うなじまで、7秒

unaji made 7byou

うなじまで、7秒
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×228
  • 萌25
  • 中立9
  • しゅみじゃない16

--

レビュー数
16
得点
316
評価数
102
平均
3.3 / 5
神率
23.5%
著者
ナツ之えだまめ 

作家さんの新作発表
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イラスト
高崎ぼすこ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルール文庫ブルーライン
発売日
電子発売日
ISBN
9784040661049

あらすじ

彼はいつも、自分を見ていた――。魅力あふれる取引先の男・貴船笙一郎に、突然エレベーターでうなじに口づけられた佐々木伊織。その熱を忘れようとしても、貴船の手が、指が、唇が、伊織の身体に悦楽を刻み込んでいく。深い快楽を身体が知っても、逢瀬の合間に愛をささやく彼の心だけが見えない……。貴船の手慣れた愛撫ゆえに彼の言葉を信じられない伊織が取った行動は? 相手のすべてが欲しいと、狂おしく焦がれる恋。

表題作うなじまで、7秒

貴船笙一郎,29歳,契約翻訳会社の社員でハーフ
佐々木伊織,31歳,離婚調停中の物産会社社員

その他の収録作品

  • 耳たぶまで、21秒
  • まぶたまで、40秒
  • 指先まで、1分
  • 手のひらまで、2分
  • 唇まで、3分
  • SIDE STORY:「清水さんは首をかしげる」「森元和美は紅茶をいただく」「大島社長は面談する」「黄金の泡まで、一夜」
  • あとがき

レビュー投稿数16

泣いた

あらすじや内容はみなさんが書いている通りなので割愛しますが、とても官能的で涙がててきました。

私がこの本を手に取った当時はBL小説の経験不足だったのですが、今何度も読み返しても「なんて淫猥だなんだ…」と感じます。

この本の魅力ですがなんと言っても濡場の多さです。最初はこんな奴に絆されてたまるか、などと強情な姿勢をとるものの、だんだんと彼の身体が欲してしまう〜という流れが語彙力を失って「エモ」となります。また、文章も珍しい形態でそこも硬派なイメージを持ちつつ、ここまでかというくらいに淫らな言葉を使いあの手この手で脳と心を攻めてきます…。とても好きです。


タイトルの「泣いた」はこれはガチ泣きです。ヲタク特有のとりあえず泣いたと言っておくアレではないです。細やかな心理描写と、リアルな表現で脳内にスっと入ってくると自然と涙が出るタイプなのですが、この丁寧な濡場。涙無しには読めません……。


出会いというか、接点を持つためのできごとがいささか不自然であるという他の方の感想もありますが、BLというフィクションの元では特筆してするほどではないと思います。


という理由で神です。これに出会えてとても良かったです。

7

魅力あるストーリー

表紙買いですがとても素敵なお話でした。少々、辻褄が合わないところや、主人公の心の流れについていけない箇所がありました。ですが攻めの男性の魅力に「まいった!」です。えだまめ様のお話はどれも難点があるのですが、成長の幅だと思って読んでいます。だって美しい文章を書ける作家様は多数いるでしょうが、面白いお話を書かれる作家様は少ないのですよ。えだまめ様は後者です。受けの心の流れをもうちょっと細やかに表現するば、もっと読みやすくなるかなあ…と。次はフルールではなくアスキーから出ている作品を読もうと思っています。

4

頭を抱えるほど萌エロかった…

ノンケ(妻帯者)が男に溺れるお話が読みたくて購入、ド性癖過ぎて頭痛を催すほどでした…(笑)

熱がある時に事に及ぶのは安静にさせてやれとしか思えないけど、心は許さないのに身体の細胞が相手を欲し喜ぶギャップが堪らなかったです。
ページ飛ばせばすぐエロってくらいに行為描写は多めなのですが、相手は手練手管に長けた元遊び人なのでヴァリエーションがあり、しかも言葉も愛撫もかなり丁寧なので、すっごい(言葉が見つからない)
マンションに帰ってきて即キスして、みたいな即物的な描写も大好きなのですが、そういうことが一切無いのにガチガチの甘々ドロドロで圧巻でした。

