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男同士が、こんなに気持ちいいなんて――…
個人的に萌えツボど真ん中で何度も何度も読み返してますw
もともと電子書籍として配信されていたマンガの紙媒体化とのことで、ストーリーじっくりというよりは、キャラ萌やシチュエーションを楽しむタイプの作品かもしれません。
しかし、ストーリー展開にも無理がなくとても楽しめました!
話と話の間にキャラクターの設定資料(年表・口癖など)が載っていて、しっかりキャラの設定がつくりこまれているんだなぁと。
名前に『東西南北』がそれぞれつく高校からの付き合いの4人組。東山×西門と北園×南です。
北園×南
欲望に忠実な南と、南に長年片想いしているクール(しかしむっつり)な北園。
古い付き合いの友人ヒガシとニシが付き合いだしたことで男同士のセックスに興味津々な南に、お試しHを口実に長年の思いを遂げる北園w
北園の南への甘やかしっぷりがすごいw濡れタオルで体を拭ってあげるとか膝枕で歯磨きとか、介護か!というほどの甘やかしっぷりw
東山×西門
男くささバツグンなバツイチ東山と、東山を高校時代から思い続ける西門。
西門のちょっとした策略にうっかりはまってしまっている東山w
東山もなかなかオレ様な性格してますw
もともと4人が友人なので、それぞれのカップルのラブだけでなく、友情の面からみても楽しい。(北園の南への思いを早くから見抜いてた西門と北園の会話とかw)
個人的なオススメポイントは、西門の策略による、東山×西門のセックスをのぞき見ながらの北園×南の絡み!!こういうの待ってた!!覗き見プレイ!
そして、個人的大好物な普段苗字で呼び合っている二人のHシーンでの名前呼びイベント!
絡みのシーンの見せ方が上手だなぁと…汁感や震えてる感がたまらなくエロいです。表情もえろくていいですw
たびたび読み返すお気に入り作品です!
「東西南北」が名前に含まれるという縁で中学時代から仲良しの4人。
メインは北園×南で、東山と西門が付き合うことになったのをきっかけに、南が男同士のセックスに興味を持ち、北園と関係を持つことになります。昔から南を好きな北園にとってはこの上なく嬉しいことだけど、結局体だけの関係なので満たされない。かと言って体の関係を断ち切ることも告白する勇気もない。
タイトルのイメージとは違い、北園の南への思いや葛藤。北園の気持ちを知ったときの南の反応など、きちんと描かれている所に好感が持てました。
エロ描写もガッツリとあり、むっつりスケベな北園の本領発揮ですw
番外編として東山×西門編も入っています。好みのタイプではないですが、西門さんの執念というか、腹黒さには脱帽しますw
あのしゃぶりたい少年の単行本から久しぶりの2冊目。
今回は、麻雀好きな先生の一言からつるむようになった中学時代からの親友4人・2組の物語でガッツリ1冊。
それぞれのキャラクター設定がしっかりとされているために、それらの相互作用で展開していく物語は大変面白く読めました。
中学以来の腐れ縁でつるんでいる、東山・南・西門・北園の4人。
ある日、ニシとヒガシが恋人なのだとカミングアウト。
キタはそれを知っていたが、一人だけ仲間外れで知らされてなかったミナミはカチンときて、それなら俺に見せて見ろ!と怒りを爆発。
目の前で濃厚なキスを見せられて、そそくさと帰り仕度をするキタに連れられて一緒に帰るミナミだが、どうも男同士のセックスに興味が深々。
キタも男と関係した事があると聞いてガゼン興味がわいて、二人は身体の関係に。
ミナミが他のキャラに比べて軽い感じのお子様っぽい性格。
セックスも興味本位で、仲間はずれは許さないと負けず嫌いな部分からがきっかけだったのだけど、キタは本当は南が好きだったのです。
ミナミの興味が薄れたら、きっともうこういう関係はなくなるのだからと、本音を言えないでいる。
そんなキタの相談相手はニシだったりする。
ニシはずっとヒガシが好きで、ヒガシはバツイチなんだけど待って待ってモノにした片想い経験者。
温泉旅行に4人で行こうと提案して、そこでニシはミナミとの計略で盛り上がろうとしたのだが、ひょんなことでキタのミナミへの片想いがバレてしまって・・・
物事の転がり方が実に上手い。
ミナミの性格が非常に動かしやすいのだろう。
だけど、よく考えて見ると、いくら男同士に興味があるからといって友人であるキタとエッチができるか?しかも何度も。
そこにミナミもキタも思いつかない、いや、ニシさえも気が付かないではないか?
…え?読者の自分だけか?(汗、、、)
キタの気持ちがバレた時、ミナミは怒るんだけど、それはどうして言ってくれなかったのか?真剣な気持ちだったら俺も真剣に考えたかもしれないだろ?
