ドッガール doggerel

doggerel

ドッガール doggerel
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神30
  • 萌×239
  • 萌11
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
13
得点
343
評価数
87
平均
4 / 5
神率
34.5%
著者
天禅桃子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥686(税抜)  
ISBN
9784799714966

あらすじ

バイトばかりで学校も休みがちな訳ありクラスメイト・比嘉の勉強を見ることになった野波。
明るく人当たりのいい比嘉と、クールな優等生の野波、真逆な二人なはずなのに最初からなぜか言葉一つにも強烈に惹かれあい、すぐに体を重ねるようになるが……! ?
赤の他人である「男」と同居する野波。家族と離れて暮らす比嘉、思い出の写真。それぞれの事情が誤解を生みすれ違う――でも。

「お前は俺の 暗闇をぬける 光」
「全部 お前のものだ」

表題作ドッガール doggerel

比嘉 野波に勉強を教えてもらうことに
野波知哉 比嘉を見るとイライラする

その他の収録作品

  • あとがき
  • 大事なこと

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数13

不揃いな恋

不器用でどこか投げやりで、とても純粋な野波。
明るく人当たりがよくて、どこか強引でだけど一途な比嘉。
まだまだ未熟な二人の、曲がり道、寄り道だらけの恋。

体を重ねてはいるものの、二人の気持ちはチグハグですれ違っていて。
でもお互いがお互いを必要とし、そしてこの二人だからこそ、野波も比嘉も前に進むことが出来たんだと思います。

主役二人ももちろんいいんですが…おいしいところをかっさらっていったのは保な気がしてならない(笑)
最初こそなんだコイツと思っていたのですが。
保の葛藤や苦悩、そして彼もまた不器用な部分を持っていて。
そんな彼がいじらしく、『幸せになってもらいたい』と強く願ってしまいました。

最後はみんな笑顔で、ほっこりです。
野波と保の仲の良さに当分比嘉はヤキモキするんだろうなぁと思わずニンマリしてしまいました。

不揃いな、不格好な、こっけいな。
タイトルの意味の通りの恋だけど、眩い『光』で溢れていたお話でした。

1

高校生ゆえの葛藤

優等生と留年して1つ年上の、高校生同士の切なくて一途さが愛しくなるラブストーリーです。

明るくて皆に人気があって、留年してクラスメイトになった比嘉。その比嘉に勉強を教えることになった、クラスで一番頭のいい野波。2人に接点は全くなかったのに、育ってきた家庭環境の複雑さが似ていて、気付けばお互いに惹かれていきます。
すれ違いながらも、想いを深めていく2人の不器用さにキュンとなります。だけど、子供だからこそ非力で何もできないジレンマもあって…。

このまま幸せな日が続くと思ったら、突然やって来た悲しい別れに胸が痛かったです。思い出の場所でずっと待ってる野波が切なくてキュンとなります。
だから、再会して義理の父親と3人で暮らしてる幸せそうな姿を見た時は、胸が温かくなります。2人がお互いに影響されて悩みながら変わっていく様子も、思春期ならではで良かったです。
できれば、野波の義理の父親にも幸せになってもらいたいです。

6

フラッター越えた作品

天禅桃子さんの作品は全部既読しています。
今までの作品の中で一番は、フラッターでした。あっちが大人の社会人としての恋愛を描いているとしたら、ドッガールは高校生の恋愛と、大人にはなりきれない…高校生にはどうにもならない家庭の事情も描かれています。
もどかしくて、やりきれなくて、でも今を大切にしたくて、今一番良い状態を2人で見つけていきます。
友達2人が良い。留年してる比嘉への気遣いや助言、野波へのアドバイス。
1人は男同士の恋愛に、ちゃんとドン引きしてたし(笑)
野波の父の恋人で、父亡き後も保護者として同居している保との微妙な関係もお互いに分かり合えたのも良かった。
話の終わり方も、可愛くてすっきりしたハッピーエンド。
読んだこちらまで幸せな気分になります
(≧ω≦)bおすすめ

4

こういうのが読みたかったんです!!