お話自体は、貴船への気持ちに悩む伊織以外はそこまで目立ったことは無くシンプル。いつか振られると思っている側が逆に振るのよくあるよね、貴船かわいそうに(笑)
それでいてシーンが思い浮かぶようなドラマティックな絵的センスや、相手と肌を合わせた時の化学変化みたいな表現が良かった。
私のイメージでは座裏屋蘭丸先生「リカー&シガレット」な雰囲気だと思うので、濃厚なムードには少しあっさりした挿絵に思うものの、表紙は素敵です。
もう少し冒頭のうなじへのキスから、悶々とする伊織が見たかったな。
作者についていこうと決めて、読み途中に作者の発刊リストを確認するぐらい読み終えるのが惜しかったです。続編出てたから安心して読み終えました(笑)。

4

タイトル好き♪

とにかく、読みやすくて艶っぽい魅力の作品です❗

直ぐに、始まります。なにせ、7秒❗❗
どろどろや、シリアスなのが苦手なので・・・。
ほだされか?
流されたか?なのですが(^^;
受けさま、切り替え早い。

そして、イラストもまたまた綺麗❗
また、やたらと長い・エロ丸出しなタイトルより目を引くタイトルで良いな

2

夢みたいな

いやぁ、素敵な話しすぎて綺麗にまとまりすぎな感じもしますが、攻めの頑張りと受けの柔軟性が際立っていたってことにします(笑)

元はノンケのプレバツイチの伊織が、これまたノンケ(のハズ)で数々の女性との浮名を流していた貴船。貴船は遊びながらも真剣に恋したことがなかったんですよね。ある日仕事で出会った伊織に恋してしまう。
そこからは妻持ちの伊織を思いつつも人のものとして諦めていたのに、どうやら離婚調停しているらしいと。そこからはもう、心のなかでどうやって振り向いてもらうか、好きになってもらうか、作戦を立てて…

二人の間にはきっと運命の糸がつながっていたのかな。じゃないと伊織の方もそんなにスムーズに受け入れられないよね。エレベータでうなじにキスされるとか、なんじゃそりゃ!って。

そこをスルーしてしまえば、弟君のように、最後には応援しちゃうというか、貴船は伊織だけに本気の恋なんだよって途中で言ってあげたくなる。
大島さんがいいポジ持っていきましたね。

途中、離婚調停の話もちょっとしたトラップに「どうなるんだ?」とやきもきしながらも落ち着くとこに落ち着いて良かった。
気持ちよくスッキリ読めて読後感が最高でした。

1

ステキ作品発見!

WEB小説フルールから商業誌デビューした作家さんの1作目、
高崎ぼすこさんのイラストとばっちり雰囲気がマッチした素敵作品でした。
勉強不足でWEBで小説を読んだことがないので解らないのですが、
表題タイトル内に各章にそれぞれ小タイトルが付いているので、
きっとWEBでアップされていた時の1話ずつを1冊にまとめて、side storyesを
付けての作品なのでしょうね。

その1話ごとの小タイトルが凄く良い感じで二人の距離が目に見えて感じられる、
そんな気がしていいですね。
帯には英田サキ先生推薦!!!!の文字が躍っていて、英田先生の作品も大好きなので
その先生が推薦するなら面白いのかもと思いながらもWEB小説だしなぁ~
などと期待半分で読んでみたら、これがなかなかいいのです。

ハーフで王子様と言われているような貴船の怖いくらい本気の片思い、
そんな貴船にかなり強引に身体の関係にひきこまれる妻と離婚調停中の伊織。
二人の接点は伊織の会社が貴船が所属する翻訳会社と契約していて、
伊織とは1年前に打ち合わせて一緒になった程度。

イケメンでハーフだと一目でわかる、いつも薄ら笑っているような貴船を
伊織は少し苦手にしていて、偶然乗り合わせたエレベーター内で貴船にうなじに
触れるだけのキスをされた事から始まるストーリー。
貴船の強引で軽薄にも取れる行動は傲慢さが感じられるし、
私生活でも安らげない日々を過ごしていた伊織にとって貴船の行動は理解出来ないが
貴船の与えてくれる快感に次第に拒み切れないようになっていく。

