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アメリカで暮らす主人公のリクは、恋人と3か月続かない。
別れるときに言われるのは「重い」
リクは、愛が重いタイプ。
そんなリクをずっとデートに誘う敏腕経営者のオーナー。
リクは、自分をからかっていると思い込んでいた。
でも、人を見る目は確かなオーナーは、
リクの失恋の痛手を癒すように、尽くしてくれる。
愛されて甘やかされることに慣れていないリク、でも、徐々に絆されていく。
ハピエン。
目新しいテーマじゃないけど、傷ついたリクが恋を楽しめるように変化していく様子が素敵。
絵柄が素朴過ぎて地味だと思う。
もうちょっと、主人公が魅力的な絵柄で書かれて居たら、楽しかったかも。
ひたすらに受け君が愛され溶かされる展開に萌えて萌えて仕方なかった…!
スパダリ×不憫受けのテッパンの組み合わせ。
いつも「重い」「疲れる」と言われ、恋人と一度も3ヶ月以上続いたことがないカフェのサーバー・リク(受)。
そんなリクに毎度毎度「デートしよう」と声をかけてくるのがスパダリ攻め様、カフェのオーナーのジョシュ。失恋して傷ついたリクにベルガモットティーを淹れて優しく慰め、その晩関係を持ってしまった二人。”遊び人のオーナーと一晩寝ただけ、ただそれだけだ”と思おうとするリクだけどー
と続くお話です。
失敗続きで、恋をすることに極端に臆病になっているリク。
そんなリクに”つけ込む”ような形で体の関係から始まったとはいえ、スパダリ攻め様がリクを想う気持ちが、眼差しからセリフから態度からビシバシ伝わってきて、もうたまらなかった…!
一方のリクは、優しさに包まれて愛されて、もう恋の沼に落ちていることは自覚しつつも、もしもこれが「遊び」だと言われたらどうしようーー
と不安になって一人で悩んで、一人空回りしちゃうんですよね。
大丈夫だよーーーー!!その攻め様、信じていいよーーー!飛び込んじゃおうよーー!!と、全私が叫んでた。。(心の中で)
リクの友人・ジンの言葉が響いたなあ。
「ちゃんと自分で味わって確かめなきゃ 分かんないことは山ほどある」
そんな友人の声に背中を押されて一歩踏み出すことができたリク、良かったね…!と、泣くような切ないお話ではないはずなのに、なぜか読みながら涙流してました。。涙腺だいぶ弱くなってます。
誤解とすれ違いを経て、夜中のリクの突撃からのえち中、「もう俺以外見ないでー」の攻め様の言葉に心を撃ち抜かれました。
心いっぱいに愛で満たされる溺愛スパダリ攻めの物語…だったんですが、読書中も読後も、甘いものと紅茶が欲しくてたまらなくなるので注意が必要かもです!笑
普段溺愛モノをあまり読まない私からするとかなり甘い話だと感じました。
舞台はアメリカ、幼い頃から渡米した受けと、受けが働いているカフェのオーナー攻め(外国人)。
これだけで、日本と違い愛の表現を躊躇いなくストレートに表現する溺愛攻めにとことん甘やかされる受けという物語を予想してましたが、
さすが外国人であって体の関係を持ったとしてもわざわざ言葉で「付き合いましょう」と告げないし、確認もしない。
最初は一晩の過ちだと思ってる受けだが、デートが重なり何度も情事を交わしてどんどんハマっていき、ただの遊びかもと勘違いして悩んで傷つくーーすれ違いモノによくあるお約束の流れではあるが、個人的にこういうのが大好きなのでニコニコしながら拝見しました。
余裕のある大人とちょっと子どもっぽい受けの、甘みのなかにほんのりとした苦みが滲む格差恋愛。
読後とても幸せな気持ちになりました。
そして個人的に、主人公の攻め受けより、受けとルームシェアしているジンが好きで気になってます(笑)
キタハラ先生の作品は食べ物系のタイトル多い気がします。この作品名は紅茶とお店の名前ですよね。
表紙が爽やかでベルガモットが綺麗な色をしていたので購入しました。
恋愛が苦手で3ヶ月ももたないリクの失恋から始まるけど、最初は重いのが理由で振られるのかと思ったけど、それだけじゃなかったんですね。
イメージ的はゲイの方の中にはえっちをするのが目的という人が多い気がして。ごめんなさい。私の勝手なイメージです。
リクが恋愛下手な理由はいくつかあるようでした。
オーナーの誘いを最初はからかってるくらいにしか思わなかったのは、オーナーが冗談ぽく誘ってたからなのかな。結構本気で誘ってるように見えたけどな。
オーナーに自分たちは付き合ってるか確認する時の不安が伝わってきました。でもジンが言う通り、それよりも好きって伝える事が大切なんですよね。
結局オーナーの恋愛も本気の相手には不器用だった。
リクは今までは尽くすタイプだったみたいだけど、たまには尽くされるのもいいと思う。尽くされるのに弱いタイプだと思います。
オーナーに愛されていても、ジンとの同居は続けて欲しいな。
失恋したばかりの、恋愛があまりうまくいかないリク。親の再婚で15歳からアメリカで育った日本人。カフェ「サニーデイ」で働いています。
「サニーデイ」オーナーのジョシュはそんなリクを誘っています。
カッコ良くて仕事もできて包容力があって優しい。
癒し系スパダリ、、、。できる男、、、。お料理上手、、、。素敵!!
最初は良い印象を抱いていなかったジョシュをどんどん好きになるリク。
でもジョシュの仕事が忙しかったり、素直になれなかったりですれ違います。
スパダリでリクを溺愛してくれるジョシュですが、仕事もちゃんとしているし常識人。砂糖漬けほどあまくはないかもしれないです。
でも、リクに自信や前向きになれるきっかけになるジョシュは素敵だし、程よくあまかったです。
胸やけしない程度の甘さの癒しでした。