訳ありクラスメイト:比嘉克彰×一つ年下だけどクラスメイト:野波知哉
高校生ものです。

いや~!ぶっちゃけこういうのが読みたかったんです!
今まで色んな子持ちBLを読みましたが、子供が小さくて色々ツッコまれなくて
助かっている部分がありましたが、この話は男同士で育ててもらった男の子の話です。

男同士で育てられてどう思っていたのか?とか・・・
テレビで言っていたのですが、欧米では男同士や女同士で育ててもらっているという絵本が発売しているのに日本では何故ないのか、非常に疑問に思いますが、それは置いといて・・・

内容的には波風は少し立つくらいで、比嘉が少し行方不明になるくらいですが、それは
完全に野波のためですし、最後は万事解決したのでホントよかったと思います。

最初は展開が早いなぁ~と思っていたんですが、それでも!本当に萌えました!
最後の「俺の克彰」とか!クソ萌えました!
私の好みもあると思いますが、最近の作品は過去に読んだことあるような内容の話
ばっかりなので←ごめんなさい。本当によかったです。

個人的にはパパ組と友達の長沢×タケの話が読みたいですね!
マジでスピンオフ希望です!!

3

ある意味正解

タイトルは実に正確です。
一歩踏み出せてない男なんてこう言うもんです。
年齢や居場所を問わず、こんなもんです。
物語だからこそできるあれやこれやを駆使して
描かれている一作ですが、こう言う奴って
確かに何処かにいたよねと思わせてくれる
巧みさは流石かなと。
始末が悪いのは「こう言う奴」が決して
一人や二人では無い事でして。

率直に言えば味わいは悪くなかったです。
ただ、ワンプレートランチの様な感じでは
味わいたくなかったかなと。
この味わいで中身を増やして二の重まで
行っても良かったかなとは思います。

1

もう1歳

高校生主人公のお話。

留年しているクラスメイト・比嘉に勉強を教えるよう、クラス担任から半ば脅迫のように頼まれた主人公・野波。
それまで全く接点のなかった二人が急速に接近して、、、。

若くて、未熟で、発情的で、相手のことで心がいっぱいになる。

帯のキャッチ通り、相手のことで心はいっぱい。
でも、その相手は誰?
心をいっぱいにするこの気持ちは何?
なかなか本当の気持ちがなんなのかに気づけない。
それはやっぱり若さ故?

お話としては、二転三転する二人の気持ちの落ち着き先を丁寧にすくって、エピソードのひとつひとつもよくできてるなあと思うの。
野波は可愛いし、比嘉も格好いいし、比嘉の友人のタケと長沢も良いヤツだし、
ただなぁ、、、
この子達、高1と高2の設定だったのかぁ、
なんか、お話の流れ的には、みんな、あと1歳上の、高2と高3の設定がよかったなぁ。
この歳だと、みんなちょっと大人すぎるというか、、、
最初、この年齢設定に気づかず(って言うか、多分明記されてないよね)、脳内で高2と高3設定で読み進めていたのに、最後の最後で想定より1歳年下と気づいた時、なんか、愕然というか、うっそぉ!っというか、足元すくわれちゃった感。
これがなければ、もう一つ萌プラスだったのに、、残念。

2

ぱみら

あまりに同感だったので、思わず書き込ませてもらいました。
学年変わって、友人二人は卒業かと思ったら、
え、まだ3年生で学校にいるの?? って感じでしたもん。

すっとよめて、心にじんわり

天禅先生の久しぶりのコミックス、楽しみにしていました。
高校生の一途で可愛い恋愛物語です。
それなりに障害もありますが、概ね大円満で、
幸せな気持ちにさせてくれます。

何がいいって、高校生同士ながら、
いろんなものを背負っている2人が、
出会い、惹かれあうことで前を見て、
一歩踏み出して変わろうとするところです。
好きだからどう接したらいいのか分からない、
だけど好きになって欲しい、という微妙な距離の中で、
恋心以外の成長が見られます。
それって、互いが互いの影響を受けている証拠なんですよね。
上手くいかなくていろんな気持ちがぐるぐるして、
思いがけない行動をしてしまうのも、
高校生らしくて愛おしいです。

後半駆け足だったのが少し残念でしたが、
読むと心がスーッと洗われるような1冊でした。
両想いになった2人にはここからまたきっといろんな試練があるんだろうけど、
楽しい毎日を送ってほしいなあ。