伊織は真面目で貴船が誰と付き合っても2か月と持たない男だと聞き及んでいて
自分たちの関係もその延長だと、絶対貴船を好きにならないと己を戒めている伊織。
始まりが唐突だったから、貴船が何を考えているのか解らない感じでしょうか。
貴船の慣れたエロスにセフレ的だと思っても仕方無い気がしますが、
その貴船が伊織に拒絶された時に見せた激情はヤンデレに近い執着を感じさせて
それでも貴船の気持ちが信じられない伊織がニブイ!!って思える展開もあって
ハラハラしてしまう、身体から始まる関係、でも身体と心は密に繋がっている。
そんな言葉を実感できる素敵な作品で作家さんの感性がとても良いと思った1冊でした。

11

あなたが欲しい

このレーベルの趣旨「女性による女性の為のエロティックな恋愛小説」、この本はそれを体現した作品となっていたと思います。
読み始めた最初の印象は、”女性ファッション雑誌に掲載されている連載恋愛小説” そんなライトさと肌触りの良さが感じられました。
高崎ぼすこさんの表紙イラストが魅惑的でそそられますが、中身の白黒絵のインパクトがちょっと表紙のカラーに比べて落ちてしまうのが少し残念。
もっとスーツ男の魅力を出した絵が見たかったかも?というのはイラストに関する感想。


妻と離婚調停中の商社マーケティング部の社員・伊織と同じになったエレベーターの中で突然うなじにキスしてきたのが、契約翻訳会社の社員でハーフの貴船。
その日、具合が悪くて早退した伊織の元に突然貴船が訪ねてきて、伊織の為にリゾットを作ってくれたのだが、同時に体を奪われてしまう。
快感に流され、目覚め、セフレのような、それでも居心地のよい関係の中、妻との離婚調停に終わりを迎えた日、突然伊織は貴船を切り捨てるような言動をする。

貴船の一方的な執着と愛情は、決して身体の快感だけでなく、心身ともに疲労していたであろう伊織を癒す存在になっていたようです。
男女間の夫婦の関係において、伊織は自分たちの歩み寄りがなかった、相手に合わせることがなかった結果、崩壊していたと振りかえったモノローグがあったのですが、
この貴船との関係を見るに、どちらかというと互いに合わせているというのではなく、貴船は伊織が好きだから喜んで彼に尽くしている。
伊織も身体が優先とはいえ、週末に彼と会うことで意識せずに合わそうとしなくても彼との時間を楽しみにしている自分に気が付く。
その辺りが、夫婦と恋人の違い、性別の違い、による差異なのだろう。
伊織にとって努力は必要ではなく、ありのままでいていい存在ということになるのだろうか?

伊織のこだわりは貴船の今までの恋愛遍歴。
どんな女性と付き合っても2ヶ月。
自分もきっと2ヶ月経てば他の女性たちと同じように飽きたと言われるに違いないと、
しかし、だからこそ彼の強引な踏み込みを許せた部分もあるんじゃないかな?なんて思えるのです。
しかし、貴船は思い切り本気だったんですね。
後に彼の会社の社長が明かしますが、初めての本気の恋=初恋なのだと。
貴船はセックスについてはかなり強引だけど優しくて、手慣れた感じもする、一見プレイボーイ風味なのに、その実はワンコだったというしかもかなり重症なw
伊織は愛されていたいタイプだったのかな?という感じです。

伊織の弟の隼人が、兄ちゃん大好き少年として登場しますが、彼には兄が輝いて見えるとか…貴船も伊織へ恋に落ちた時、光って見えたと言ってます。
好きな人は輝いて見えるものなのか・・・w

【Side story】は伊織の会社の部下の女性社員視点、離婚した妻の視点、貴船の会社の社長視点、でそれぞれの場面を切り取った考察が書いてあります。
そして、クリスマスイベントで徹夜に近い作業になってしまった翌朝、貴船の元へ帰りつき安堵のあとの甘いひと時、伊織の誕生年のシャンパンを空ける話しが。
ここでの彼等の距離感は、恋人としてそれぞれを尊重し必要とし支えとなっている、自立した程良いものがあり、理想の男同志の関係であるのが大変に好ましいモノでした。


身体から始まる関係。
だけどドロドロせずに、かなりスタイリッシュに、各項目にも洒落た副題をつけて展開するストーリーはとてもスマートでした。
ちょっぴり甘い展開に萌え萌えするほどには至らず、しかし、エロの表現も心情や出来事のバランスもとてもよく出来ていると思えるお話でした。

9

評価が難しい!

