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表題作1/365の恋人

津田颯(28・会社員,高校時代の同級生)
綾瀬隆史(28・会社員,高校時代から片想い)

その他の収録作品

  • 涙(描き下ろし)
  • あとがき。
  • カバー下:漫画

あらすじ

「俺より好きな相手ができるまで、
年に一回誕生日にデートしてやるよ」

高校の卒業式の日、
思い余って告白した隆史に、
颯はそう言ってくれた。

それから10年――。

律儀にデートの約束を守る颯に
隆史の思いは募るばかり。

…このままじゃ、
ノンケ相手に
片思いの人生だ。

区切りをつけるために、
“好きな人ができた”という
嘘をつくことにしたが……。

<<せつなくも挑発的でエロティック!
友情と欲情に揺れる片恋ストーリー>>

コミックス描きおろし1話分収録!

作品情報

作品名
1/365の恋人
著者
たつもとみお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(メディアファクトリー)
レーベル
フルールコミックス
発売日
ISBN
9784040677019
3.4

(132)

(16)

萌々

(50)

(49)

中立

(13)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
23
得点
440
評価数
132
平均
3.4 / 5
神率
12.1%

レビュー投稿数23

面白かったし、良かったと思うんですが

前にどこかで試し読みしてからずっと気になってました。
感想は…うん、面白かった。
10年想い続けてきた彼とやっと結ばれるお話。
心の流れの工程も丁寧に書かれてるし、共感出来るし、読んでて面白い。
でも読み終わってなんか物足りない感じ。
なんでだろうと読み返してみると、表情かなぁと。
なんというか暗いんですよね。
お互いふとした時の顔が幸せそうに見えないというかよく解らない。
なので、なんかこっちも読んでて幸せな気持ちになるようななれないような…。
そこが物足りなさの原因かな?という印象を受けました。
あくまで私の好みだと思います。

後、最後に学生時代の友達達と飲む席のシーンがあるんですけど、
心の中でこんなに上手くいくのかなーとか皆寛大だなーと思いつつも、
良かったなぁとちょっとあったかい気持ちに。
しかしそこをあんまり当の本人達の反応とかがスルーしてるので
(お涙頂戴にならない感じは好きだったんですけど)
逆に学生時代の友達の反応というか、この流れに違和感感じて、
お話が簡単に思えてしまい、なんか、さらっと綺麗にまとまったお話って感じで終わってしまいました。そこがちょっとまた物足りなさを感じてしまった。
本当面白かったし、また飲み返すと思うんですが。
なんか好きなお話だったしなのに、ちょっと複雑な気持ちでした。

11

長年の恋が成就するとき

たつもと先生初BLということで、ちるちるさんでも紹介され
早速購入、読ませていただきました。
短編より1冊がひとつのお話・・・が好きなほうなので
ゆっくりと2人の関係が理解でき、友人から恋人へ変わっていく道程が
丁寧に描かれて私は読みやすかったです。

ノンケだった楓の中で1年に1度だけ会う隆史の存在が
どんどん大きくなっていくことや
自分の気持ちにはっきりと気づいてからの戸惑い
逆にノンケの楓を10年間縛っていたことに罪悪感のようなものを感じ
好きだからこそ解放しようと心に決める隆史の切ない気持ち
そんな二人の戸惑いと揺れ動く心情が
隆史目線と楓目線の2方向から描かれていて
読んでいてキュンとしたり、ほっこりしたりと楽しむことできました。

1度は告られたものの、1年に1度しか会わない相手に
10年もの間、ただ会うだけでそれが恋に移行するだろうかと
最初はちょっと、この話上手く出来過ぎてる・・・と思いましたが
よくよく読んでいくと、最初に告られたときに
すでに楓の心のどこかで、自分でも気づかないうちに
しっかり隆史のことを恋愛対象として見ていたような気がしました。
そのことに気付かないまま、10年もの間ただ会うだけの「友達」
を続け、隆史が「好きな人ができた」とうそを言ったことで
2人の関係が急展開することになろうとは・・・
一種のショック療法なのでしょうか・・・
これで会えないとなった時に、初めて気が付く本当の気持ち。
長年の隆史の恋が成就した瞬間です。

