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鬼と鬼鎮めのロミジュリ風味な初々しい高校生の恋物語。
受け様は高校3年生の真人。
両親から大切に愛情いっぱい育てられた心優しい青年。
攻め様は1つ年下の高校2年生仁龍。
ある朝、真人は目の前で起きた交通事故の事で、仁龍から問い詰められるような形で知り合いになり、親しくなっていく。
実は真人は鬼の父と鬼鎮めの母を持つハーフ。
感情が高ぶると鬼の力が出てしまうようになる。
そして仁龍は鬼鎮めの一族。
そうとは知らず、惹かれあう2人。
真人の鬼の力が暴走した時、仁龍が真人を抱き締めてキスをして暴走を止め、以来暇さえあれば鬼の力を鎮めるため、と称してキスしまくる2人ですよ(///ω///)♪
相反する家、家族の反対…
ロミジュリ展開になりつつ、高校生の青春を満喫させてもらいました。
今はまだ突っ走るガキ臭さが残る仁龍だけども、これから先は真人の鬼の力を鎮めるためにも精進していくだろうし。
イケメン街道まっしぐらが想像できる。
でも、今の年下感もまたいいんだよなぁ。
何度かのスレ違いを経て、やっと一緒にいることを選んだ真人。
真人の両親と一緒に拍手でございました。
イラストは北沢きょう先生。
校内でのキスシーンのイラストが大好きです。
あんだけ気持ちよさげなキスをしまくっていたんだから、もっとキスシーンのイラストあってもよかったのに(´∇`)
「鬼」という人外要素を含みながらも
特殊能力を覗けばごく普通の高校生のお話としても楽しめました。
部活や文化祭などの学生ワードや昼休みや放課後の秘密の時間がもぅもぅ…!
アオハルさが感じられて高校生BL大好きには堪りません///
個人的に萌えにドストライクです!!!
男子高校生がずっとチュッチュしてて
付き合ってないけど(←重要)めっちゃキスしてて
息切れしそうなほど激萌え'`ァ'`ァ (*´///`*) '`ァ'`ァ
とっても萌え欲が満たされる1冊でした♪
さてさて。
受け・真人は鬼と人間のハーフですが本人は事実を知らないまま育ち、鬼の存在を知りません。
ゆえに鬼っぽさは一切無く、思考・言動は完全に人間そのもの。
気持ちが激高したときに本人の意思に関わらず鬼の力が暴走してしまう状態に…。
自分は人間なのにわけのわからない力に振り回される姿が切なかったです。
攻め・仁龍は鬼鎮めの一族。
鬼を退治する能力を持つ人間で真人とはいわゆるロミジュリ状態です。
強引で気が強くてベースは年下らしさがないけれど、
恋心と性欲がごっちゃになって言葉足らずになってしまう性急さが子供っぽくて…!(∩´///`∩)
そこそこは経験ありそうなのに本命DTのようなところが個人的に大好きですv
真人は鬼云々の話が出る前から仁龍にほんのり恋心を持っていました。
仁龍は最初こそ鬼を見つけたら即退治!と言っていましたが、
真人の人となりを見定めたあとに「実は鬼だった」ということを知り…。
この時点で仁龍はもう真人を退治する対象とは見られず、
退治はしないで鬼の力を抑えるための儀式「キス」を施す方法を取りーーーと展開します。
放課後に、昼休みに、誰もいないところで、キスのオンパレード!!!(∩´///`∩)
これがめちゃくちゃ萌えました。とにかく萌えました。
昼休みには時間にして30分以上ずっとキスしっぱなし。
(延々とページを割いて描写があるからキスだけなのに妙にエッチィ///)
そんなに長い時間ずっとエロいキスしてて、
もう少し先に…とか我慢きかなくなる若さも堪らない∑(゚◇゚///)ドキュ-ン
で、接触がどんどんディープなものになっていくんですが
「鬼の力を鎮めるために」を大義名分にしているから気持ちの歯車は噛み合ってるとは言えず。
恋心と性欲がごっちゃになって仁龍は強引にコトを進めようとするばかり。
次第に両片思いのすれ違いに発展していって…(∩;///;∩)激萌
高校生ゆえの未熟さがでてしまう関係は萌えますね…!!!
