エッチの時はとってもみだら…♥

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表題作雌お兄さん

その他の収録作品

  • 都みめこ「兄弟ごっこの恋模様」
  • みちのくアタミ「イイことわるいこと」
  • 五月女えむ「ロックアップモーテルで待ってる」
  • カシオ「二丁目の長い夜」
  • ろむ「ぼくといやらしい先生」
  • 松基羊「パパは先生に知ってほしい。」
  • ハジ「ノラ猫の甘い憂鬱」
  • みつこ「君は知らない」
  • ぴい「演じてラヴァー」

あらすじ

一見真面目で平凡な人。でもその本性は誰も知らず、そのいやらしい姿は誰にも見せれない…。
滲み出る色香に当てられて、一度触れてしまえばもうその魅力から逃れる事はできない――…。
それが「雌お兄さん」。

執筆者:みちのくアタミ/みつこ/都みめこ/カシオ/松基羊/ろむ/ハジ/五月女えむ/ぴい

表紙:ぴい

作品情報

作品名
雌お兄さん
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
発売日
ISBN
9784861348846
2.8

(16)

(1)

萌々

(2)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
41
評価数
16
平均
2.8 / 5
神率
6.3%

レビュー投稿数6

色んなお兄さんがいますね

9作品収録のアンソロジー。お題は「雌お兄さん」。

雌お兄さん、と聞くとドエロな肉食系ビッチ美人が誘い受け・襲い受けで〜…というイメージだけど、本作は私基準だと「雌お兄さん?」みたいな作品もチラホラ。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)

都みめこ「兄弟ごっこの恋模様」
突然知らない男に「…兄さん…?」と声を掛けられてから奇妙な兄弟ごっこを続けている清二。
どんどん「弟」の将文に惹かれていくゲイの清二は遂に一線を越えるが…
確かに襲い受けだけどメスじゃないし、どっちかというと腹黒攻めのカテゴリーだと思った。

みちのくアタミ「イイことわるいこと」
4ページのSS。
家庭教師をかって出てくれる近所のお兄さん。2人きりになると…
本当にワルいお兄さんだこと。

五月女えむ「ロックアップモーテルで待ってる」
俳優の朝日向は今ひとつ伸び悩み後輩にも追い抜かされ、枕営業に身を染めようとしていたが…
その後輩に助けられますよ。これは全然雌お兄さんじゃないなぁ。

カシオ「二丁目の長い夜」
クラブに舞い降りた美少年。狩られたげな佇まいに誘わずにはいられない…
翌日、会社にて連絡先を聞かなかったことを後悔しながらため息をつく篠田の前には冴えないSEの並木が。
あるあるネタ〜! こういうギャップが雌お兄さんですね。

ろむ「ぼくといやらしの先生」
生徒たちの欲求不満もお世話してくれる塾のアルバイト講師(普段は大学生)。毎回違う子の相手をしていて…
うん、確かに雌お兄さんだ。天然タチ悪い!

松基羊「パパは先生に知ってほしい。」
子供を連れて保育士の七瀬の家に転がり込んで主夫になった浩二。元はデリヘルボーイだった事を七瀬に告白したが…
元雌お兄さん、って事ですね。嘘のない2人は本当の家族になれそう。

ハジ「ノラ猫の甘い憂鬱」
デリヘル男娼のカトリが本気で想っているのは、店長。でも店長はカトリに言わせない。カトリも言わせてもらえないことはわかっている。
切ないけれど、戯れのようでもあり…

みつこ「君は知らない」
「鬼軍曹」という渾名の厳しいプロジェクトリーダー・中嶋の趣味が感動系DVDを見る事、と知って面白がっていた青木だったが…
中嶋が可愛く思えてきて好きになっていくお話。私的には雌お兄さんとは違うんだけど、この作品が絵柄も話も一番好きです!

ぴい「演じてラヴァー」
2ページのSS。
わざと鍵を開けておいたり、来る時間にシャワー浴びてたり。それは「変質者に強姦?」ごっこなのかも。
まあ雌お兄さんかな?


こうして見てみると、雌お兄さんってワルい要素が必要だと思いました。ちょっとでも健気が入ると雌感じゃなくなる…っていうか。

0

ページ数に大人の事情が出過ぎてやしませんか

ハジさんの作品が「DOUBLE HOUND」の店長×カトリと聞いて、店長(垂れ目三白眼のイケオジ♡)推しとしては「これは買わねば!!」と思ったのですが、いかんせんページ数が少なくて…
レンタが今やってる1チケキャンペーンの恩恵にあずかってやっと読みました♪
レンタさんありがとーう!
ちなみに修正は白抜きです。

それにしてもこのページ配分はなんなんでしょうかね?
(各作家様のページ数は一番最初にレビューされている東雲月虹さんが丁寧に書いてくださっていますよ)
第2弾の「パリピ -party☆people-」が先日出ましたが、そちらのレビューを読ませてもらうとやっぱり同じような配分差があるようで。
200ページ弱で1000円とそれなりなお値段設定なので、これでは買い手を大きく取りこぼしてるんじゃなかろうかと要らぬ心配をしてしまいます。

さて、中身ですが。

お目当てのハジさんは6ページ。
デリヘル店長×従業員。
「雌お兄さん」かと言うと…んー雌お兄さんかなぁ?と思ったのが正直なところ。
でもカトリ可愛いわぁ♡
そして店長のイケオジダンディズム!
店長の掌の上で上手く転がされながらも束の間の幸せを感じてるカトリにキュンとします。
それにこれ、店長だってまぁまんざらじゃないっしょ(*´艸`*)

