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シリーズ最終巻。
そう来たか・・・!!
もぉ昼ドラ(今は懐かし過ぎて例えが通じるのかな?)も真っ青なジェットコースター展開(゚Д゚;)
パパだけじゃ飽き足らずじぃじ迄遡るんかーーーい!?www
後もう1巻位あってこの血のドロドロ部分を見たかった気もしないでもないんだけど。。。
登場人物や関係性を複雑にし過ぎて読み返しに時間を要するのもまた無粋な事もあるからね。
この駆け足展開でも納得は十分出来ちゃう位、3巻を通して『詰まって』ました!って事なんだな。
その説得力は新田先生の手腕で十分発揮しまくられてましたね。
いやぁ、、、
スゴイ面白かったし、色々明かされてくると背徳感すら感じられてなんか期待してなかった萌所もあって余計滾っちゃったよ!!
まさしく【血は水よりも濃い】!
そりゃ惹き付けられちゃうのは抗えないよねーーー!!
2人の蜜月っぷりは透の一皮むけた色気がマシマシでヤバかった・・・!!
この辺だけをひたすら見たい位♡
2人の描かれていないアブノーマルプレイの日々、絶対あるハズ!
私、攻めがプジー使われてる所って見た記憶がこの作品だけの気がするんだよな?
結構これ、衝撃だったなー(≧◇≦)
※女性NG、無理矢理NG、近親NGの方は気を付けて下さいね。
いやあ、最後まで面白く、魅せてくれました。正直、六実の血筋に関する云々はちょっと余計なような気もして、読んでてどっと疲れましたが、他の結果の根拠として納得がいくようにするためには必要だったと思うので、そこは自分の頭のキャパの問題ですね。その他のシーンは本当にどこをとっても満足のいく内容でした。
六実が麻人に拉致されたと知り、たった1人で北斎の事務所に乗り込んでいった透。無鉄砲にも程がありますが、まだこの瞬間はいざとなれば須木の名を名乗ればという気持ちもあったんだと思います。父親の組の傘下の組織に、自分が乗り込めないことはないだろう、と。でも、彼はそこで麻人の言葉を思い出し、名乗ることを頑なに拒んでしまう。結果、六実が助けに来る前に、レイプされてしまいました。
並の人間なら立ち上がる気力すら持てないと思いますが、彼はその直後でも、迎えに来た六実に冷静に対峙し、しっかり自分の足で歩いて、自宅で六実に突っかかった。それだけでも悲しいほどの彼の強さが窺えました。ただ泣きつく、ただ甘えることが許されない立場の人間。対する六実の返答は薄情に感じてしまうほどでしたが、彼は彼でたくさん我慢してきたから、ここで透を甘やかせなかったのでしょうね。
そこから2人はさらに迷い葛藤しながら、ようやく1つの未来に辿り着く。合法のやり方で、あくまでカタギとして会社を運営していくことを決めた2人。もちろん、裏社会との関係はまだ切っても切れないものがありますが、まずは子供達だけでこの結論を出せたことが、素晴らしい成長と覚悟ではないでしょうか。もっと安定するまでは、透に色目を使わせることも躊躇わない六実。透も透でそれを受け入れていて、持って生まれたものをとことん利用してやるという気概がついに固まったようで、切なくもあり嬉しくもありました。見た目だけはどうしたって変えることができないですからね。余韻を残さない潔い終わり方でしたが、この2人の勢いと精神力、透の人望があれば、今後もきっと大丈夫だろうと思わせてくれました。
BLをBLと呼ぶようになった時代の初期から活躍されている新田祐克さんの作品です。大作の俳優の物語も完読し、それもとても良かったですが、今回は3巻で完結しているこのヤクザものをご紹介。
お色気担当(受け)は現組長の息子の透。本人は整った顔と華奢な体が極道っぽくないのでコンプレックスだったみたいです。攻めはT大に通っているインテリ極道の桐亜です。親同士が兄弟の盃を交わしてるのでその世界での従兄弟関係です。
受けも攻めも大学生のやりたい盛りで会えばいつも乳繰り合ってます。結構濃ゆいエロです。しかし私が一番衝撃を受けたのは、組長の透パパと桐亜のパパも昔同じ関係だったということ。しかも髭面で貫禄たっぷりの組長の方が受けだったのです。昔は受けもアリって容姿の美青年でしたが。
