悲しい時には気持ちいい事をするんだよ。

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表題作みぃはなんにも知らない。

さくちゃん ,高校生
みぃ ,高校生

同時収録作品マスタベ

先輩,同級生(名前表記なし)
東屋透,高校生

同時収録作品友達になりたい

後輩(名前表記なし)
五十嵐,高校生,先輩

同時収録作品でちゃうんです。

能登,会社の先輩
みちる,おもらし癖のある後輩

同時収録作品マッシブ・キャンディ

同時収録作品わたしのうつくしいひと

田中,ホスト 佐伯 高校教師
中村獅子,高校生

あらすじ

みぃとさくちゃんは幼馴染み。
ピュアなみぃをさくちゃんは優しく見守ってくれていた、はずだった。

嘘吐き×無垢のシックラブ

=======================

純粋な君を穢したい。

人を疑う事を知らない繊細で優しい男の子、みぃ。
クラスで一番可愛い門倉さんと幼馴染みのさくちゃんが大好き。
けれどみぃは門倉さんに手酷くフラれてしまう。
さくちゃんは悲しみを忘れるための方法として"気持ち良い事"を教えてくれるが…。

究極のネトラセ愛を描いた問題作『わたしのうつくしいひと』を含めた
ノダワールド全開の全6作を収録。

作品情報

作品名
みぃはなんにも知らない。
著者
松本ノダ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784865891898
3.6

(94)

(37)

萌々

(20)

(19)

中立

(7)

趣味じゃない

(11)

レビュー数
18
得点
329
評価数
94
平均
3.6 / 5
神率
39.4%

レビュー投稿数18

短編集。

好き好きが分かれる作品集かなー
短編から超短編までの作品集。
「わたしのうつくしいひと」の表紙の絵をみてから読みたくて
しょうがなかったんですよねww
コミカライズでこっちの表紙を想像してなかったので
「ここかっ!」と思ったのが一番の感想だったりします。

◇みぃくんの話。
つぶらすぎる瞳がとりあえず底なしに見えて怖いです。
表紙のカラー絵も、底なしからあふれ出る涙がなんともww
お話しはといいますと、純粋ピュアっぴゅあな受、みぃくんと
幼馴染くんのお話し。
「あのこ、みぃくんの事が好きらしいよ」純粋なみぃくんの
耳に嘘をつく。
純粋なみぃくんはそれを素直に信じて
その相手の子に求愛行動を。
しかしそれはあくまでもウソなので・・・
幼馴染くんに遊ばれているのかと思いきや、
本当の幼馴染君にちょっぴり狂気を感じました。
人であるみぃくんの代わりに、同じ名前をつけて飼っていた犬。
犬が死んで悲みにくれ、本物のみぃくんを手に入れたら・・・
犬小屋プレイにちょっと萌。
ハッピーエンドでいいのかどうなのか。
正直もう少し先まで見たい。

◇わたしのうつくしい人
これがまた衝撃でした。
「ブサイクBL」なんて特集も最近は多いですが
正直そんなブサイクちゃうやん。と思って読んでた。
可愛げとかなんとか通り抜けてな表現はさすが。
挙句、恋人が他の男に犯されていることに興奮する性格と称して
自らは恋人に触れることをしないとか。
恋人は若く美しい。
まだ誰も触れていない真っ白だった美しい人を
他の男に抱かせるとか・・・ある意味狂気の沙汰。
好きな人のために、ハジメテをささげる受がなんともいじらしく美しい。
ノダさんの描く肉体の柔らかさ。
肉をはむ股のエロさも堪能させていただきました。
まさかの2輪挿まで・・・・・
いつか二人が本当に結ばれる日がくるのか。
しかし、”美しい”という定義をどこに持つかというところが
今回のテーマでしたね。
他人の手でどんどん開発されていく受も合わせておいしい1作。

他短編いくつか。
どれもラストに「そっちかい!」と思わず
ツッコミをいれてしまいました。
ぐぅっと唸る作品集。
決してハッピーなラストとは言えず、好みはわかれるかなと思う。
すんなり納得のラストが見当たらない。
だが、それがいい!面白かったです。

8

ノダさんすごい

今までのノダさん作品の中で一番好きな単行本になりました
アブノーマルをここまで詰め込んで読み手に訴えかけるストーリー
ノダ節炸裂ですよ!
キャラクターのバリエーションも
ショタ、筋肉、ブサイクと振り幅がすごくて!
読みごたえありました
石膏の話が一番好き

