園児と保護者と禁断三角関係。

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表題作親の顔がみてみたいっ

高菱禮音 弁護士
瀬々倉貴莉 おおねこ幼稚園新米先生

その他の収録作品

  • カバー裏表紙袖:4コマ漫画+α
  • カバー下表紙1【表】:無題マンガ
  • カバー下表紙4【裏】:無題マンガ

あらすじ

子ども好きな「おおねこ幼稚園」の新米先生・瀬々倉貴莉は、男運が悪く、薄情な男に捕まっては毎回こっぴどくフラれている。
いつものように男に捨てられ不幸に浸っていたある夜、 自分を上回る不幸そうな男に遭遇して…。
園児とオヤと、禁断の三角関係!?

作品情報

作品名
親の顔がみてみたいっ
著者
津軽 
媒体
漫画(コミック)
出版社
マッグガーデン
レーベル
uvuコミックス
発売日
ISBN
9784800005083
3.6

(18)

(2)

萌々

(10)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
63
評価数
18
平均
3.6 / 5
神率
11.1%

レビュー投稿数6

父と息子の受けくん争奪戦

園児の父親(弁護士)×幼稚園の先生。

幼稚園教諭の受けは、ゲイでいつもダメな男に引っかかってばかり。その日も付き合っていた男に「結婚するから」と振られ、不幸を嘆いていたところ、妻に捨てられ中の男を発見する。振られ同士で一夜のあやまちを犯したら、実はその男が担当園児の父親だということが判明し…という話。

攻めの息子のタイガくんは、男の子なのに受けが大好きで、子供とは思えないストーキング&求愛を繰り返している園児です。正直攻めより、このタイガくんのほうが好みでした。こまっしゃくれているんだけど、本気で受けのことが好きで、将来有望すぎです。ぜひこっちとくっついてほしいと思いました。
受けはドジっ子で、振られ続きで恋に後ろ向きになっています。攻めは自分が男と、しかも息子の先生とヤッちゃったなんて信じたくない、というちょっとヘタレな男。まあ顔はいいし、エリートなんだけど、息子の男前さに比べたらもうちょっと頑張って…ってかんじ。
この受けと攻めがくっつくまではなかなかの道のりでした。息子が父に譲ってやらなかったら結ばれなかったんじゃないかな。攻め頑張れ。

あと、全然本筋には関係ないんだけど、ちっちゃい書き込みで、園児(タイガくんではない)にカンチョーされた受けが「カンチョーは禁止!先生結構すんなり入っちゃうから!」って叫んでるのには爆笑しました。

5

何気に結構

率直に言いますと、第一話を読んだ限りの
印象は最悪でした。
理性で読み通せなければノリで乗り切って
しまえば良いかなと言う気持ちになって
しまう程、作品の空気について行けなかったの
ですね。
それが2話以降見事にひっくり返っているの
ですからもうお見事と讃嘆するしかありません。
…と、ここで第2話で印象が覆った理由を
書くとネタバレになるのでご容赦を。
カバー袖(裏)もカバー下(表/裏)も
本編読了後に目を通した方がじわじわと
美味しさが増してきますのでご用心。
メレンゲの様に見えますが腹応えは結構ある、
とだけ申し上げておきましょう。

4

虎輝→キリ⇄高菱

思っていた以上に、面白かったです!

妻に捨てられた男・高菱と男に振られてばかりの保育士・キリ。
お互い傷心のときに出会い一晩限りの関係を持った2人だったが、高菱の子・虎輝はキリが勤める幼稚園の園児だった…。

振られてばかりで、いつも捨てられることを恐れて本気で愛にしがみつく事が出来ないキリ。
キリの事をもっと知りたいという高菱から一度は逃げてしまうキリだが、高菱が妻と寄りを戻すと勘違いした時に自分の本当の気持ちに気が付いた。
そもそも、妻とやり直す事になったというのが勘違いで、実際には離婚に至ったのだ…。

高菱家の「やり直す」とは、結婚前からやり直すということだったらしい。
間違えたところからやり直すとまた間違えるから、間違えの前からやり直す方がいい!というのは虎輝の提案だそうです。
なるほどね〜、と思いました。
虎輝しっかりしてるわ。

キリを好きな虎輝が意外とカッコよくて、大人になった姿が見てみたいと思いました。
続編があったら読んでみたいです。


0

らぶりーおこさま ( ̄▽ ̄*)ニヤッ

絵がかわいらしかったのと、エロ増量ってことを期待して読んでみました!