対して桐亜のパパはサラサラヘアの眼鏡キャラで50代?の今でも受けで行けるんじゃない?って容姿です。若い頃別の嫌な組長の色子をやってた時代もあってその人に好き放題された後ヨロヨロしながら透パパの元にやってきた時の回想シーンが一番萌えました。その後透パパが俺を抱かせてやる、と誘ってそういう関係が続いたのです。
見たいぞ!その時代をもっと!と思ってしまいました。2人ともお互い結婚してしまいましたが、正直今でも仲良しだからたまにそういうシーンもあるんじゃないの?と勘ぐっちゃいます。その時は桐亜パパがぜひ受けで!と思います。
最終巻は跡目争いで誰が誰の子かわからないような複雑な相関図になってきます。この3巻によく収め切ったなと思う萌えの詰まったびっくり箱のような作品です。
しかしパパ編…マジで見たいわ。
1,2巻とどっぷりつかって最終巻へ。
本作が初読みだったこともあり、新田さんのスタイルを知らなかっただけなのかもしれませんが、最初に投げられた各個人の思惑をきちんと突き通したうえに、しっかり伏線を回収していて、結果きっちりまとめたような『キスアリキ』の意味にはびっくりしました。
その反面、ページ数の関係だとは思いますが、最後になるにつれて急展開なうえに詰め込んだ感が見受けられ、ちょっと残念。とくに麻人の扱いはもったいない!いい味出していただけに、跡目争いでも、当て馬としても、もう一山盛り上げて、引っ掻きまわしてほしかった。う〰️ん、おいしいキャラだったのに…惜しいなぁ。
しかしながら、透と六実の関係はとても起伏に富んだドキドキするような展開だったので、すごい読み応えがありおもしろかったです。順風満帆よりも、地獄を見て這い上がって、さらに固く成就するような恋愛が好きなので、おもいっきりツボでした。
なかでも、六実のどんなに怒り狂っていても透のために退く姿や、たとえ透を傷つけても、彼自身と彼の抱えているものすべてを引き受けて守りたいとあがく姿はめちゃくちゃきゅ~んときました。冷静で知的、物事は理詰めで進めていく六実が、我を忘れて透のために動く姿に彼の本気を感じました。六実、めちゃくちゃいい…(泣)
その一方で、話の設定上仕方ないとはいえ、ちょっと透の外見は女性的すぎたかなぁ。色気を前面に出してまで営業につなげようとするほど強かになった透はキライじゃないし、そんな態度が二人のスパイスになってますます激しい絡みになるなら、まぁそれはそれでおいしい展開とも言えるのですが(笑)
個人的には…オジサマという方々に萌えを滾らせてしまう私としては、オジサマたちの動向がむちゃくちゃ気になりました(笑)お二人の話でスピンオフ読みたい〰️!「オジサマ特集」とかやってくれないかなぁ~(切望)
3巻が完結巻だと知ってまとめて購入したものの、かなり長い間寝かせていたシリーズです。
前の長編シリーズを途中で投げ出しそうになった(一応本シリーズは全部読みました)こともあり、ちょっと買うのを悩んでいた作家さんだったのですが、これくらいの巻数だとサクッと読めてよかったです。1巻から3巻までのまとめレビューです。
最初は決意もしたたかさも足りなかった極道の息子受けが、同じく極道の息子でありながらカタギになろうと決めている攻めと無人島に放り込まれ、デキちゃった話です。
色気とカリスマ性担当の受け、知性と武闘担当の攻め、と思いつつ読んでいたのですが、お互いの存在ですごい速度で成長していくのにはなんとも感動しました。親世代の話もよかった。(個人的には親世代の方が好みでした)
あと、すごい嫌われてそうなキャラですが、悪役の麻人がそれほど嫌いじゃなくて…。小悪党感というか、ちょっと悪事を画策しては攻めにこてんぱんにやられる姿はなかなか憎めません。水戸○門の悪役を見ているような気分。
受けもモブみたいな小物にヤられるくらいなら、麻人にヤられたらよかったのにな、などとうっかり思ってしまいました。
最後に唐突に受けに尿道責められる攻めが出てきて、やたら萌えました。なんでここで尿道⁉︎ と思ったら、雑誌の『尿道責め特集』に掲載されたものだったからだったんですね。唐突だったけど萌えました。受けが、じゃなくて攻めがヤられるのがよかったな。
評価は3巻までまとめての評価です。