メリーバッドエンド好きなのでこれは本当に個人的神作品です(ハッピーエンドもあります


7

『わたしのうつくしいひと』の存在感

なかなか感想が書けなくて、時間が経っても何を書いたらいいかなぁと迷ったまま...そんな一冊です。それから「苦手要素になる人が多そうだな」と感じるものがどの収録作品にもあって、私の場合、評価をするのに神か中立かと迷うような一冊でもありました。

ふゅーじょんからは作者初のコミックスとのことで、テーマアンソロからの短編が多く収録されています。ピンポイントなテーマにもかかわらず、作者が描きたいものを描いているような印象を受けたところは "ノダ作品" だなと思いました。以下は収録作品と初出。

■『みぃはなんにも知らない。』初出:ストーカー男子
■『さくちゃんは病気。』:BABY vol.11r 閉所H特集(みぃは~の続き)
■『マスタベ』:ボコられ受
■『友達になりたい』:ヤンキー受
■『でちゃうんです。』:BABY vol.8r 特殊プレイ特集「おもらし」
■『マッシブ・キャンディ』:ボコり愛男子
■『わたしのうつくしいひと 第1~3話』:BABY vol.5-6r
■『Today’s candies』:「マッシブ・キャンディ」の描き下ろし


後半に収録されている『わたしのうつくしいひと(第1~3話)』(88頁)について。
こちらは一冊読んだような感覚が残ります。すごい発想だと思いました。何にインスパイアされてこの話が生まれたのか、とても気になるのです。冒頭にあるコンプレックスのくだり。ふたりは年代も見た目も違うけれど、それぞれを形成しているであろう「ある部分」(=コンプレックスのもとというのか...)が共通している。理解しようとしなくていい、ただ「好き」と言ってくれ。ずっとずっと胸の奥のほうが痛いのですがラストは・・・なんともいえない後味なのがよいですね。この作品についてものすごく語りたいところですが、ぜひ読んでほしいという願いを込めてここまでにしておきます。他に好きだったのは、ヤンキー受けが◎の『友達になりたい』(8頁だけど)。両キャラ&ビジュアル、セリフ、コマに萌え、おそらく今までに数十回リピ中です。

甘いのや「きゅん」を求めるとき、軽く本を読みたいときには向きません。でも、なんでも読むという方、初出をご覧になってテーマが大丈夫そうな方には、ぜひ一度手に取ってみてほしいと思います。

6

みぃちゃん可愛すぎる...

ちるちるさんの記事で発売されることを知り、発売日に買いました。何と言ってもショタ...ショタ受けですよ...しかもピュアで純粋すぎる天使設定とか...これは...買うしかないでしょう。私は割と初めての作者様でも迷わず手に取るので初買いに関しては特に問題なく...。で、肝心の内容なのですが、いくつかのお話が掲載されている短編集でした。表題作は2本、短編が2.3本、3話完結のお話が1本位の割合でした。私としてはもう少し表題作が読みたかった...(;><)だってみぃちゃん可愛すぎるんだもの。さくちゃん病みすぎてて可愛すぎるんだもの。ヤンデレ嘘つき攻め、純粋天使受け、という言葉に反応された方は是非手に取ってみてください...!!とにかくみぃちゃん可愛すぎます。さくちゃんと一緒に攻めたくなります。おすすめです。後、地味に3話完結のお話も好きでした。ぶさいく攻め×イケメン受けなのですが、いじめを題材にしたお話で、しかも攻めが特殊な性癖を持っていまして、地雷な方には地雷だとは思うのですが、私は普通にいけました...!!この作品は好き嫌いが分かれそうです。よくよく皆さんのレビューやあらすじを確認していただいてからの購入をおすすめします。特殊です。特殊BLです。でもおいしかったです。みぃちゃん可愛いです。拙いレビューですみません...

5

救済

メリバ好きならたまらない作品集ではないでしょうか。
それぞれのタイトルのつけかたに
作品を読み終えた後、再び「う~ん」と唸らせられました。

「みぃはなんにも知らない」ことは何を表しているのか?
彫像を愛す「マスタベ」の彼が本当に愛しているのは?

「わたしのうつくしいひと」はメリバでありつつ
より強く“救済”を感じました。
事後、シーツから顔をだし攻めを抱きしめるシーンは
さながらミケランジェロのピエタのようでした。

一瞬を切り取る短い言葉のなかに作家さんのセンスが光っていました。

4

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