Renta!限定特典ペーパー付き
いそいそと手に取った瞬間「分厚っ!」と心の声が(多分漏れてない)
ウノハナさんの他作品 銀座ネオン〜や犬と欠け月並の分厚さで読み応えあります。
1ページ目から最後の最後まで、恋する男達の気持ちを"甘く切なく時にはエロくツラく"がめいっぱい詰め込まれてて、読後の今は「ウノハナさん!大好きだーーーー!!!(∩>∀<)∩」と叫びたいです。
ああ…スゴく良かった+゚。*(*´∀`*)*。゚+
健気な片思いの切なキュンに萌えたぁぁ+゚。*(*´∀`*)*。゚+
高校時代、部室で初恋の相手 祐吾先輩(受)と教師の情事を目撃してしまった佳月(攻)。口止めにフェラをされ秘密を共有することになってしまったショッキングな初失恋。
それから月日は経って社会人になり、赴任先の学校で偶然再会。独身寮という名の小さな一軒家で同居をすることになります。日に日に体調が悪くなる祐吾先輩を心配し心労を気遣うと、祐吾先輩は体調を崩した理由を話し始めーー。
高校時代の失恋とダブらせ心がざわめき、失恋したと封印してた恋心は今もなお続いてたことに佳月は気づき。体調が悪い理由の口止め料を要求し、昔の失恋のトラウマを払拭するべく体を繋げます。
先輩には引きずってる恋心があり、エッチをしてても先輩の気持ちが違うトコロにあることを佳月は分かってて。
「この人を揺さぶってるのは、俺じゃない」
「俺は指をくわえて見てるだけ」
そんな風に思いながら体繋げて、少しでも振り向いてもらえるようめいっぱい愛情注いで、世話をして。年下ながら抱擁力のある素敵な攻めなのですが、片思い描写が切ないです(ノД`)・゜・。
佳月が涙ボロボロ零しながら
「本当は先輩の本物の彼氏になりたかったけど」
から始まる下りのセリフには涙腺崩壊で一回本を閉じて泣きました。
所々で高校時代の蹲って泣き崩れてる描写が絶妙なトコロで挟んであって、切なさ倍増・過去と現在の2度失恋気分で、ウノハナさんの技にヤラレた…ヽ(;▽;)ノ
佳月目線で見ると無神経に見えちゃう祐吾先輩。
この人はこの人で体調を崩してトラウマの発作が出るくらい、前の恋を引きずってます。佳月の気持ちを知って、自分が佳月にしてきた無神経さを気に病む場面も。明るくて開けっぴろげな襲い受けの一面も見せましたが、実は一途で健気で繊細な人です。
佳月の献身的な愛情に癒され少しずつ傾きかけた矢先に、引きずってる恋の相手が現れ、動揺し、佳月には誤解をうけ・・・。とラストへ繋がります。
片思いの切ないお話が大好きなので、萌えツボドストライクに入った上に、ウノハナさんの切ないうるキュンの表現に泣かされました。2人のすれ違いっぷりや健気なモノローグなど涙を誘います(ノД`)・゜・。
エロシーンも沢山なのですが、片思いのエッチと両想いのエッチが違ってて、最後のエッチは「良かったねー!良かったねー!!」と心の中で拍手しながら読みました。(あ、どちらのVer.もエロかったです♡)
もうもう、ウノハナさん大好きっ!!の神評価です\(^o^)/
(余談ですが、小学生の腐女子ちゃん達には笑わせてもらいましたw先生×先生を近場で観察するなんて将来有望(^w^)
作家インタビューコーナーで拝見した際に面白そうだったので楽しみにしてました。年下攻めで再会もの、これは読んでみたい!※以下、ネタバレあり
佳月(左・攻め)にとって祐吾(右・受け)は初恋の人。でも当時の自分は経験も自信も無く、自分にとって祐吾は野球部の先輩で太陽のような人だった…そこから成長し、社会人になった今のちょっぴり逆転した年下攻めを期待。たとえトラウマがあるとしてもー。『初恋を処する方法』というタイトルで、佳月の葛藤がもう少し大きく描かれそうですが、"祐吾のトラウマ" がメインかなという印象です。もちろん、もともとそういう作品で、そこがキーなのかもしれません。
最初は、初恋が思いもよらぬことによりシャットダウンさせられた佳月の気持ち(トラウマ)から始まるのですが、やがて祐吾が前の職場から抱えてきている忘れられない恋(トラウマ)へとシフト。トラウマを抱える好きな人がたとえ今すぐ自分を好きになってくれなくても、体の関係を持っていつかその時まで待つ...っていう佳月の思考には不満が残るし、祐吾の忘れられない人に関しては、あんなに終盤まで登場しなくてもよかったのではないかな。そして、ふたりの最初のセックス場面で "バックでいい?" という祐吾のセリフが来た時に、そこが強調されすぎていて…「顔見て出来るようになるまで」の物語なんだなぁと、序盤で楽しみが半減してしまった。
佳月がもっとワンコワンコか、佳月を好きだと感じた祐吾の気持ちが描写から強く伝わってきたら違ったかもしれませんが、自分はこういった展開のし方ってトラウマのメリーゴーランドみたいでどうもすっきりしない、微妙だと感じてしまうようです。どうしても嫌だなと思う部分はないんですよね。素敵な作品ですが、入り込めない部分が勝ってしまった。
ウノハナさんの作品は未読でしたが、表紙とあらすじを読んで、好みそうだな~と思って買いました。
物語としては、よくある話でした。
年下攻めのヘタレワンコは大好物なのですが、佳月はちょっとかわいすぎるというか草食過ぎる感じが否めない。
対して、誘い受けの先輩の方も、ビッチという訳でもなく、元カレと佳月を天秤にかけるほど、佳月の事を想っているようにも感じられず・・・
絵柄や雰囲気は好きなのですが、まったく物語に感動もできなかったし、萌えも見つけることが出来ませんでした。
佳月のキャラが、ヘタレワンコの割には、完璧すぎたのも感情移入できなかった所かな?
