こんな出会いじゃなかったらよかったのにね

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表題作たぶん恋の話

三波
大学二年生
白坂
大学三年生

同時収録作品想い想われ好き好かれ

光留
19歳
ヒロ
幼馴染

同時収録作品はじめてをちょうだい

和田
高校生
菊谷
高校生

その他の収録作品

  • 君じゃないとだめみたい
  • いつもとちょっとちがうこと

あらすじ

彼女を同じ大学のイケメン・白坂に寝取られてしまった三波。
怒りがおさまらない三波は、白坂がレンタル彼氏のアルバイトをしていることを知る。
復讐しようと白坂をホテルに呼び出し、フェラを強要するが、
後日、寝取られたというのが誤解だったとわかり――!?

作品情報

作品名
たぶん恋の話
著者
大橋キッカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047308176
3.1

(29)

(1)

萌々

(8)

(14)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
84
評価数
29
平均
3.1 / 5
神率
3.4%

レビュー投稿数7

シンプル。悪く言えば単純…

表題作と続編プラス短編2作品収録。

「たぶん恋の話」
付き合ってた彼女を寝取られてしまった!…という勘違いからはじまる2人の物語。
寝取られた!と怒る三波は当然ノンケ。
寝取ったと誤解された白坂はイケメンでモテる。だけどなぜかレンタル彼氏なる怪しいバイトをしていて、これを知った三波は復讐心から白坂を指名して…
と展開するんだけど、その後誤解が解けて友達になるのはともかく好きとなったらすぐ事後のシーンになるとは余りに唐突で…
攻め受けもどっちなのか明確じゃありませんよ。

「君じゃないとだめみたい」
そのまま三波と白坂の続編。2人は付き合うようになりました。
白坂はなんでも自分で抱え込む癖があり、可愛げがないとか言われ続けてそれがいつの間にか深いコンプレックスに。
そこを外側から壊してくれるのが素直に心を伝えてくる三波なわけで。
だから2人はベストマッチングと言えるのかな。
さて、攻め受けも確定。思ってたのと逆でした。

「いつもとちょっとちがうこと」
おまけ的な描き下ろし。
で、このタイトル。内容と合ってない気がしたんだけど…
ラストでピッカーン。もしかしてこの2人、リバップル?
いつもとちがう…っていうのはそういうことかも。これからは時々攻守交代するのかも。

「想い想われ好き好かれ」
幼馴染みもの。
わんこっぽい攻めの方がいつも子供扱いされててちょっと不満を抱いている。今回も旅行に行く約束してたのにドタキャンされて…
…という話は順当ながら、仲直りがいきなりアオカンですか⁉︎
短編の悪いところが出ている。

「はじめてをちょうだい」
屋上で会うようになった片や近寄りがたいタイプ、片やチャラい不良タイプ。だんだん仲良くなって…
こちらも急にHし始めてしまうのでなんだかなぁ…という感想。

表紙はすごく目を引く。綺麗。ポップ。
中身の絵柄も綺麗でとても読みやすいです。
表題作はさら〜っと読める。同時収録作はせっかく絵がいいのに短編の性急さが残念。トータル「萌」で。

0

淡々としている

デジタルで見る以上に紙面の表紙が蛍光色でビックリしました。
内容はというと……全体的にパンチが今ひとつ足りない気がします。

ストレスなく楽観的な物語を読みたい時には良いのかもしれませんが、癒されるとかひたすらほのぼのした関係性の萌えというのともまた違う気がして…


でも逆に嫌な部分なども特別なかったので、ハッピーエンドかつシンプルな話を読みたいなと思った時にちょうど良いと思いました。

幼なじみの話はただ悩んだ末の話合いではなくて、出来事やアイテムなどのきっかけがあったらもっと楽しく読めたかと思います。

0

恋愛初心者

とってもすっきりと読みやすい中・短編集。
表題作が、一応それなりの経験もアリの、大学生同士の誤解から始まる恋。
この作品がだいたい本の半分以上を占めていて、他に、幼なじみ物と、高校同級生物の短編が収録されている。
ちょっとした誤解や嫉妬をスパイスに、きれいな見やすい絵で展開するわかりやすい恋のお話は、エチいシーンも分量的にはそんなに多くないけど必要な分は充分に満たされているし、まあ、王道っていえば王道な作品だけど、ここまですらすらわかりやすくて読みやすいのは、逆にある意味貴重かもと思わせる。
これは、これで気楽に読めていいと思う。