いや、ミナミくん、、、今更だから(後の祭り?)その発言だけど、君の性格だから誰もそうは思わなかったんじゃないかな?w
どうして、こんなミナミがキタが好きになったのか不思議ではあるんだけど、好きも嫌いも人それぞれだしねぇ~
ヒガシは言ってましたよ、どうしてミナミなんだ?
でもキタだって同じだと思うよw
でも、そんなすれ違ってしまった二人を取り持つのはやっぱり親友の二人。
友達っていいよね、とそんな部分も見せてくれます。
そして【俺のものになってよ】において、ニシとヒガシのくっついたエピソードが語られるのです。
ヒガシが、ニシが邪魔をする間もなく結婚して1年ももたずに離婚して、今度こそ自分を!とかいがいしく世話をして半同棲までして通い妻のように健気に尽くすニシだったが、再婚を考えて誰か女子を紹介しろとニシに頼まれてしまう。
勿論!言う事は聞くけどそろえた面子は全部外れそうなモノばかり。
その場で気分が悪くなったヒガシはニシに欲情してしまい・・・
どうやらニシのヒガシ懐柔作戦は効を奏していたようで、気分が悪いのはどうやら嫉妬だったらしいw
このヒガシ、とっても傲慢で若干我儘な俺様タイプ。
豪快というのかもしれないが、男らしいと言えなくもないのかもしれないが、本人はニシの策略にはまったって気が付いてないんだろうな~
この親友4人の中で、筋金入りの片想い人だけにニシが一番頭が回る人かもしれないですね。
番外はニシのちょっぴり変態趣味からの、恋人エッチ自慢かも(笑)
話しの合間合間にキャラクターの解説が4本も入っていて、かなり練られているキャラな事が解ります。
だから話しが面白く感じるのですねv
率直に言うと、カバーと帯から内容を想像して
舐めてかかっていた訳ですよ。
いざとなれば体で会話して終わりでしょうとか
言う感じで流して読める一冊なんじゃなかろうかと。
それがまあなんとも綺麗に裏切られました。
確かに体を使った会話と言うのは重要な要素だった訳ですが
体で会話をする理由が安直なものではなかった。
で、一通り読んでから改めてタイトルを見ると中々に
絶妙な距離感を現した良いタイトルだとしみじみ思うのです。
そして主人公達の距離感を描き下ろし番外編
最後の一コマは見事に纏めてくれました。
本当に見事な〆でした。
喉まで出かかったネタバレはきちんと飲み込んで
おきますが。
努力(長年健気に片想い)・友情・勝利(成就)…ジャ●プのスローガンかっっ!
登場するのは名字に東西南北がつく4人の中学時代からの仲間。
※以下CPを東山×西門=東西、北園×南=北南と略します。
友情の延長にloveが潜んでいることは珍しくない設定ですが、好奇心から始まった体の関係が隠されていた片想いに支えられて見事に気持ちも引き寄せたテンポのよい話でした。
前半は北南。
つき合っている東西の濃~いキスに当てられ男同士のセックスに興味をもった南は北園とお試しHをします。
北園はずっと南のことが好きだったので体を繋げるのは嬉しい反面、冗談めかして本心を吐露するって切なさ含み。
好奇心旺盛で仲間外れはイヤ!とばかりに南がパタパタと動き回って話が展開するのかと思いきや、実は北園、西門の片想いチームが暗躍している(笑)
策士なのに好きな相手にはグルグルと思い悩む北園が可愛い。
ふとしたことから北園自身の口からではなく本当の気持ちが南にバレてふたりの仲はぎこちなくなります。
子どもっぽい南が目の前のことだけ考えるタイプではなく真剣に北園のことを思いやる性格だったのが良かったと同時に親友+セフレから関係が変わる重要な要素です。
キャラクターの練られた性格づけがすごく生かされてます!
北南の危機を東西が北南をそれぞれ上手にフォローするんですがコミカルとシリアスが無理なく重ねられて楽しく進められて面白かったです。
後半は東西の馴れ初め。
第一印象は健気な美人受だった西門が策士ビッチ受!
ノンケでオレ様な東山が揺れる自分に気づいた時に強引に持っていかず、西門に退路を用意したのが男らしくていい~!
性格がバラバラな4人ですが、共通点は『相手を失うのは怖い』なんですよね。
そして各々エロい(笑)
西門のエロさは今更、語るまでもないんですが、旅行計画を立てている北園がマウスをいじる姿が何ともムッツリ。
あれは絶対、脳内で南の乳首をいじっていたww
お試しHでの乳首責め&言葉攻めもツボ連打でした~。
さがのさんは絵が巧い!というより絵の見せ方が巧い!作家さんだと思います。
ことさら描き込まずに汁気たっぷりなアングルで魅せてくれます。
章の合間に挟まれたキャラ設定で彼らの年表がわかるのも楽しかったです!大満足!
電子書籍版描き下し12P…紙書籍版とは内容が異なるようなんですよね…でも両方は無理だなぁ…残念。