すごく評価が難しい作品でした。
自分的に神に近いくらい萌えた場面もありますが、
ポカーンと素になってしまう場面もあり…。

タイトルは見かけ倒しではなく、
内容や章ごとの見出しが、○○まで何秒、というふうに
統一されていて、新しい試みだなと思いました。
こういう考えられたひと捻り、個人的にとても好きです。

エレベーターで突然うなじに口づけられた伊織(受け)。
相手は取引先の貴船(攻め)。
そこからお互いを意識し、体の関係が始まります。

私が良いなと思ったのは、Hシーンです。
最初こそ無理矢理な場面もあるのですが、
伊織自身に被害者意識がなく、
コトが始まってしまうと心からHを楽しんでいます。

繋がりながらの、幸せ、楽しい、という心の声や、
伊織が感じる光あふれるような幸福感は、
読んでいる私自身も幸せな気持ちになりました。

それなのに、そんなセックスの直後に
唐突に貴船と別れることを考えている伊織。
気持ち良さに流されただけ?と残念に思ったし、
伊織のキャラクターがつかめませんでした。

離婚の件に関しても同じです。
奥さんが、仕事と家庭の両立に疲れたという理由ですが、
こんなことは今時普通だし、
“夫が理解ない”“子供が出来ない”などもよく聞く話です。
こんなことで離婚しようと思うのでしょうか。

いっそどちらかの浮気とか、
離婚ネタはまるまるカットで、独身設定で良かったんじゃ?
離婚調停も美しすぎて、おとぎ話みたいでした。

それから、伊織の職場の後輩と弟クンが、
両方とも伊織に対してホの字(死語?)です。

私はモブ×受けとか、あて馬×受けカプでもだもだする展開は
とっても好きなのですが、これは何故か萌えませんでしたね…。

多分、伊織自身のキャラがよく分からないので、
知らない人のことを、誰が好きでも興味がない、
という状態だったのだと思います。非常に残念です。

受けがこの状態なので、攻めのキャラはさらに不明。
イケメンで、ハーフで、料理も出来て、仕事も出来て。
絵に描いた餅のようで、体温を感じませんでした。

色々書いてしまいましたが、
展開はスピーディでオシャレっぽく、
特徴のある丁寧な文体は、個人的に好みでした。
次回作が出版される時は、また読んでみたいと思います。

高崎ぼすこさんのイラストも文句なしに美しかった!
神としゅみじゃないの間を取って、萌×2寄りの萌評価です。

9

惜しい!

ぼすこさんのイラスト書いです。
大変美しい!

タイトルにあるように、うなじにキスから始まったわけですが。
結婚をしている(離婚調停中だけど)男性が突然うなじにキスされて、そこから一気に流されて身体の関係を持つ…。
スルッと都合のいい脳を発揮し読んだので、ハテナ?と思った部分はサラリと流しました。笑
突然始まる関係もあるのです。

確かに、伊織サイドで貴船のことを前々から意識していた、またはもともと伊織にそういった気があったといった内容があればもっと引き込まれていたかもしれません。
それか、貴船を意識するまでの描写がもっと早い段階で具体的に描かれていたら。
もしくは貴船視点はなく伊織視点オンリーだったら、貴船の行動が謎でモヤモヤ~、と伊織に共感して感情移入が出来たのかも?

まぁ、貴船のような遊んでばっかりいた男がひとりにだけ本気になる、というのは好きですし、なんだかんだと流されてしまう伊織も嫌いじゃない。
ぼすこさんのイラストに後押しされた感は多少ありますが…最後まで飽きることなく楽しんで読みました。

3

この本にハマるまで、○秒?

んんっ!?うなじ!?と思わず購入。(笑)
最近小説を読み始めたのですが、しょっぱなからえろい!と驚きました(笑)

既におっしゃってる方がいますが、○○まで□□(時間)(うなじまで、7秒みたいな感じで)となっている表現、どんな内容なんだろ?とわくわくするので、個人的には好きです。

ん、ん、、ん???と思うシーンもありますが、全体的にえろいのでそれを楽しめば問題ないかなと(笑)
そんな感じで萌評価にしました。
あんまり重すぎる作品が好きじゃないからですかね…こればかりは好みの問題なので好き嫌いが分かれるところだとは思いますが、たまにはいいかな~。でもさらっと終わってしまって印象に残ったシーンが…。
何回か読んだらハマるかな?

1

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