2

長所が短所に

読みやすい、綺麗な絵、は長所になるはずが、読みやすくて印象に残らない。綺麗だけど、引っかからない。

一番よかったのは表紙のデザインだった……。もうちょっとどこかが突出したのを読みたかった。

1

残念

表紙に惹かれて買いましたが、中の絵は普通。
綺麗ですが、これといって特徴もない。

ストーリーがまた…う~ん。
ふっつーなんですよ。
普通過ぎて、ありきたり過ぎて、何の感想も出てこない。
そしてトントン拍子過ぎる。
攻が受に彼女を寝とられたと思い込んで突っ走って、その直後にわざとかというくらいタイミング良く友人から噂は間違ってたと教えられ…。
あと受は実は攻のことを以前から好きだったというくだり…何かもうありきたりだし、その伏線すら全くないのにいきなりだし、何か色々下手くそ。
すいません、作家さんにこんなこと言って。

レンタル彼氏やってた理由も、深い理由があるのかと思いきや、頭数が足りなくて泣きつかれてやってただけとゆー。

何か絵がすごく綺麗なだけに余計残念。
正直、今後この作家さんのは買わないかな~。

4

あっさり展開

大学生の三波(攻め)は、付き合っていた彼女を同じ大学のイケメン・白坂(受け)に寝取られ、腹を立てていた。そんなある日、偶然目にしたレンタル彼氏のサイトで、白坂がキャストとして登録されているのを見つける。意趣返しにホテルに呼び出し、口ですることを強要するが、後日彼女を寝取られたのは誤解だったと判明し…。


葛藤や懊悩なくあっさり進む上に、必要な説明が足りていない感がありました。特に受けがなぜレンタル彼氏のバイトをやっていたかの説明は欲しかったな、お金目当てとか頼まれたからとかでいいから。その理由がなくて、「レンタル彼氏やってます!」だけじゃ話に奥行きが出ない気が。
それと、彼女を寝取られたからと言ってフェラを強要する攻めにはあまり好感を持てなかった。

同時収録の短編が2つ入ってました。
表題作も合わせて、3作とも受けが黒髪で似たような髪型で、作者さんの好みなんだろうなーというのはわかるけど、ちょっと変化は欲しかったです。
あと、3作ともに共通で「男を好きになってしまった」という悩みが皆無で、えっそれでいいんだ…って思いました。

4

読みやすい王道

本屋の店先で、ポップな蛍光カラーの表紙が目を引き
ふらっと購入した初読みの作家さん。

表紙からもっとスタイリッシュな中身を想像したのだが
内容はいたってオーソドックスな感じだった。

話は3つ。
・彼女を取られたと思い反感を抱いたイケメンを
 レンタル彼氏のサイトで見つけ……、という大学生同士の話。
・幼稚園時代からの幼馴染みの、これまた大学生同士。
・バイク事故で留年してクラスから浮いていた高校生と
 屋上で出会ったやはり留年生との話。

秋葉東子さん系の絵は、すっきり見やすくて綺麗。
一番魅力的だった黒髪の受けは、橋本あおいさん風でもある?
お話もどれも王道で読みやすくはあるが、ありがちで癖がなく、
悪くないけれど特別に惹きつけられるところもない感じ。

絵にもストーリーにも一味特徴が出れば……と今後に期待。

6

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