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表題作に萌えない病にかかってしまったのかもしれません。
でもこの表題作の攻めは…、ないと思う!
【Love or kick!】【Love or hug?】 中立
高校からの友人・喜成に大学の卒業式で告白された国枝。
そのときの俯いた喜成が、何となく可愛く見えてOKしたが…。
俯いていたのには全然違う理由がありました、という話。
この作品は喜成の性格が許容範囲かどうかで、評価が大きく分かれそうです。
わたしには言動がすべてあまりにも無神経に思えて、国枝の性格がぶっきらぼうではあるけど良いだけになかなか厳しかったです。
【oh my chubby baby!】(3話) 萌
同僚のぽっちゃり(でっぷり?)男子・花岡と腹黒眼鏡・井高。
「セクハラ」と称しているものの、初っ端からその域を優に超えてます。
1話目はただのドSと、愚鈍でMっ気のあるぽっちゃり。
2話目でドSから愛が溢れ出して、3話目でドSもMも姿を消して、溺愛系同士のCPに。
ずっと1話目の調子だったら苦手すぎてどうしようと思っていたので、無事萌えることができて安心しました。
【There no other alternative.】 萌
何でも「どっちがいい?」「お前はどうする?」とはぐらかしてばかりで面倒なのに、惹きつけられた高校時代の先輩との10年ぶりの再会。
ずっと先輩ののらりくらりっぷりにイラっと来ていたのですが、最後に「そういうことだったのか」と腑に落ちます。
「選択肢を用意するのはいつでも逃げ道を与えるため。俺が決めたら答えは決まってる」という先輩の言葉がいたく気に入りました。
選択の余地があると迷うけれど、答えが決まっていたら突き進めばいいだけ。
後からじわじわと心に沁みてくる作品でした。
同時収録があるってありがたい。
正直に言います。足フェチと10年愛だけなら萌ひとつでした。
でも三本立ての丸ぽちゃ!これで神決定です!
非常に画力が問われる「気持ち悪くない、可愛いデブ」。ちゃんと腹肉がつき太ももは字の通り太ましく尻の肉もたっぷり。でも可愛い。キモくない。柔らかくて気持ちよさそう。マシュマロ系。花岡さんパーフェクトな子豚ちゃん。
いちいち純情で可愛い言動をされるたびに、萌え転げる伊高くんにシンクロしすぎてツライ。わかる!わかるよ伊高!!天然インラン乙女男子(花岡さんはおっさんじゃない!)に無自覚に翻弄されたらもう転げまわるしかないよな!!苛めすぎて泣かれちゃうとどーしたらいいか分かんないよな!!
もうね、伊高くん行きつけのバーで働きたい。一緒に飲みながらグチ聞いたり相談聞いたりしたい。美味しいボジで傍観者になりたい~!!
それくらい妄想がはかどりました。ありがとう丸ポチャ!!
足フェチカップルは特に…。遠距離恋愛だったんですね。しかも東京で靴屋に勤めて美脚を堪能して。
なのになぜ受けを?
Oh my chubby baby!
途中までは本当に読むのが苦痛でした。
ドS攻めがセクハラやりたい放題で職場で何やってんの?そして受けもいい年して泣いたりして。
攻めは受けの贅肉や童貞をからかったり、はたまた大人のオモチャを勝手に受けの引きだしから取ってきてトイレに監禁してお尻に入れたまま外回りから戻るまで待ってろって。
もうここまでは本当にダメでした。
実は攻めが受けを好きだからのセクハラでアプローチって、はあ?何いってんの?
しかも受けも実は攻めが本当は優しいから好きって、ええ!本気で?
無事にお付き合いするも受けの劣等感は半端なくて。
34歳でこれはちょっとキツイ。攻めも今回は本気の恋らしいけど体型をからかうのは無理。
最後に受けが幸せそうだったのがまだ救いでした。
「仮面越しに、キス」に出てきてた伊高×花岡が読めるとの事でしたので購入してみました。
3つのCPのお話があり、伊高×花岡は2番目のCPです。
「Love or kick!」「Love or hug?」
攻めが脚フェチです。
とはいえ「〜hug?」は脚フェチ話じゃなく、どんなCPでもありうる話ですが。
楽しく読めましたが、アッサリしててあまり記憶に残らなかったです。
「Oh my chubby baby!」
伊高×花岡のデブ(ポチャ?)受けです。
伊高のSっぷりというかセクハラは訴えられてもおかしくないレベルのような…。
花岡は可愛いんですが、ウジウジしすぎててちょっとイラっときました。
でも伊高の花岡溺愛っぷりが好みで、この3CPの中では一番好きなお話でした。
「There no other alternative.」
10年経ての再会物です。
先輩に振り回されてたと思ってら、まさか自分がその立場だったとは。
この先輩の縣さんが格好よかったです。
こちらのCPのみH無しです。
面白かったんですが、「まだこのCP読みたい!」と思うのが特に無かったような気がします。
でも絵柄は好みですので、別の作品もチェックしてみたいと思いました。
表題作は、攻めの喜成の、まあ、脚フェチは認めるとして、こう、はぐらかす感じはどうも好きになれなかった。
受けの国枝の方は、基本的に漢前でエチの時は可愛くなっちゃうとか、この感じは好きなんだけど。
「Oh my chubby baby!」は、ぽっちゃり受けの花岡の方は、ビジュアルとかはエロくていいし、社会人として結構ちゃんとしてるからいいんだけど、伊高のS具合がほぼ地雷で、かなりつらい。
「There no other alternative」は、キャラ的には地雷とかじゃないけど、縣が、後からじわじわ来る気持ち悪さというか、、、
絵は好みだから読めるけど、どうしても、よりによってこんな相手とくっつかなくてもいいのになぁって、感じで、かなりしゅみじゃないよりの中立でした。