ロミジュリ状態の切なさもあるけれど
キスがたっぷりなせいか甘々の印象が強く残る作品でした。
素直な文章です。
お話の進み具合や、キャラクターの言動、ラストのまとまり具合なども、非常に素直ですので、想像はしやすいです。物足りないと思う方もいるのではないでしょうか。
それら総合して初心者向きかと思います。
気楽に読めて、でも後にはあんまり残らない感じです。
人外が大好きで、鬼の血を引く高校生というのに惹かれました。
んー、悪くはないかと思いますが、攻めの性格があまり好みでなかったのと、受けの真人にあまり鬼の要素がなかったので“萌”止まりでした。
攻めの仁龍は部活とかやってるわりに、先輩である真人にタメ口であんた呼ばわりしたり、高圧的でいつも真人に怒鳴りちらしている印象です。あと、高2にして経験豊富そうなのも、私としては萎えてしまいました。
受けは父親の教えもあり、とても穏やかな性格ですが、ひとたび怒ってしまうとポルターガイスト現象を巻き起こしてしまいます。鬼がテーマの作品なので、真人にはもう少し鬼っぽい設定があればなぁ。
真人の両親がとても好きです。天堂さんの作った料理、私も食べたい。
息子に惜しみない愛情を注ぎ、同性でしかも鬼鎮めの恋人を連れて来られても、反対する事なかった二人に感動しました。あと晃龍さんも好き。
楠田さん、初読み作家さんでした。
ずっと気にはなっていた作品でしたがなかなか手をつけられずにおりました。
カプは高校生同士ですのでエッチはひじょうに薄めとなっておりますが、キスシーンすんごい多くて補ってくれてますねえ(笑
ちなみに三人称受け視点です。
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受けは両親に愛情いっぱいに育てられた、高校三年生の真人。
人付き合いも少なめで地味で穏やかな性格。
攻めの仁龍は空手部に所属する、高校二年生。
体格も良く目立つ容姿で、他学年でも有名人。
両親を就学前に亡くし、兄二人と三人暮らしです。
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真人は鬼のハーフ、そして仁龍は鬼鎮めの一族です。
ロミジュリです。
真人の両親は父親が鬼で、母親が鬼鎮めの一族出身。
それゆえ家族から反対され駆け落ちし、母親が父親の鬼の力を封印し暮らしていました。
子供の頃から父親には腹が立ったら深呼吸と言われ続けたせいか、真人は滅多なことでは感情を荒げず穏やに暮らしていて、自分と両親の正体も知らず暮らしていたわけですが、仁龍の出現で真人の生活は一変することに…
高校三年生にしては真人はぽやぽやした感じで、『ぼく』受けです。
『ぼく』攻めが大好物なのですが、受けも良いですねー。可愛くて。
そしてカラー口絵は着衣にも関わらず色気たっぷり。
真人の表情にドキドキいたします。
極め付けに真人の両親が居酒屋を営んでいるからか、とにもかくにも美味しそうな料理てんこ盛りなんですよ!
夜に読むのはお勧めできません!
何か食べたくなりますよー(苦笑
最後に、読んでいて気になったのは時々挟まれる真人のモノローグが( )になっている点。
視点主は受けなので三人称とはいえ、別に使用しなくても良い気もしますが…
わたしは実はこれが苦手で、それが気になってまったく買わなくなってしまった作家さんもおりました。
ただ今でも思うのは、あそこで買うのをやめないで、もう数冊試して見ても良かったのかなあということです。
楠田さんがそういうスタイルでずっと書かれているのかは不明ですが、今度はもう数冊読んで見たいです。