おまえには政治の世界は危険すぎたようだな

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表題作愛欲連鎖

勅使河原秀介
代議士,千尋の幼馴染で恋人,27歳
吉田千尋
秀介の私設秘書,26歳

同時収録作品愛欲連鎖

勅使河原亮介
コンサルティング会社経営,25歳
吉田千尋
秀介の私設秘書,26歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

秀介の監禁緊縛愛、亮介の背徳凌辱愛、兄弟の激しすぎる求愛に揺れる千尋が選ぶのは?

代議士の秀介と私設秘書の千尋は秘密の恋人同士。そこへ消息不明だった秀介の弟・亮介が現れる。
今までの不和を水に流し秀介に協力したいと申し出る亮介を、兄弟関係修復を望んでいた千尋は歓迎する。
だが――「俺にもヤらせろよ」。秀介との関係、さらに議員生命に関わる秘密を握られ、千尋はその身を貪られることに。
どこでも激しく犯され、事実を知った秀介には淫猥な折檻を受け、それでも心のどこかで二人の和解を諦めきれずにいたが…。

作品情報

作品名
愛欲連鎖
著者
真宮藍璃 
イラスト
小路龍流 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
ISBN
9784576151441
2.6

(6)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
14
評価数
6
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ドロドロ兄弟に挟まれて・・・

代議士の秀介(攻め1)と秘書の千尋(受け)は、幼馴染みで秘密の恋人同士。
ある日、家を出ていた秀介の弟・亮介(攻め2)が戻ってくる。
秀介と千尋の関係を知った亮介は、千尋を脅迫し、身体の関係を迫り……。

序盤は優しい年上攻め(兄)とのラブラブHシーン、その後は年下オラオラ攻め(弟)に陵辱される展開が続き、更にそれが兄にバレてからは監禁されお道具プレイ編に……
二転三転する展開は、ストーリー的にもエロ描写的にも面白く、飽きさせません。

最初は弟の方が悪者に見えますが、じつは悪徳企業と癒着していて監禁趣味もある兄の方がヤバい人?
いや、諸悪の根源は彼らの父親か?
次々明らかになる一家の深い闇、兄弟の確執の背景に、目が離せなくなります。

しかし、千尋が兄のヤンデレ属性も弟の脅迫も全て許し、二人を同等に愛するという展開は、流石に都合が良すぎる気が。
いくら善人とは言え、ここまで酷い目に遭って尚この兄弟に尽くそうと思えるなんて、よほどのドMなのかお母さん気質なのか?
なんというか、3Pオチに持っていくため無理やり物分かりの良いキャラにされている気がして、あまり納得できない展開でした。
兄の、実は良い人でしたオチも、現実的に考えるとちょっと無理があるかな。

千尋の心理描写にはもう一捻り欲しかったですが、エロ描写や攻めの病みっぷりなど、ドロドロの限りを尽くしたようなストーリー展開は突き抜けており、楽しく読めました。

10

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