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好きになってはいけない相手を愛してしまった
す、す、すばらしく好きです…
恥ずかしながらエロ目当てで読み始めましたが、読後はもう物語に酔いしれてました…
こんなに素晴らしいものを読み損ねていたとは…!
三角関係、義兄弟、先生と生徒、これでもかと背徳感が詰め込まれていますが、不思議とドロドロしていない
大場先生が私は好きでした…
本当に好きだった、んですよね?
当て馬好きの私としては、先生ルートも見てみたいです…
大場先生について語りたくて、この作品の良さを書き記したくて、初めてレビューを書きました
三角関係が描かれていますし、性的描写もそれなりに出てきますので、苦手な方は注意が
必要かと思います。
でも、〈思春期の不安定さ〉、〈純粋な恋情と淫らな欲情〉、〈欲情を孕みながらもとにかくピュアで
可愛い義兄弟の想いとその成就〉が描かれていて、最後のページまでとても面白かったです^^!
途中三角関係にもなるのに、感動的で心洗われるようなすがすがしい読後感でした^^
私は本来同人誌やピクシブでBLを楽しむ派だったのですが、興味本位で買ったこのコミックで世界観が変わりました!!
コミック1冊で終わってしまうぐらいの薄い話なんだろうなと思いながら読み始めましたが、話のせつなさや禁じられた肉体関係を結んでしまうことにドキドキし、読み終わった満足感がさいこうでした!
この本をきっかけに商業誌を買うようになりました!私の中のトップ神マンガです(//∇//)
兄と弟、先生と生徒、どちらも禁忌なら、どちらの禁忌を選ぶのか?
幼い頃にネグレクトと性虐待されていた沿は、要の家に引き取られ、兄弟として育ちます。
要と沿は、沿の過去や性的な事柄から遠ざけられながら育つのですが、要の中に芽生えた沿に対する感情は、徐々に大きくなってきます。
やがて、沿が要と同じ高校に入学して、要の担任・大場が顧問をする茶道部に入部します。
こうやって揃った三人。
兄弟の枠を越えたくない要の暴走した性を、大場は受け止めるのですが、要が愛しているのはやはり沿だけ。
ただ、愛して、幸せにしたかった。
じっとりと淫猥に純愛でした。
良い兄でいようとする真っ当な気持ちと、弟に欲情する邪な気持ちと、その欲情の捌け口として、先生の性玩具みたいになってる状況が、ものすごい好物でした。
淫乱なのかウブなのか、相手によって違う顔の兄…いいよ!