料理・洗濯・家事全般が出来て、イケメンで、性格良しなら普通モテモテでしょう。エッチも上手いし、慣れてる感じなのにね。
もっとどこかダメな部分があって、先輩がそこにデレるって展開ならまだ分かるかな・・・
佳月くんの一途さがたまらない。好きな先輩は元カレに未練たらたらの老け専で、一体どうやって振り向かせるのかな?と思っていたら、好きだと伝えて胃袋掴んで甘やかして…と地道で着実なアプローチだった。地道って大事。
元カレ出現からの「もう俺用済みですね」のシーン好きだ。いつも甘々な佳月のダーク顔に萌え。
先輩の魅力があんまり分からなかったな。佳月も先輩を最初に好きになった理由は顔が可愛いだし。
両想いになったら先輩がかなり直球でデレはじめたので、今後の関係性の変化を勝手に期待。
佳月くん、料理すごいだけじゃなくシャンプー自作とか…なんか能力高すぎて、逆に引かれて過去の彼女にフラれてそう笑
ウノハナさんは犬と欠け月でぎゅん!ときてウノハナさんの男らしくも可愛い一面を持つ男性が素敵だな〜とファンになりました。
過去の作品も読みましたが犬と〜の次に好きなのが声はして〜で切ない恋の行方に涙しましたがそれに匹敵する切なさがこちらにもありました!
ウノハナさんの男性は、男らしい外見だったりするのですが今回の受けの先輩は綺麗〜可愛いです!そんな見た目に反して男らしく?ガサツで面倒くさがり!
対して攻めの後輩は努力して外見を保ちつつ中身もしっかりとした乙女度高め!いやかなり高いです‼ランチョンマットにガーデニングにティーカップとソーサーを当たり前にそろえているところや……そこら辺の女性より高くて驚きます!それが女々しく見えないのがウノハナ先生さすが!
高校時代にピュアな恋心を寄せていた先輩の情事を見てしまいショックを受け更にフェラされるという追い討ちまでかけられトラウマになってしまう攻め が気の毒で仕方ありませんでした。キラキラした気持ちだったのにどう受け止めていいかわからなくなりますよね……
受けもただ貞操観念が緩い系だと思い読み始めていたら間違いでした‼受けもまた攻めとは違うトラウマに悩まされていました。
でも元カレが忘れられなくたってエッチの最中に違う人の名前呼んじゃダメだよ……
終盤、受けの元カレが出てきますがイイ人で良かった……嫌な別れ方を受けにして欲しくないと思えるほど受けに感情移入してしまったので……
攻めの素晴らしい包容力に忍耐力に万歳です!最後、気持ちが結ばれたあとの二人のエッチが可愛くて気持ちがほっこりしました。
書き下ろしの最後にご飯の後にマニアックなプレイをしようとありましたが………それも見たかったです(欲深い)
Qpaさんでの連載だったためか絡みのシーンが随所にあって眼福でした。
受けの先輩も攻めの後輩も可愛かったのですが脇を飾った校長先生はミニチュアでキュートでしたし女性の先生も癒し系でとってもいい味が出てました!
切ないシーン、エッチのシーン、くすりとさせられるシーンとたくさん魅せられる場面があり緩急の付け方はさすがウノハナ先生です!スポーツ経験はある主人公ですが犬と〜みたいなスポーツものではありません。声はして〜のような切ない大人の恋愛が好きな方はお好きなんじゃないかな、と!