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表題作女王と仕立て屋

城野大海
20代前半,インテリアデザイナー
志田哲也
30代後半, 仕立て屋

その他の収録作品

  • 1.5針(描き下ろし)
  • 2.5針(描き下ろし)
  • 3.5針(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

その店のスーツを身につけたものは成功を収めると言われている骨董通りにある仕立て屋・SHIDA。
仕事の合間に店を訪れたインテリア・デザイナーの城野大海は、強面の無愛想な男と出会う。
彼こそが伝説の仕立て屋・志田だった。
仕事に誇りを持つ志田の姿に、仕事で行き詰まりを感じていた大海はあこがれ、惹かれていく――。

意地っ張りのインテリアデザイナー×強面の仕立て屋の恋。

作品情報

作品名
女王と仕立て屋
著者
スカーレット・ベリ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
ISBN
9784403665042
4

(446)

(186)

萌々

(142)

(69)

中立

(33)

趣味じゃない

(16)

レビュー数
46
得点
1738
評価数
446
平均
4 / 5
神率
41.7%

レビュー投稿数46

イケオジ好きの教科書。しかも敬語萌え

最初に読んだのは数年前ですが、ベリ子さん作品の中で一番好きです。
もう何回読んだか覚えてないぐらい。

いけおじ好きの方、必見ですよ!!
あら?掛け算前後逆じゃない?と思った方々、えぇ私も最初はそうでした。
でも読み進めると・・・私的には多いに「アリ」。
むしろ、だからこその色気がダダ漏れ!
よって、最高の状態に仕上がったイケおじを堪能できます。

<見どころ>
①首回り採寸のために一番上のボタンを外してくださいと言うところ
②ボタン付け終わって糸を切るところ
③髪を触りながらくすっと笑うところ
④くわえタバコして立って新聞読んでるところ
⑤真っ赤になってどもってる攻めを口半開きで見上げてるところ
⑥聴きどころになっちゃうんですが、本作のBLCDがもう・・・最の高なんです・・・
いけおじ役が新垣樽助さんなんですが、とても低い渋いハスキーな声質です。

ものすごくモーレツにオススメですので機会 and/or ご興味があれば漫画もCDもぜひ!

0

お前呼び、、、

もともと地雷はない方でしたが、唯一無理だった二輪刺しや出産すら克服し、順調に美味しく頂けるようになり、もはや無敵と思っていたのです。

が、ありました地雷。

「お前」呼び。

萌えキーワードでもあるこの言葉。
何故か、この作品ではダメでした。
どうしても受け付けず、ちっとも楽しめなかった。

なんでかな?

女王様らしさの演出のために、「お前」ってあえて使っていたのかなとは思うのです。
でも、最後まで年上の恋人をお前呼びって。
成長して人の気持ちを思いやれるようになったんだから、そこはちゃんと名前を呼ぼうよって思ってしまいました。

お話自体は素敵なお話でしたが、「お前」呼びがどうも違和感を覚えてしまって話に集中出来ず無理でした。言葉って大事ですね。



1

好き過ぎて無理

本作を読ませていただくまでこんな完璧な一冊に出会ったことがありませんでした。丁寧で綺麗にまとまったストーリー、そして魅力に溢れたキャラクター二人共に終始「うわぁΣ>―♡→」としか言えない、語彙力をもぎとられる作品です。

1

甘えるのが得意じゃないオジ受のデレに萌え❤︎

テーラーもの良いですよね〜
無駄のない、美しくも慎ましい所作の男
客との距離はスマートでいて密接ギリギリ

身体の隅々まで(外側だけど)
調べあげるって、なんて禁欲的な関係なのかしら
今にも何かが始まりそうなエロさを感じます

扱った話は結構多いんですけど、
ベリ子先生のテーラーものも
先生らしい機微が流れるように
なんというか、話を止めることなく
はみ出すようなことなく、
話のなかでキャラが生き生きと描かれる
作風は健在で、ほんと素敵です❤︎

なんと言っても、
オジ受哲也さんの色気ですよね!
初めて2人が夜を共にした翌朝
キッチンでタバコ吸いながら新聞読んでる姿とか
スタイルもかっこいいんですけど、
10歳以上離れてる年下の彼を
終始、甘やかしてたのが
弱いところをみせ
大海くんに思いっきり甘えてみたりする
お茶目なところも見せるくらい余裕が
あるかと思えば、
ちゃんと傷ついた過去があり
不器用でいて開き直ると素直で
大胆な哲也さんの素敵なデレが
すごく愛おしくなるキャラでした。

先生の話は、ほんとジェンダーレスで
出会った2人が言葉も要らない感じで
自然と恋に落ちていくストーリーを
2人の会話と心象風景のような絵で
見せてくれる、ほんと大好きな作家さんなんですけど、

今回は大海くんが、改めてお付き合いを申し込む場面があって
それはそれで、年下攻らしい感じがグッときました。
哲也さんも相当キてましたよね❤︎

2人の恋模様と並行して
それぞれが人として大きくなっていく様子も
素敵なタイミングで挟み込まれていて
読み終わると、清々しく
とっても幸せになりました。

おすすめです〜❤︎


1

スカベリ子先生の作品で1番好き

この先生の作品で1番好きな神作。
設定とか世界観は物語の世界って感じだけど、お互いの愛情の温度感とか形みたいなものがすごくリアル。2人とも好きだ好きだとストレートにガンガン言うタイプじゃないから、言葉以外の部分からお互いを想いあってるのを感じられてきゅんっとくる。
1巻完結の作品はそこまでストーリーに期待せず読んじゃうけど、これは心情とか背景描写少なすぎて感情置いてかれたり展開早すぎてモヤッとしたりって事が一切なかった。複数巻正義のスト重さんにも向いてると思う。
BL漫画400冊は読んでるけど、唯一1巻完結の中では作者買いし酔うと思った作品だった。

ドロドロしたのとか無いし、基本的に皆ある程度常識的で良い人達ばかりだから純愛ハピエン系好きな人向きだと思う。

ビジュ重視な人は、ジェラシーの櫓木好きなら受けの志田も絶対好きだと思う。(私がそうだっただけ)
えろメインの作品じゃないけど、志田さんすごく色っぽいし先生の表情の書き方が神だった。なんかエロいんじゃなくて色っぽく書かれてるのが凄い。

1

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