3

心洗われる作品

読んだ後に幸せな気分になれます。
もう本当に、天禅先生の作品はイイですね。

主人公はタイプは違うけど、ままならない事情を背負っていて、どこか似ている二人。

内なるものが惹き寄せあい、かなり早い段階でくっついたけど、若さゆえの熱情が相手を想う静かな優しさに包まれていて、嫌な感じはしなかったです。

ひとりでは乗り越えられなかった主人公二人のそれぞれの問題を、お互いが支え合うことで、一緒に乗り越え、幸せになっていく姿に胸が熱くなりました。

全体的に静かに時が流れ、フンワリと優しい感じの中に、涙腺が緩んでしまうようなシーンや台詞もあります。

巻末の書き下ろしで、比嘉(攻)にきゅっとくっ付いて寝ようとする野波(受)と欲情を我慢しようとする二人が何とも微笑ましかったです。


静かで柔らかい雰囲気やBLだけど涙してしまった天禅先生の古い作品「丘の上の楽園」「青色の澄んだ色は」を思い出しました。

大きな違いは本作はエロが多めです。

3

本当に好きなのは…

高校生2人が軸となるのですが、こちらまで揺れてしまう程2人の微妙な気持ちのズレ。特殊な家庭環境。
その中で育んできたものがどういう形の「愛」なのか。
じっと見つめる眼差しに暗いフィルターがかかっているかのような、野波の多少投げやりめいた言動に、振り回されてしまいます。

3人で過ごしてきた時間をただ美しいままで留め置きたい疚しさから、些細な一言で壊れかねないと、緊張を保ってきた2人の沈黙。

はぐらかしてきた想いが、比嘉の存在と比べることでようやくどういった気持ちからくるものなのか知ることができます。

言葉の端々に二転三転とぐらいついてはどきどきし、野波の不安を取り除けないもどかしさにハラハラしながらも、先生特有の優しが隅々に見られます。

比嘉と野波が手に入れた強さと潔さ、そして微笑ましいラストにホッとしました。

4

切なくてエロい

大好きな天禅先生の久しぶりのコミックス。
すっごく楽しみにしていました。

ほとんど学校に来ないで進級できないだけど明るい比嘉と
成績優秀だけどどこか陰のある野波。
比嘉の勉強を見ることになったのをきっかけに
なぜか惹かれあい、急接近した二人。

高校生ならではの気持ちだったり、考え方だったり
友達とのかかわりだったりが天禅先生らしく、描かれています。
大人にはなりきれていなくて、自分本位になったかと思えば
これでもかと相手のことばかり考えてのめり込んでいく。
そんな不安定で、気持ちが揺れてばかりいる年代の心と体。

野波は自分の父親がゲイだったことや、そのパートナーと暮らしていること
普通ではない自分の生い立ちを初めて打ち明けられた人。それが比嘉。
比嘉も、家族から離れ1人辛い過去を持ちながら生きていることを知る野波。
高校生の若い二人には、重い辛い現実でも、その気持ちを受け止めあえる
大切な人と出会ったことで、成長し様々なことが満たされていく。
比嘉の友達も、すごくいい。
ある日、学校にも来なくなった比嘉を
必ず来るという言葉を信じ半年も待ち続ける野波。
その想いをちゃんとわかっていて心配したり
二人の幸せを、陰で応援してくれてる。

このストーリーの見所は何と言っても成績優秀で真面目な野波が
実は誰よりもエロエロなこと。
いつも誘うのはほとんど野波の方からだし、
ひとこと「したい、我慢できない」ときっぱり。
保健室でもどこでも見境なく「今すぐ入れて」とか「もっと奥」とか言うほど。
人は見かけによりません。さすがの比嘉も煽られっぱなしです。

1冊まるまるひとつのお話なので、ゆっくりと二人の気持ちの動きや
時間の流れ、ほんの少しの心の変化までたっぷりと堪能することができます。
野波のお父さんのパートナーと野波の関係に、
最初ちょっと、このおじさんうざいと感じましたが
読み進めるうちに、この人も辛かったのね・・・と思えるように。

一緒に暮らすようになって、やっと比嘉のことを名前でよぶことができた野波。
どんなにエロエロ魔人でも、こういうところは可愛いっ!とにやけてしまいました。

6

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