特典付き
9作品収録のアンソロジー。
以下、掲載順にざっと。(作者様敬称略)
「むっちりちゃんとルームシェア♡」斑まだ
初恋のひと・藤丸が部屋探しをしていたのでルームシェアを提案、実現した酒井。毎日藤丸のムチムチに萌えと勃起がおさまらぬ!
からの、辛抱たまらんでついに…
しかし藤丸の方も、という事でまるっとハッピー。
「森のくまさんのきんにくっきんぐ」茶古ねぢを
子供の頃の憧れの格闘技の選手が近所に住んでいた!仲良くなって辛抱たまらん、という同じ感じの展開。
「俺の好きな脇」金子アコ
痩せっぽちだが、ガッチリした佐久間主任に憧れて引っ越し屋さんでバイトしている如月。如月は脇の下/脇毛フェチで、事務所で寝ていた佐久間の脇を舐める!
衝撃なのは「脇フェラ」です。
「かぜ♡おじ」きよずみ々
妹の息子・士狼とデキてる医師の静馬。風邪で高熱を出し坐薬を処方されて…
士狼が入れてくれてそのままHに突入。ショタ攻め筋肉受けの絵面は強烈。
「あこがれのひと」わかちこ
憧れのラグビー部コーチは、部員の肉便器だった…!
ショック過ぎたけど気持ちを伝えて自分だけの恋人になってもらう。
「ぼくのヘヴィプリンセス」松基羊
ニッチなアニメオタクのコウはコスプレイヤーのヌーさんと仲良くなったが、他の人とも交流するヌーさんにモヤって…
ゴツいヌーさんが魔法少女のコスをしてるのが肝。
「これもなにかの縁」マユキ
ボクシング選手の旭(細マッチョ)がランニング中にヒョロ男の成記を拾って、一緒にトレーニングをする事に。ある日不良にカツアゲされている成記を助けようとするが…
成記攻め旭受け。
「指導4回合わせて一本」平未夜
元柔道選手の角松が急に外部コーチと共に部の顧問に決まるが、その外部コーチは学生時代の片想い相手で…
順当な両片想いもの。絵柄はスッキリと読みやすい。
「リングの太陽」鬼嶋兵伍
高校時代の友人で、ボクシングとプロレスに進路が分かれた大樹と冬生。銅メダルを獲った大樹が突然冬生に宣戦布告し…
正に拳でこれまでの不満をぶちまけ、筋肉がそれを受け…全て愛へ!
いきなりHになるという短編の悪い所が出ている作品もありますが、全体に筋肉描写は水準以上。
やはり鬼嶋先生が抜きん出て最高だと思います。
全体では「萌」で。
私はもともと、ロボットアニメのイケメンな童貞男子×筋肉マッチョのCPからハマった腐の女なので、これのグレードUP版「筋肉BL極」をちるちるで知り、これが出る前に買わなきゃと思い買いました☆☆
これは作品が多いので、自分の中のランキング上位3作品の感想を書きたいなと思います。(目次順で書いていきたいと思います。)
【むっちりちゃんとルームシェア】の感想
藤丸の行動にメロメロ♡♡♡な酒井に笑いが止まりませんwwwwwwwwwwww(←私も一緒にメロメロ♡♡♡になりましたが(苦笑))
宅飲みしたことをきっかけに誤解が解け、ハプニングによって両想いになって♡♡♡していきますが、藤丸の乙女な反応にもう♡の目になっていました♡♡♡♡♡
最後に恵が男だったのは私も驚きましたが(゚ロ゚;)
【あこがれのひと】の感想
10年前にいじめから助けてくれた人を目指して頑張ってきた手塚良太が、その憧れの人の尾崎竜助の変わり果ててしまった姿に驚愕し目の前が真っ黒になっていく場面は、私も同じような想いをしたので同感をしました。ですが、彼の場合はこんなことになった経緯と竜助さんの本心を聞き和解して両想いの恋人同士になった展開がなんとも素敵な展開だと純粋に思いました♡♡♡
【リングの太陽】の感想
「お互いに親友同士として大樹はボクシングを、俺はプロレスを」と思っていた冬生を前に、「ふざけた今のプロレスを潰す!!」と勝負を持ち込んできた大樹。勝負をしている2人はカッコいいと純粋に思いました☆☆☆冬生のヒップアタックは「わぉ♡♡♡♡♡♡」と思いましたがwwwwww
冬生の大勝利で終わった後、どうしてこうなったのかを冬生は話し、大樹は本来の気持ちを打ち明けた。そのおかげで、お互いの気持ちが打ち解け合い、両想いになってキスするシーンはトキメキました♡♡♡♡♡♡そのあとに、ふざけながらも♡♡♡するシーンは筋肉同士の♡♡♡の魅力全開でたまりませんでした♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
最後の1コマは本当に感動しました♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
その他にも筋肉マッチョ受けが大好きな腐女子には必見なお話が盛りだくさんです☆☆
これのグレードUP版「筋肉BL極」と合わせて買うことをオススメします☆☆ぜひ買ってみてください☆☆☆
BLが基本線女性向けである以上、今はやりのキレイ筋が王道で、それこそモノホンのゲイさんからいわせりゃ
「男か女かわからん」
クラスにまで美男子なわけですが、それには完全に背を向けた筋肉に定評のある作家さんによる、筋肉のためのアンソロジーです!
筋肉と男らしさと性欲はテストステロン的な意味で連結されてますからウジウジ感は非筋肉系の攻めには若干ありますが、それ以外はサッパリからのコッテリエロで食べ応えがあります。
これで肉だけ分厚くてバランス崩壊してたら怖いんですが、筋肉系作家さんは絶対デッサン的な意味で絵がうまいんです!
ごちそうさまでした。男性美、いただきました。
オススメという意味では禁断のなんちゃら的な繊細さがなくて人を選ぶので自分だけの神棚にしまいます。
