ボタンを押すと即立ち読みできます!
読み終えた今、じわじわとくる甘々さ加減に『うぎゃー!!』と叫びたくなるほどに、幸せでほっこりと心温まる純愛ストーリーでした。
これ、好きです。
間之あまの先生の作品でも上位に入るんじゃないかな?と思う程に好きです。
受けさんの景視点で終始進められるお話。
なのにも関わらず、攻めさんの久瀬さんの気持ちは読み手にはダダ漏れなんです。
イラストの久瀬さんの景を見る目も相俟って、こっちが恥ずかしくなるくらいベタ惚れなんです。
そんな久瀬さんの気持ちに気付かない景が、可愛くていじらしくて…。
潔癖さが故に人との関わり方もろくに知らず、恋愛事に関してはほとんど無知と言ってもいい程に純粋過ぎるので、久瀬さんに長い時間をかけて懐柔させられていく様を見ているとニマニマが止まりませんでした。
手を繋ぐこともキスもそれ以上の行為も、潔癖症の景にとってはどれもハードルが高い分1つ1つが特別な事なんだな、と考えさせられました。
そんな、普通だったら面倒くさいと思ってもおかしくない景に対して、少しづつ少しづつ慣れさせていきながら距離感を詰めていく久瀬さんも健気でいじらしくて…。
前半の方で2人が両片思いだと分かっている分、最後の最後に記憶が戻った久瀬さんと景がやっと想いが通じ合う場面では、思わずウルっとしてしまいました。
記憶喪失ものにも関わらず、こんなにも甘く仕上がってるのは間之あまの先生ならではですね!
またデロデロ甘々ものが読みたくなったらきっと読み返すであろう、大好きな1冊が増えました( *´︶`*)
間之先生、初神!攻めさんがすごく好き!
でろでろでろーと吐きつつ、糖分補給完了!萌2! ということが多いのですが
間之先生のあまあまが久しぶりだったせいか、とっても読後感がよく、神!
sprince(スプリンセ)というアパレルメーカーが舞台となって、
片恋、初恋 に続く3作目と思います。
当作品の攻め受けが前作、前々作に出てたかどうかは不明。
強烈キャラ sprinceの女社長さんは前2作とも出てた気がする(笑)
その女社長さんの甥っ子で、sprinceの写真を一手に引き受けてるのが
当作の攻めさんでした。
この攻めさんの人誑しっぷりが最高!
天然っぽい顔してるけど、絶対腹の中で企んでるよーーーーーー
今までも何人もその気はないのに誑し込んで、
「ごめんね?」をやってるはず!
なのに、その誑し込み笑顔をやめないのは、もう腹黒だろっ
と勝手に思ってます(笑)
最初は受けさんの潔癖症気味なところをちゃんと計算に入れ、
ゆっくりゆっくり近づいて行ったところが好感度大。
その後も モテます好青年的な感じでいますが
途中からは百戦錬磨的に受けさんにやりたい放題やってます。
計算してるんだろうとは思うんですが、欲しいものは欲しいんだから
攻めさんエライ!よく我慢した!と思います♡
また受けさんもゆっくりながら自分から変わっていこうと努力し
最後、きちんと頑張ったところがとても嬉しかったです!
うーん、久々甘々堪能できました!
電子書籍。285ページでイラストなし。
本当に買って良かったと思いました。最初から最後まで楽しめました。
素晴らしい作品です。
では内容について
主人公(受け)は凄く好みの性格でずっと応援したいようなキャラクターでした。嫌なところなど一つもありませんでした。
もう本当にこころから幸せになってほしいです。
攻め様は受けが一目惚れというところがツボでニヤニヤしながら読みました。
嫌いになるようなキャラクターはいませんので、安心して読めます。
癒しを求めている人は是非読んでみてください。
作家様買いです。
有名フォトグラファーの遼成と、遼成の事務所に週二回事務として働いている景のお話。
最初はこの二人良い感じに上手くいきそうだなぁって思ってたんですけど
まさかの遼成が記憶喪失になってしまい
今後どうなるの!?とハラハラしながら読みました。
その後、遼成の記憶はないものの二人は再び惹かれ合って付き合うのですが
最悪のタイミングで記憶を取り戻す遼成。
そこからしばらく胸が痛かったです。
景の気持ちが…ね…。
一緒に住んでたから、何をしても遼成を思い出すって
ある意味とてつもない地獄だよね…って読みながら思いました。
ララちゃんにとてつもなく腹立たしくなったけど
その後の展開を読むとララちゃんのことはどうでもよくなったし
あぁ~やっぱり甘い!最高!ってなりました(*´▽`*)
やっぱり甘い作品を読みたい時は間之先生だなぁと
ひしひしと再確認させられた素晴らしい作品でした(*´▽`*)
甘いだけじゃなくて涙が出るぐらい切なさも感じるんです。
ほんとに素晴らしいお話でした♪
人たらしなカメラマン攻めと、潔癖症の経理事務員受けの、9割いちゃいちゃ、1割切ないラブロマンスです。
社長に頼まれ、社長の甥の会社に出向して経理をすることになった受け。社長に連れられて対面を果たすのですが、初対面の時点からお互い意識しまくりです。
受けは度を越した潔癖症で、昔付き合った女性とのディープキスが気持ち悪く、その時点で恋愛はあきらめたというキャラです。
その受けの潔癖症を初対面で見抜いた攻めは、少しずつ距離を縮め、スキンシップを取ったりアピールしています。でも受けは、攻めの甘い言葉や優しさも、誰にでも示されるものだと思っています。
そんな日々は、階段から落ちそうになった受けをかばって頭を打った攻めが記憶を失い、自分自身のことや、受けを含めた身近な人のことをすべて忘れてしまったことで一変します。
記憶を失ったのにパニックにも陥らず、飄々としている攻めは、ちょうど1ヶ月撮影旅行に行くことになっていたのを利用して受けの家で過ごすことに。…ということで、記憶のない攻めと潔癖症受けとの1ヶ月の同居生活が始まります。
攻めの、非常事態にも動じないキャラクターにとても好感が持てました。あまり物事を深刻に考えないタイプなのに、神経質な受けのことは細やかに思いやって、記憶を失う前も失ったあとも追い詰めず、追い込まないのが大人だなぁと思いました。受けも、潔癖症なのが自分でもコンプレックスで、攻めに申し訳ないと思っていたり、できれば治りたいと思っているのが健気でした。
神じゃなく萌×2なのは、何かマイナス点があってというよりは全体的なインパクト不足。ちょこちょこした萌はあるのですが、いつもの間之さんと比べればきゅんきゅん来るような萌や悶えるような切なさが少なかった気がします。
物語の中心である、記憶を失った攻めとの1ヶ月の同居生活が、ほぼ受けと攻めの2人きりだったのですが、誰か1人事情を知る脇キャラなどがいたらよかったなと思いました。受けが相談できる相手がいれば、「こういう状況になっちゃってるんだけどどうしよう」とか「攻めの記憶が戻っちゃって身を引こうと思ってる」などと相談して、そのキャラに「それでいいのか」みたいに言ってもらうことによって、切なさが大きくなったかもしれません。