。
説明はそれなりに書かれていますけども。
なので、今回はかなり出張っていますし本編の方に挿絵の一枚くらいあると良かったなと思いました。
後半の書き下ろしのお話には一枚あったのですが、出来ればもっと早く見られると頭の中で描きやすかったですね。
萌と萌×2と悩んだのですが、攻め至上主義のわたしにはかなり好きな攻めさんだったので、萌×2で!
恋愛革命シリーズはまだ読んでません。
スピンオフと言われてもシリーズ未読だからこれが1冊目として読みました。
シリーズ未読だけど単独で読んでも全然大丈夫で面白かった。
受けのツンデレ具合がツンデレ見本のようで『ツン』と『デレ』は
この子の為にある言葉だと思うほどぴったりはまり過ぎでカワユイの。
攻めのカワユクて構いたい気持ちがうんうんって理解出来る。
歳の差カップルでツンデレおネコ様を甘やかしている雰囲気もカッコいい。
スピンオフを1番にしてシリーズを読もうと思いました。
恋愛革命シリーズのスピンオフ、本編でも出ていたフラワーデザイナーアシスタントとの
未尋と浅香や八束の学生時代からの友人でもある実業家でテナントオーナーの
冬慈とのケンカするほど仲がいいカップルの話です。
泰生と潤の本編とリンクしていて、潤視点で描かれていた内容が未尋視点で
描かれていたりと、本編シリーズのファンの人には2倍楽しめる流れでした。
もちろん、この1冊でも今回の二人が主役の話は満足できる作りになっているので
この作品から読んでも全然違和感はありません。
内容は未尋が浅香に心酔し元々は亡くなった母親の影響で花が大嫌いだったのに
浅香のフラワーアレンジに出会い考えが180度変わるくらい花が大好きになります。
何も経験がない一からのスタートで、同じくらいの時期に入った有名なアレンジの
学校を出た先輩に苛められながらも、頑張る未尋。
そして、浅香の友人でテナントオーナーでもある冬慈はそんな未尋を毎回構い倒し
仔猫扱いして、未尋を怒らせてシャーシャー言わせて楽しんでる。
まさに、気に入ったカワイコは苛めながら可愛がるタイプ。
いつもからかって苛めてくる冬慈を嫌いだと、それに浅香にもセクハラまがいの
態度を取るので、浅香を守ろうと未尋がまたシャーシャー言う展開。
強気でツンツンしててまるでニャンコみたいだけど、本当は意地っ張りで寂しがり屋
そんな未尋を知る程に次第に本気になっていく冬慈だけど、
未尋をからかう目的で浅香に気のある言動をしていた為に未尋に誤解される。
未尋は冬慈が浅香を好きなのだと思い、冬慈に対しての自分の思いを自覚しても
告げる事が出来ない思いだと、気まぐれに構って自分を惑わしその気にさせる
冬慈の言動に傷つき、逆にはっきり拒絶したりします。
そこにアシスタントの先輩とのトラブルが浅香の大事な仕事にまで影響し
大事になってしまう展開です。
全体的には溺愛型の甘い作品で、ツンデレ子猫と意外に独占欲が強い見た目紳士で
実は独占欲が強くて束縛が激しい男とのラブは本編とはまた違う楽しさがありました。
恋愛革命シリーズのスピンオフ。
「誓約の恋愛革命」にちらっと出てきた未尋(受)と冬慈(攻)のお話。
誓約の恋愛革命で彼らのスピンがありそうだなーなんて思ってたのですが、当たりでした(笑)
前半がふたりがくっつくまで、後半が誓約の恋愛革命とリンクしています。
未尋は孤独な身の上ですが、憧れの浅香についてフラワーデザイナーのアシスタントとして日々頑張っています。
浅香の親友でありショップのテナントオーナーである冬慈は、そんな未尋をからかって遊んでいる。
冬慈は典型的な好きな子はいじめたいタイプ。といっても、物語の初めは「好き」とまでは思っていないようです。
そして恋愛革命シリーズといえば、必ず出てくる悪者。
これにも出てきました…未尋を陰湿にいじめる同僚です。
詰られているときに黙り込んだ未尋の対応はおかしいと冬慈が怒ったことにより、未尋も言わなければならないことはちゃんと言葉にしないといけない、と知ることになるのです。
いじめを通して未尋の成長が垣間見える。
そして成長する未尋を見ていて、冬慈も未尋のことを「気に入っているあの子」から「好きな子」へとステップアップするのです。
後半は、「誓約の恋愛革命」でもあった八束のパーティでのことが未尋視線で語られるもの。
こちらに潤や泰生も出てきます。
同棲するまでの仲になったというのに、相変わらず未尋は素直になれない。
潤や泰生を見て、未尋と冬慈のつきあいのあり方を見つめなおす、といったお話。
テンプレともいえるツンデレ受けと、好きな子をからかいたい大人な攻めがお好きな人におすすめ。
シリーズ主人公の潤と泰生は出てきますが、本編を知らなくてもたぶん大丈夫じゃないかなと思います。でもより深く楽しみたいなら、やはり本編も読むことをおすすめしておきます~。