テーマ的に「読みたいものが読めた!」と思ったのは、みつこさんの「君は知らない」。
リーマン同士。後輩×先輩。
ページ数もたっぷりあって満足感高し!
雌お兄さんと一口に言っても定義は人それぞれだと思いますが、私の中では、
「クールでストイックそうな見目麗しいお兄さんをいざ脱がせてみたら」→
×ビッチでエロかった…みたいなんじゃなくて、
○「すんげー可愛かった!!!(≧∇≦)萌萌萌」みたいの。
はあああぁぁあぁ先輩可愛かった〜〜〜

総評としては、ライトなエロ萌えアンソロで、自分の好きなタイプの雌お兄さんが見つかれば楽しめるかなという感じです。
作家毎のページ配分がもうちょっとどうにかなればいいのにな。

4

まだまだ足りない!!


んーー。この作品の中で個人的に雌お兄さんなのが
「ぼくといやらしの先生」です。

後の作品はあまり雌お兄さん、という感じではなかったですね!

ぐちゃぐちゃになったお兄さんがまだ足りないなぁという感じです。

1

ページ数に問題あり。

アンソロジーだから一人一人の作品ページ数は少ないだろうと分かってはいました。
でも目当てのお二人、ぴい様とみちのくアタミ様のページ数が2pと4pってあまりにも少な過ぎたのでショックでした。

アタミ様の作品は、二人の関係は近所に住んでいる幼馴染(?)で、勉強を教えに来てHしてる、という状況が分かります。

ぴい様の作品は、唐突に始まりすぐに終わってしまいましたが、艶っぽくてエロ可愛かったです。
とらの特典ペーパーで、二人は電車で初めて知り合って、いろいろあったらしいと会話で察しましたが、もっとじっくりと長いお話が読みたいです。

初めて読んだ、都みめこ様の作品が結構好みのお話だったのは嬉しいです。
なんちゃって弟として膝枕とか甘えてくる攻めに、受けはもっと性的に仲良くなりたいと焦れてくる様子が面白かったです。

2

創刊アンソロ☆掲載ページの差がすごい1冊

こちら、これが創刊号になる、
フロンティアワークスによるアンソロジーです。
今後は、
パリピ(3人以上の、その場のノリでのグループセックス)、
民族(つがいの掟、村の因習など、抗えない運命に蹂躙されて…)、
などの仮題で第2弾、第3弾が用意されているようです。

今回の創刊号を読んで、今後を買うかは正直微妙…です。
普通アンソロだと、好きな作家さんが何名も名を連ねていると、
とても気になって買いたくなるのですが、
このアンソロは収録ページに差がありまくりで、
読んでみないとどれだけ掲載されているか分からない!ので、
次を買うのは躊躇してしまいそう。

今回の本では、
表紙を飾った ぴいさん の漫画はたった2Pだったので、
ぴいさん目当てで買ったファンの方からは反感を買っていないのか、
もう買わない!と思われてないか、心配になっちゃう…大丈夫なのかな…
わたしはぴいさん目当てではなかったですが、
収録されている2Pの漫画も、
とらのあな特典の ぴいさん のペーパーもすごくよかったので、
もっと長くしっかり読ませてほしかった!!と強く思ってしまったな。


特に好きだった作品の内容も少し…☆

■ぴいさん『演じてラヴァー』
恋人の攻めが家に来るのが分かっていて、
わざと鍵を開けてシャワーを浴びていてた受け。
「どうせ変質者に犯されるプレイでも期待してたんだろ?」
そう攻めにちょっとイジワルな風に言われて、
『分かってんならノってよ、じゃあ、今からでも犯してくんない?』
そう答えて後ろを広げて見せる、その受けの煽る表情がすごく色っぽい!
完全に立場が受けの方が上なのも、
ギャーギャー言いながらエッチになだれ込む様子も、
受けの『優しくほぐすなっ』のセリフにも、思わず笑っちゃった☆

■ハジさん『ノラ猫の甘い憂鬱』
既刊コミック「DOUBLE HOUND」のスピンオフ。
デリヘルをしているカトリが、結構年齢が上の店長に片想い。
客をとり終わった後に、気分アゲるの手伝って?と、
カトリが店長にお願をして体を弄ってもらう。
感じながら「一番好きな男には絶対抱いて貰えねーんだもん…っ」
そう切ない気持を店長にぶつけるカトリだけど、
その相手が自分だと分かっていながら、
上手く躱しつつ大人の余裕と色気を出す店長、魅力的すぎました!

■みつこさん『君は知らない』
ページが多いのもあって、一番読み応えがあると感じたリーマンもの。
仕事ができるけど冷酷で陰で鬼軍曹と呼ばれている受けから、
いつも散々怒られて恨みが募っていた部下(攻め)。
ある日レンタルビデオ屋で、
受けが感動の動物モノを借りようとしているのを、攻めが目撃。
顔を真っ赤にして「言わないでくれ…」と受けにお願いされ、
弱みを握った!利用して憂さ晴らしをしてやれ!と思っていたのだけど、
だんだんと素の受けを知って惹かれて…
受けの、格好いいのに雌っぽい色気がぶわっと感じられる時の顔が、
すごくよかったな~コミック化されたらぜひ買いたい☆

修正は、白帯と白丸の両方使いでしたが、
そんなに気にならない感じでよかったです。

やっぱり、作品によって差がすごいページ数が次回買う時のネック、
表紙にどの作家さんが何ページ掲載か書いてくれるといいのにな。

7

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