お互いの気持ちがわかって、晴れて恋人となってからも
ちょっとした行き違いや、さらけ出せない微妙な想いが
2人の気持ちをすれ違わせるようなこともあったけど
だてに10年付き合ってない・・・そんな風に思わせる2人。
自分の気持ちが隆史にあると自覚した楓は、さすが男前でした。

次回作も期待しています。

8

清らかで美しい作品

相手の事が好きな気持ちがこちらにも伝わって、胸がきゅっと締め付けられました。

ノンケに10年間ずっと片思いしているという設定から、
「あ、私この話好きだろうな…」と思って購入しました!

隆史は颯のことこんなに大好きなのにその気持ち止めてしまうの?どうなるんだろう、とハラハラしながら読んでいました。颯と一年ぶりに再会した際に、またかっこよくなった、って思ったり、触りたいって感じている隆史の姿に、恋ってこういうことだよなぁと再認識してました。
反対に、颯が隆史のこと大好きなんだと感じ取れるところがとても萌えました。隆史にがっついてる姿にきゅんきゅんです。
最後に颯エピソードが入ってるのも良かったです。気持ちが動く瞬間見れて嬉しいです。かわいい!

次回作も絶対買おう!と思った作者さんです。
BLだからこその、愛の美しさに触れて静かに涙が出ました。笑

8

無意識の強さ

実はある意味喧嘩両成敗、みたいな感じに
なっている展開の物語です。
ですので、視点を入れ替えて読んでみると
裏の裏までは多分読めます。
ただ、それ以上の奥があるんじゃないかと
ふと思わせてしまう瞬間があるので油断が
できません。

主題についてかなり絞り込んで展開されて
いるので読んでいて疲れる事はありません。
が、憑かれる事はあるかも知れません。
ふわっとした執着が常に作中の何処かに
漂っていますから。
それを好意的に見るか見ないかで印象は
がらりと変わるでしょうね。

5

両想いになれるってホント素敵な事。

「日の当たらない…」を3冊一気購読しましてとても感動しました。
で、私的には以前読んだこちらの作品もとても好きで再読してやっぱりお薦めしたいなあ、思ったのです。
綺麗な絵柄で、とても丁寧に描かれているので読みやすいです。

10年も攻めを思い続ける切ない隆史君の想いや、ノンケの颯君が隆史くんへの想いを恋愛感情だと気が付いてお互いを信じるまでに至るさまを相手の言葉や行動ひとつで揺れ動き一喜一憂する複雑な心情を良く表現されていると思います。

既読後の受け取り方はそれぞれあるかと思いますが、両想いになるまでに10年をかけたこのエピソードはとてもリアルに感じました。
私の好きな別の漫画で、ノーマルの兄がゲイの弟にいうセリフがあって…兄が明らかにゲイの相手を好きになってるのになかなかはっきり出来ない状態を弟がいさめるのですが兄は弟に「おまえは明日から女を愛せと言われて出来るのか、セクシャリティーを超えるのは難しい事だ、時間がかかっても当然じゃないか」っと。

まさにその通りで、同性に対してノーマルの人が恋愛感情を自覚するには長い時間がかかって当然ではないかと。

また、10年も好きで諦めかけていた隆史君が、颯君にいきなり好きと云われても信じられない…喜びと不安で手放しで喜べない、颯くんの行動が何か腑に落ちない気持ちも当然だとおもいます。

それでも両想いになり隆史くんを安心させようと先走りつつも一生懸命な颯くんを素直に応援したいし、こういうハッピーエンドは本当に私は好きです。

2人の姿をみて良かったね、と優しい気持ちになれる作品だと思いますのでもし、よかったら是非読んでみて下さい。

2

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