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メノちゃん本当はきもちよくないんでしょっ
わたなべあじあさんのアホエロ作品の中で、これは出色の出来じゃないでしょうか。
あじあ作品って、すごーくおいしそうなにおいがするのに、半端なところで終わっちゃって、もっとー!ってやきもきさせられる印象でしたが、これは珍しく(失礼)ちゃんとおなか一杯になる仕様です。いや、好きだからこそやきもきしてたんですが、やっと満足させてもらえた(感涙)。
豊富なカラーページももちろんのこと、ヨネちゃんの下まつ毛!とか、メノちゃんカプのおそろいネックレス!とか、チャンスの神様オチ!とか、なんかもう非常に満足です、はい。
萌えどころがたくさん詰まっていて、ダイレクトに良さが伝わってくるので、うんうん、いいよね、それ。って、脂下がって溺愛するしかない幸せを味わえました。
あじあ作品の中で一押しです。
カラーイラストが33枚もあって、あじあさんファンとしては、それでけでヨダレものの1冊です。おまけに、『ピンクのおもちゃ』の麦たんの、弟のヨネの成長した姿が見れて嬉しかったです。
お話は、短編が3作品収録されています。
一番好きだったのは、やっぱりヨネと東吾おじちゃまのカップルのお話です。
さすが麦たんの弟だと思うぐらい、エロエロでエッチ好きなのが可愛いです。ヨネに流されまくりな東吾おじちゃまも、まさかの受けだったのが萌えます。おまけに、ヨネの恋人枠に自分が入ったことを喜んでるのが、ほほえましくて可愛いし。
表題作は、とにかく受けが大好き過ぎてエッチしまくってるのが、可愛いお話です。
そして、3作品目のお話も、明るい3Pが楽しめます。
あじあさんのこういう、ほのぼのなのにエロエロを楽しめる感じが大好きです。
こちら、かなり豪華な1冊でした~~☆
税抜き648円という普通のコミックの金額で、
33枚もカラーイラストが拝めるなんて、すごい太っ腹!!
2003年~の今まで表紙や扉を飾ったものや、企画もののイラストに加え、
真砂土とメノちゃんの肌色が眩しい、描き下ろしの口絵もあり♪
ほのぼのからエロエロまで、どれもうっとりしちゃう美しさです~~~
個人的には、
里美と麦たんのが特に好きかなぁ~
あ! 企画モノだったらしい「世話役と次期組長の禁忌」の、
攻×攻で、嫌がる次期組長に眼鏡世話役がモロ突っ込んでるのも、
かなり色気全開でクラッときました!
漫画の方の内容はといいますと…
■「メノちゃんは喘がない」3話
高校生で幼なじみCP、生徒会長でイケメンの攻めが、
受けのメノちゃん(表紙の子)を溺愛&発情しまくっているんだけど、
メノちゃんはいつもクールで男前で、エッチしても喘いでくれなくて…
ほんと、ただそれだけの話w
でも、攻めのおバカさ加減と、メノちゃんのイケメンぶりの対比が、
すごく可笑しくてエロくて微笑ましいです~
ツッコミを入れていた生徒会の他の2人も…ってのが、またいいな。
■「シュガーベイブ」1話
「縛って愛して」「ピンクのおもちゃ」でおなじみの、里美×麦たん、
その麦たんの弟、頭がユルめなヨネが、
里美がオーナーをしているバー・罪と罰の店長、東吾に無邪気に迫って~
叔父と甥のような関係で、恋愛の好きという間柄ではなかったはず…が?
なんだかんだいってアホな子のヨネに甘い東吾が、
しょうがない…という態度で受けをしつつ、感じてる姿がめちゃエロい♡
喘いでたまるか!とキスをしろと言う東吾、可愛い~
エロほのぼのでとってもステキでした。
■「PLAY」2話 + 描き下ろし
最初の話では、アホの子高校生の銀二(受け)が、
昨日兄ちゃんのことオカズにしちゃった~と幼馴染で悪友の2人に話たら、
俺らでもいいんじゃね?って感じでうまくのせられて、3P~
攻め2人が協力して受けをトロけさせる3Pモノって好き。
葛藤なく、みんなで気持ちよくなってる感じが若者らしくていいな!
2話目は、その後銀二が家に帰って、兄ちゃんともエッチしちゃうお話。
アホで天然ビッチな銀二が、妙に可愛く(しかも名器らしいw)、
やっぱりエロなのにほのぼの~~
ガチ兄弟かと思ったら、どうやらそうじゃなかったようで…♪
話によって絵柄が結構違いますが、そんなところも楽しい感じがします。
このコミック1冊と送料だけで応募できる全サのペーパーもあり。
ほんともう、ファンのためのステキ本です!!♪
このお話がもしNLだったら、正直メノちゃんみたいな彼女、付き合いきれません( ;´Д`)不安すぎて。
その位見た目にはメノちゃんはクールで感情の起伏が落ち着きのある方へ安定してます。
エッチしていても自分だけ感じてる?じゃ不安になりますよね。そりゃ。
そこがBLだからこそ分かりやすく実は感じてるよ、ちゃんと好きだよ、というのが白々しくなく証明されるのがスッキリします。いや、これで疑うマサトの方がそりゃダメだろな側になるわけです。
いやー、やっぱりBLはNLとは違いますね。べつにNLでなくても良かろうがと思う作品も多く、あじあさんもときどき攻めの精液の毒に侵されるのかどんどん受けがただのロリになっていくように感じることすらあるなか、
かなりいい感じに踏ん張りました。最後の最後まで男前を崩さないメノちゃんがいい感じです。