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木下先生の学生ものは久々に読んだ気がします。外見的には女子にモテるハイスペック男子と、背も小さい可愛らしい男子という分かりやすい違いがある組み合わせですが、読み進めていくと綾瀬は恋愛に関しては藤沢と変わらないくらい初心者ですし、藤沢は素直でうじうじ考え込むタイプではなく、元陸上部のエースで走るのが速いなんていう意外な一面もあり、なかなか面白いカップルです。藤沢の幼馴染の類が、そういう目で藤沢を見ているわけではないけれどかなり過保護なので、少しBLファンタジー味もありましたが、綾瀬と藤沢がこれからどんな深い関係性になっていくのかなと楽しみです。
心理戦と言うか心理描写を重視して進んでいく物語。高校生だから肉体関係とかないのは当たり前で、だからちゃんとお話に没頭できる。
こういう本当の高校生たちのお話。好きだなぁ。
類君ホント好き。ここまで良くしてくれるとBL的には片思いって勘繰っちゃうけど親友なんだよなぁろ思ったところでこの本の続編が後2冊あるってこのサイトで知る。あ〜どうなるかは最後まで読まないとわからないか。
この一冊で完結だと思っていたので感想書きに来ましたが、未完の状態だとこの感想もおかしな事になりそう。
でもいいなって思えました。
先生買いです。3冊完結のシリーズ、1作目を再読しました。
ここのところ先生の作品は社会人のお話が多い気がするのですが、高校生同士のピュアラブもやっぱり、たまらなくいいです。
も〜最高にきゅんとして萌えるし、木下作品ならではの切なさに胸を締め付けられる。。
なんといっても、私的推しは受け君の親友、類です。類一択…
攻めのいとこに意地悪なこと言われて落ち込む藤沢(受)に「そーちゃんが冷たいなら、あったかい人どこにいるのさ」なんてナチュラルに言えちゃうの、素敵すぎるんだが…?
そして終盤の。「もしそーちゃんが辛いなら アイツから守るよ 俺」
……このセリフに一撃でやられました。。カッコ良すぎるよ、、
明るくて、親しみやすくて可愛いヤツー周囲にはそう思われているけれど、実は人一倍気にしいの藤沢。
出会ったばかりなのに、藤沢が気遣いばかりしていることにすぐに気づいた、ちょっと無愛想な年上転校生の綾瀬。自分の弱くて柔らかい部分に気付いて、「無理しなくていい」って言ってもらえたら、誰もがストンっと落ちちゃうよね。
最後の最後の二人でワタワタしながらのキスも、最高の萌えでした。
DKモノ…キラキラ青春っ!!な感じばっかりはそんな好みでは…なんて思った私のアホ〜木下先生がそれだけのもの描かれるわけがなかった。
かわいいのはめちゃくちゃかわいいんだけど、その見せ方がね、そこに行き着くまでの引きつけ方がお上手で入り込めるから、2人がだんだんかわいらしくなっていくのが、あわわわわわ〜〜とめっちゃ染み渡る。
なんてかわいいのかしら、この2人いいい〜〜と。
最初からピュアピュアでかわいかったら、ひねくれ者の私はここまでかわいいと思わないと思うんですよね。
等身大というか、日常、普段の2人を丁寧に描いた上で、少しずつ惹かれあっていくのが…特に先生の描き方がいいんですよ。
DKモノっていろいろあるし王道だけど、木下先生にかかればこうなるのかとうれしかったです。
あ「うちの王子いりませんか」もDKだった。
あれ、2人ともかわいらしくてめちゃくちゃ好きなんですよね。
木下先生の黒髪長身クールイケメン×ピュアふわふわ王子のcpが大好きでして。
本作でも、そんな2人だったし。
それに、三部作なのが読み応えあってよかったです。
