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小説
盛りだくさん
「YEBISUセレブリティーズ」（小説版）のその後が見れるスペシャル本。
おなじみの久家×益永、アルベルト×東城、谷地×加賀美のカプだけでなく、岩本先生の他作品（発情、不遜で野蛮）からの飛び入り参加もありました。
私はどちらも読んでなかったので分からなかったのが残念でしたが・・・。
どのカプもラブラブで安心して読める書き下ろしばかりで楽しめました。
ただ盛りだくさんだったので、読んだあとにどんなストーリーがあったか思いだすのは若干大変でした（笑）
その後のエビリティたち
エビリティ、６年ぶりに復活。
岩本先生デビュー15周年記念本ということで、発行されたそうですが、もう新たな話でエビリティ達に会うこおはないと思っていたので嬉しい驚きです。
といっても、ほとんどはすでに発表されている物の再録となります。
苦労して入手された方には申し訳ないと思いますが、そういったものを読んでなかったのでどれも初めて読む話ばかりで、こうして年月が経って特別に配布されたストーリーを読むことができるのはありがたいことです。
念願の同棲生活が始まった久家×益永
相変わらずなワガママ王子様としっかり者の姉さん女房で、扶養家族（仔猫）も増えラブラブです。
小説6巻目でアルベルトと東城が家を建て新婚生活がはじまったとき、新居を訪れた谷地が一緒に住んでくれる人がいれば…なんて言ってましたが、離れて暮らすことが多い彼等も共に暮らし少ない時間を補うことができるみたいでよかったです。
名残惜しいですが、今回でホントのさよならなんですね。
エビリティたち再び
シリーズとしてはこの本が発売される６年前に終了しているんですが。
デビュー十五周年に何か記念本を、ということでこのエビリティたちが帰ってきたわけです。
やっぱり一番人気なのでしょうか(わたしも好き)久家×和実カップルがメインで登場します。
新婚夫婦なのでね、ひらすら甘いです。
和実が子猫を拾ってきちゃう話。
久家、初めての家庭訪問。
温泉でエッチ。
とまぁ、仕事のシーンは一切ないという(笑)
もう終始ラブラブで安心して読めます。
途中、岩本さんの他の著書、『熱情』シリーズ『発情』シリーズのカップルが登場します。
なんて宣伝の仕方をしてくるんですか(笑)
『YEBISU』の本なのに違う人物の視点で語られているので、そこがちょっとなぁ…と不満に思う方もいるかも。
まぁspecial本だからね。
谷地×加賀美は一緒に住み始めたお話になっています。
なんだかんだと理由をつけながらも、加賀美は谷地にゾッコンなのだと思いました。
甲斐甲斐しくおでむかえしてご飯用意して。
あおずけくらってたのは両方一緒だもんねー。
谷地のキャラ、久家と張るぐらい好きなのにカップルとしては一番にならない理由は、加賀美のツンの割合が大きいからだろうか(笑)
アルベルト×東城はアルベルトのお誕生日を祝うべく東城が張り切っているお話。
もうね、東城の完璧なまでの妻っぷりがすごい。
故郷の味でお祝いしようとしてあげる東城がいじらしい。
東城の愛にあぐらをかくことなく感謝するのがアルベルト。さすがです。
ひとつ、ファンタジーのお話が盛り込まれています。
他のカップルはここで登場。
『エビリアンナイト』の中だったら、ダントツでリョウ×タツヤだなぁ。
主従、下克上…オイシイです。
さて、本当に終わってしまいました。
名残惜しさでいっぱい。
けれど色んなお話をたっぷり堪能しました。
最後にひとつ悔やまれる。
薔薇のように鮮やかに咲き乱れる高館さんを見たかった…っ！
わずか１コマだけなのに壮絶に色っぽいです。
完結なので･･･(笑)
長い期間に渡って読み続けたシリーズなので、高いしちょっとな～…(-"-)と思いつつ
『情』とセット購入の特典ペーパー付で揃えました。(苦笑)
両方とも分厚いですけれど、本書がノベルズサイズだった事は評価！ 並べてしまえる。
文庫シリーズの外伝を単行本で出されるとかが、蔵書収納上すごく邪魔で困るので;;
【収録作】
Eternal abode ～永遠のやすらぎの場所～
（久家ｘ益永 ドラマCD”Encore”ﾌﾞｯｸﾚｯﾄ）
Kitty Kitty （久家ｘ益永 小説b-Boy 2010/6月）
Summer Holiday ～初めての里帰り～
（久家ｘ益永 小説b-Boy 2014/1月･加筆）
Special White Christmas
（不遜～･発情リンク 岩本薫50冊記念サイン会配布冊子）
1st Anniversary （久家ｘ益永 AGF2010 ”Libre Premium” ）
エビリティ Special Recipe （byまんまる 作中登場メニュー再現）
エビリアンナイト ～エビリティ版千夜一夜～
（2005全サ冊子”SPIN OFF!!”）
お熱い夜をあなたに （谷地ｘ加賀美 書き下ろし）
特別な一日 （アルベルトｘ東城 書き下ろし）
最近どうしてますか？ （by不破慎理 描き下ろし）
エビリティ小説、既に６年も前に終わってるんですよね～…
その事にびっくり。
それほど昔と感じてなかった自分の読書歴の長さに笑っちゃいます。(^_^;ヾ
ごく掌編と、甘々タッチの結構濃厚Hありで、未読作もあったので買って損はなし♪
ただシリーズ全般が、月日の流れの中で段々、ＢＬ的にかキャラが皆若返ったというか、
当初より色々と行動も絵も幼くなってしまってて…(´Д｀) =3 ﾊｩｰ、
小説は後半～、コミックは5巻辺りから気になりだしたでしょうか。
不破さんの絵の変遷もあるんですが、と～く～に～益永さんとか;; (ﾟДﾟ;)
かなりお子ちゃまになってしまい、残念に思ってます。
最初のクールビューティーの印象からは遠くなり、一旦、新刊即買いをやめたんですが、揃わないのも悲しいので購入再開した経緯があります。
全般にビジネスマンっぽさが薄れましたが、特に受キャラは、最年少の藤波だけでなく、益永、笹生、東城あたりが、中高生か？って程に顔や体形が華奢になってません？
当初～中盤までは素敵だっただけに、
最新のコミカライズや、この本の挿絵は、個人的に相当がっかり絵です;;;
仕事のできる大人な男達の設定のはずが、行動・言動が、いつの間にか
恋愛部分だけでなく、色々幼くなったと感じるのは私だけじゃないと思うのですが…
本書のKitty Kittyでも、子猫騒動のあれこれや、10日ばかり会えなかった後を情熱再会で描かれてびっくり白けてしまったのですよね;;
元々、岩本さんの話は、設定年齢の割には可愛いのが特徴と思ってますが、
職業物で海外へも出向く仕事してたら、せめて、半年、空いてないと納得できません。
遠距離恋愛、国内でも１カ月会えないはザラじゃないのかな～？？
私が年とった今だからでなく(爆)、BLだからこそを求める意味でも
日常設定で、成人男性キャラを乙女化するの、止めてほしいんですよね～ (-"-)
その辺りの不満で、評価が低くなりました。
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