うーん。期待しすぎた・・・か?(゚ー゚;A

手にした瞬間思ったことと言ったら、薄っっ……でした。(^^;
いや、最近厚めのコミック読むことが多かっただけなのかなぁ。苦笑

お話はというと、男運のない貴莉(受・きり)がこっぴどく振られた直後に
偶然貴莉よりも更に酷い振られ方をしたノンケ禮音(攻・らいおん)と
出会い、ワンナイトラブに勤しんだところ、翌朝勤務先の幼稚園で禮音が
保護者だと判明し・・・!?
しかも禮音の息子である虎輝(たいが・園児デス)は以前から貴莉に
猛アタック中で。笑
と、キラキラネームの親子三角関係モノ(?)でした。

禮音×貴莉の所謂恋愛部分については、最初禮音が男なんて…と侮蔑していたのに、幼稚園で日々接する内に貴莉に惹かれていって…というように
正直ありきたりーな感じな流れで特に面白みは感じませんでした。
うん。いたって普通。
最終的には出会った日から禮音は貴莉のことが好きだったというオチまで
普通・・・。苦笑

こちらの作品ではそのあたりを楽しむってよりは、やはり園児である
虎輝のコマシ発言で楽しむのが一番かなーって思います。

「 すなおにおれのものになっちまえば こいでなくことないんだぜ? 」

貴莉を押し倒して(実際には膝に乗っかってる、ですが)の発言です。笑
どこぞの壁ドン王子様です。( ̄w ̄)プッ
ほかにも「 …だからおれにしとけっていったろ? 」とか色々ありますので
そちらをぜひ楽しんで♪
最後のシーンの“らいおん”に対抗する“たいが”がらぶりーすぎます。
かわいいのにカッコイイ発言で、でも貴莉にはさっぱり想いが届かないのが
(当然なんだけど、、)健気で本当かわよいです。

電子は拝見していないので、エロシーンが増量された箇所が分かんなかったのですが、わかんないくらいしか増えてないみたいです。苦笑
というか。え?これで増えてるってもとはどんだけないの!?
と、ある意味驚愕。
貴莉が結構に野獣系で描かれているのにエロシーンが少ないのはもったいない気が・・・。
どーんっと5-6頁くらい大盤振る舞いに足してほしかったなぁ。
絵が美しくていらっしゃるので今後に期待ですっ

個人的にすごく残念だなぁ、と思ったのが水族館のシーンなんです。
水槽を二人で眺めていると突然禮音が貴莉の手をそっと繋ぐんです。
恐らくこの作品を先に見ていたら残念に思うことはなかったのかなぁ、とも思うのですが。
別の作品でほぼ同じシチュエーションで且つ衝撃的なカット割りの作品を見た直後で・・・。
こちらの作品が見劣りしてしまったです。。。ウーン。ゴメンナサイ

作品としての萌え度は低めなのですが、如何せん虎輝がかわいーから、
まぁいいか。笑
カバー下の1P漫画も虎輝が押せ押せで超かわいーです!
カバーの裏折込部分の4コマ漫画には10年後の虎輝が貴莉に駆け落ちを迫る
シーンが!!
かわいいお子様スキーでえろ少な目なライトなお話がお好みの方には
俄然おすすめですよ♪

4

アングルが面白い。

まず1ページ目のアングル使いに心踊らされ
子連れ作品という事で心傾き 初読み作家さんにチャレンジです。

全体を通してアングル使いが、絵の見せ方が、上手だなぁと思いました。この角度からこう見るの。中々面白い。と。

ただ、結構園の先生としての仕事してない感が半端ない…。子供の前、というか、園の前の公道で、自分は男が好きだとカミングアウトしたり、痴話喧嘩したり、食事誘ってみたりってどうなんだろう。

間にいる子供とどう付き合っていくか。が、私の中での子連れBLの醍醐味なので、ちょっと子供を気にしなさすぎな二人にうーん。と思ってしまいました。

アングル使いと、タイガが少しづつ子供っぽさを取り戻している描写は非常に良かったです♪

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