電子版限定おまけ付き
橋本さんの作品は初読みです。
その上タイトルと表紙に惹かれて買ったものの、どうやら別作品のその後のようですね。
でもそれなりに楽しむことが出来ました。
20年来の親友が、恋人になったものの、まだどっちが上か下かを決めていない様子。
見た感じも二人とも、明らかな攻め受けの違いも無いようなので、エッチしてみて決めるというのが、なんとも良かったです。
ただ四十路のオヤジカップルと思っていたのに、二人が若すぎて、全然オヤジに見えなかったのが残念。
この前の作品を読んでいたら、もうちょっと点が上がったかもしれません。
でも面白かったです。
「右か左か」の続編。
期待していた“右も左も”は堪能できなかったものの、この上下の決め方良いなぁ、と思うのでした。
ただ色恋を楽しむだけでなく、ごく一般的生活をする上での悩みなんかもあり、社会人の日常を覗き見るような感じで楽しめますね。
2人の関係を本人達がある程度の着地点を見つけるところまで、が描かれていて、オトナな一冊だなと感じました。
若干、2人が若返ったような気がしますが、そこはご愛嬌ですかね。
ところどこ差し込まれる笑いどころや、クールなはずの北條さんが見せる、キャラが変わっちゃうほど可愛い行動など、コミカルな部分がありますし、何より爽やかな40代なので、所謂オヤジ系の要素は感じず、オヤジが苦手な方でも楽しめるかと思います。
帯に書かれた『どちらが抱くか、抱かれるか』という言葉から、タイトルを見て
“ド下ネタじゃねーか”
と、思わずツッコミを入れちまいましたよ。
20年来の親友から恋人に発展した四十路のオッサン二人が、ドタバタしながらも仲睦まじく愛を育んだりしちゃっている物語です。
本筋は少し違うんでしょうけど、雰囲気としては『きのう何食べた?』に似てますかね?二人で美味しいごはんを食べてるところとか?
面白かったのは面白かったですが、二人とも四十路にしてはやたら若くないですか?見た目や腹筋の割れ具合もそうですが、南海の落ち着きのなさとかに違和感を感じました。大人の恋愛なら、それなりにしっとりとしたストーリーの方が私は好きです。
ま、いつまで経ってもおバカな男性が可愛くもありますけどね。
橋本先生のお話はいつも食もすごく魅力的です。
今回は『ふたりの微熱』の『右か左か』のお二人の続編です。
1冊まるごとお二人の話です!
前巻からもちろん予想してました!
どっちが下なのか!!!
私の予想は当たりました!
どっちも、いい体してるし、あれも素敵な大きさだし、男らしいし…
あとは入れてみて感じるかどうか!!という事ですよね。
それにしても、四十のおじさんの恋愛話って今まで読んだかなぁ…と考えてたのですが、2人とも四十なのは初めてな気がします!
でも、先生も後書きに書かれていましたがお互いパートナー決めるには良い年頃ですね。
読んでいてワクワクするのに、大人だからか凄く落ち着いた雰囲気の作品でした。
途中『スーツを脱いだら』の2人も出てきたので、読み終わった後そちらも読んでしまいました!
やっぱり橋本先生といえば、えろ!
今回もリアルだけど綺麗に描かれていて読み応えたっぷりでした!
ドラマCDも、出るようで楽しみです!
とにかく爽快、コミカル!
タイトルが示す博打感はふたりの関係を揺るがせるような危ういものでなく、ひたすらふたりがすすむための区切りみたいなものでした。
夫婦漫才みたいやテンポのいいやりとりに混ざる不意打ちの北條の本気にやられました~。
好きだって言ったり、コッソリ手を重ねたり、シャワーしながら甘えたり…って必要なことです!!
20年以上、一緒にいて互いを知り尽くした居心地のよい関係のふたりが恋人になるって結構、ハードルが高い気がするんですよね。
若い時みたいに熱っぽさを帯びた感情はないし、40代ならそれなりに「曖昧な関係」との付き合いかたを知っているはず。
事実、あまあま~な感じではなく部活の合宿みたいなにぎやかしさ(笑)
前作ではちょこっと互いの傍に見え隠れする女性の姿にモヤッとしたものを感じていたようですが、今作ではそのへんがまったく削ぎ落とされていてマウント争いと「これから」に焦点が絞られていました。
これはこれで続編!!とハッキリ主張しているようで読みやすかったです。
擦りっこして早くイッた方が負けって勝負から始まったふたりが今作ではジャンケンwww
しかも、その都度!!
南海が連続で負けて素質発揮するものだから、このままいくかな?と思いきや北條が負ける展開。
先攻だった北條が攻守交代するのが良かったな~フェアプレイでした。
ジャンケン後のリアクションがこれでもか!!ってくらいワチャワチャと饒舌で楽しい~。
北條がリードしているように見えますが、実は不安で外堀埋めて南海を囲いこもうとしたり、そのことでケンカみたいになった時に南海の肩に頭のせる姿が可愛い~!!
自信ありげな四十路180センチ強の上目遣いは滅多に見れるものじゃない!
そんな北條に頭突きカマして愛情宣言する南海の男らしいこと!
「よっしゃこいオラァ!!!」かぱーんに無茶苦茶笑いました!!
1冊通じて、それなりにエロい場面はありますがアダルトなお色気はまったく感じませんです。
40のオッサンに色気は求めないでくださいと南海も言っています←
40って言ってはいますが、今巻では目頭の微妙な線がとれて(前作で気になってた)若い感じになってましたね。
上げてるの髪を下ろすってシチュが好きなので北條贔屓…そしてその北條の元カノの古澤さんの結婚が決まって良かったです~!!
しかし、橋本あおいさんの作品は食べ物が美味しそうだ~!!
じゃがいもレシピ知りたいっっ!!
snowblack様
おはようございます~!!
いや~ん、美味しそうなレシピあざます!!
なるほど、甘い系の下味にピリ辛がアクセント
になって美味しそうです!!
絶対、妖精は好きなはずですから作ります!!
橋本さんの新刊を読むたびにテーブルの上の
新作も楽しみなんですよね~(笑)
あのじゃがいもは和風なのかな?
それともアヒージョみたいにガツンとオイル煮??
と読後もすごく気になっていたのです。
コメントありがとうございました。
美味しそうなレシピも含め大満足です( 〃▽〃)
クリボウさま、こんばんは。
橋本さんの作品、食べ物美味しそうですよね〜!
私も思わず角煮作っちゃおうかと思いました。
いや、できれば作って食べさせてもらえればさらに良しなので
南海羨ましい〜♡
ところで、じゃがいもレシピ。
あれ、大きさから言って多分新ジャガイモですよね?
私は似たような料理を作ります。
粉唐辛子を加えて煮るんじゃなくて、七味唐辛子を加えるんですが、
ご参考まで!
ごま油を熱し、皮と皮をこすり合わせて洗ったジャガイモを炒める。
油が回ったらだし汁を加え、弱火にして少し煮る。
砂糖、みりんを加えて煮て、さらに醤油を加えて中火で煮て、
汁けがなくなったら器に盛り、七味唐辛子をふる。